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高校生の想像力

新入生への最初の授業は、今後の国語の授業のオリエンテーションのようなものを行いました。


2年生・3年生は、良くも悪くも学校に「慣れている」ので

チャイムが鳴ってからようやく席につき始めます。

1年生はというと…

チャイムと同時に教室に入ったのですが、全員が座って静かに待っていました!


さぁ、これがいつまで持つか笑


話は戻りますが、国語の授業オリエンテーションということで

持ってくるもの、ノートの取り方、成績の付け方などを説明します。


そして、それと同時に「身につけたい力」についても触れました。

中でも私が強調したのは、「想像力」です。


この「想像力」ですが、私の好きな授業実践の中に、
漢字ゲームがあります。

どういうものかというと

①隣同士でペアをつくり、片方にお題を見せます。
②そのお題を漢字3文字で表現します。
③相方が、その3文字から想像して、お題を復元します。
【注意】
例えばお題が「徳川家康」だとします。
○「武士」や「江戸」など、熟語を作るのは不可。
○「徳」など、名前の一部を使うのは不可。
○「斗句河」など、当て字も不可。

このルールを示してゲームスタート。

お隣どうしの関係がぎこちなくても、このゲームを通して仲良くなれます。



お題「インスタグラム」の時に、ある男子生徒の想像力の爆発を見ました。

机間巡視をしたとき。

生徒たちは各々に漢字を書いています。

「写」「画」など、画像を表すもの。
「投」「稿」「載」や、「友」「繋」など…
なかには「バエル」から「映」を出したり
「盛」という字など様々です。

そんななか、ある男子生徒の回答をのぞくと…

「写 女 井」


???

「写」はわかるし、「女」も何となくわかります。


「井」???「井戸」の「井」???


「ねえ、これは何で使ったの?」


「あぁ、これは『ハッシュタグ』です。」




なるほどーーー!!!!!!天才かよ!!!!!!

その相方の生徒は、すぐにわかったようです。
すげぇな、高校生よ。


今後が楽しみです。

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