正直レビュー|台湾コスメの王者、hemeのコンシーラーを使ってみた💄
初めての記事では、台湾の主要なコスメメーカーである「heme」のコンシーラーを紹介します。なぜこのメーカー、そしてこの商品なのかというと、私が何度もこのhemeのコンシーラーをリピート購入してきたからです。
以前は常にSAEMのものを使っていましたが、hemeのコンシーラーを実際に試してみると、手放せなくなりました。まさにその虜になりました。
この体験を通じて、台湾コスメに興味のある人々に、この商品の利点を共有したいと思い、実際の使用感や注意点などを詳細に書き記しました。
また、この記事で紹介する商品はすべて私が自腹で購入したものであり、PRではないです。参考になれば幸いです。
一、heme について
まず、「heme」について紹介します。台湾のファッション情報誌「Bella」によれば、hemeは2003年3月に初めて創立され、準備期間を経て2005年に若者向けのスキンケアを発売しました。
このブランド名「heme」は、「he」と「me」から派生した造語であり、誰もが使えるコスメを意味しています。性別に関わらず、誰でも利用できるという理念が込められています。特に性別に拘るのではなく、誰もが利用できるというアプローチは、同性婚が合法化されている台湾らしいですね。
手書きのロゴは、イラストレーターのジェフリー・フルビマーリがデザインしました。現在、hemeはスキンケアではなく、ルージュやアイシャドウなどのコスメを中心に商品を開発しています。
二、heme のコンシーラーについて
台湾のアットコスメによると、今回紹介するコンシーラーは2021年の秋に発売された商品です。台湾の公式サイトでは、8つの色展開があります。
それぞれが00 Fair、01 Ivory、02 Beige、03 Sand、11 Rose Ivory、12 Rose beige、21 Olive Green、22 Honey Peachです。
この8つの色の中で、00から03までの4つの色はイエローベースの人向けであり、一方、11から12までの色はピンクベースの人向けです。最後に、21と22はクマやシミを補正するための色です。
※イエローベースとピンクベース
日本で流行っているイエベとブルべに似ています。イエローベースがイエベに、ピンクベースがブルベに該当します。
ずべての色の共通している特徴としては、以下の2つがあげられます。
三、私の肌スペックについて
元々は脂性肌(オイリー肌)でしたが、大阪で3年間過ごした結果、混合肌になりました。オイル系のスキンケア製品を使用することができません。冬はローションを使えますが、夏は化粧水と美容液しか使えません。また、ローションやクリームを塗ると翌朝にはすぐにニキビができてしまいます……
四、使用感想・メリット
使ったことがある色は11 Rose Ivoryと21 Olive Greenです。
まず、11 Rose Ivoryについてレビューします。一言で言うと、顔に塗っても乾きが早く、伸びが良いです。
カバー力はちょうど良く、特にニキビができやすい顎に塗っても夏でも問題ありません。以前の経験から、カバー力が強すぎると顎や小鼻の治安がすぐに悪化します。また、厚塗り感もありません。
退勤後の食事や女子会など、予定が多い会社員にとって、持続力も重要ですね。夏でも、朝8時半にコンシーラーをつけても、夜の9時になっても崩れません。台湾華語では、皮脂が分泌し、コンシーラーが程よく崩れた肌を「バター肌」と表現します。hemeの製品はそのようなバター肌を作り出してくれます。
Rose Ivoryをつける前に、私はスキンケア(TUNEMAKERSのセラミド200)と日焼け止め(石澤研究所の紫外線予報ノンケミカルUVクリームF)だけを塗ります。
元々皮脂の分泌が激しい肌質であり、台湾の湿度が高いため、保湿はあまり必要ありませんが、日本で使用する場合は、hemeのコンシーラーを塗る前に、美容液かローションが必要かもしれません。また、汗にも強いです。この点は本当に重要です。台湾では暑くて汗が滝のように噴出するので、汗に強いコンシーラーが命です。
汗だけでなく、水にも強いです。台湾の夏では午後に急に大雨が降ることが多いです。しかも、こうした雨に限って夜までずっと止まらないです。小さな折り畳み傘を持っていても、顔に雨がかかることは珍しくありません。退勤してから予定のレストランまでの移動中に化粧直しをする暇がありませんので、水に弱いファンデーションを使うと、大惨劇になります。hemeのコンシーラーなら別にメイクキープミストをかけなくても大丈夫です。
次に、ニキビを補正するためのOlive Greenですが、私はあまり使っていません。その理由は、色味があまりにも緑色すぎるからです。そのため、あまりおすすめできません。
補正的には使いにくいが、コンシーラー自体には高く評価します。総合的に、下記のようにレビューします。
五、デメリット・注意点
私からすると、デメリットがあまりないですね。しかし、甲の薬は乙の毒。私にはピッタリなのですが、この記事を読んでいる方にとってはそうでない場合もあります。そのため、台湾のアットコスメでのネガティブな口コミをいくつか翻訳してみました。
台湾の匿名掲示板「Dcard」で口コミを確認したところ、「油分と他の成分が分離して出てくる現象」がよく起こるようです。これは変質ではなく、よく振ると解消されるごく普通の現象ですが、気になる人は通販ではなく、店頭で確認してからの購入をおすすめします。
六、SAEMとの比較
あくまでも個人の体験に基づく比較です。
日本にいる間にSAEMを使用しました。台湾に帰国してからSAEMを使うと、テカりが多くなりました。一方、台湾ではhemeの製品はあまり崩れません。
どちらも優れた商品ですが、湿度と温度が高い台湾では、hemeがバター肌を実現してくれます。一方、湿度が低い日本では、SAEMの方がより使いやすいです。
七、購入方法
簡単に言うと、日本でも購入可能です。
現時点では、日本のPLAZAで販売されているhemeの商品はアイシャドウのみです。コンシーラーに興味がある方は、Pinkoiで入手できます。
hemeのPinkoi公式ストアはこちら:
まだPinkoiのアカウントを持っていない方はこちらのリンクより登録できます:
もし、台湾旅行や出張で現地で購入したい場合は、屈臣氏(Watsons/ワトソンズ)、康是美(Cosmed/コスメド)、または宝雅(POYA)などの台湾のドラッグストアで入手できます。
次回はDAYLAのリップを紹介したいと思います。もし今回の記事が役に立ったら、いいねを押していただけると嬉しいです。励みになりますので、ぜひよろしくお願いします。