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なんとなくの基礎
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チャートは波形を作りながら動いています。
例えば、ダウンスイングであれば、ダウの高値から安値まで、安値から高値までをそれぞれ1つの波としてカウントします。
そして、カウントを5つまで行うことでエリオット波動を形成することになります。
ダウ理論の「トレンドには先行期、追従期、利食い期の3段階ある。」ということをエリオット波動で捉えますと、1波が先行期、3波が追従期、5波が利食い期ということになります。
だいたい、3波は1波のFR1.618まで伸びます。
また、第1波の起点と第2波の高値を結び、右へ延長したラインと、下に平行に引いたラインをチャネルラインといいまして、
エリオットの初動1波の起点から引いた上側のラインをアッパーライン
第1波の終点から引いた下側のラインをアンダーラインといいます。
修正波で戻った価格までが2波となり、1波の起点から引いたものがアッパーラインになりまして、そこから3波が形成されます。
3波はアンダーラインにタッチして4波を形成し、アッパーラインが意識されます。
こういった形でチャネルラインが成立します。
4波の高値は、アッパーラインを超えることが多く、超えた所で、下位の時間足で、アッパーラインに平行にトップが右下がりのダブルトップを形成して下がることが多いです。
そのダブルトップのネックライン下抜けで1つのエントリーチャンスがあります。
さらに、1波、2波、3波、4波、5波と、それぞれの波の中に、下位足で、フラクタル構造としてエリオット波動を形成します。
これは、ダウ理論の「トレンドには長期、中期、短期の3種類がある。」ということであります。
長期のエリオットの1つの波の中に中期のエリオットを形成し、中期のエリオットの1つの波の中に短期のエリオットを形成するということであります。
例えば、長期が4時間足、中期が15分足(4時間足の1/16)、短期が1分足(15分足の1/15)とした場合に、4時間足の1つの波の中に、15分足のエリオット波動が形成されるということと、15分足の1つの波の中に1分足のエリオット波動が形成されるということです。
また、押し戻りのFR61.8はレンジになり易く、従いまして、横揉みからのチャートパターンを意識することとなります。FR50ではトレンドになり易いです。
さらに、上昇波動のエリオットはC5まで明確に確認できますが、下落波動のエリオットはC3までは確認できてもC4、C5が不明瞭なことが多いです。
最後に、エリオットカウントの方式にどれを選択するかは、直近のエリオット波動のカウントと同一になります。