TVerの育休は「男女ともに」取得実績あり!申請から復職まで、リアルなストーリーを公開します!
TVerには、1日7時間勤務のスーパーフレックス制度や産休・育休制度をはじめ、ワークライフバランスの充実を目指した働きやすい環境が整っています。今回お伝えするのは、取り組みの1つである「産休・育休制度」についての内容です。
実際の利用者の声を聞くため、2度の産休・育休を取得した水上と、男性として初めての長期育休を取得した清水の2人にインタビューを実施しました。
「制度はあっても、実際に使われているの?」
「取得申請はスムーズにできる?」
「引き継ぎや育休中の過ごし方等、利用実態を知りたい」
こうした疑問にお答えできるよう、リアルな声に迫りました。
■プロフィール
サービス事業本部コンテンツ運用部:清水 竜斗(写真・左)
2020年6月にTVerへ参画。コンテンツ運用部のメンバーとして業務を担うほか、外部チームに対する進行管理等も担当している。育休は2022年8月〜2023年2月までの半年間で取得した。TVerとして男性初の長期育休取得者。
サービス事業本部コンテンツ運用部:水上 聡子(写真・右)
2006年にTVerの前身であるプレゼントキャストへ参画。番組動画配信サービス「テレビドガッチ」にてPR業務等を担当した。2020年に株式会社TVerへ社名変更後、サービス事業本部コンテンツ運用部に所属。産休・育休は2019年2月〜10月までと、2022年10月〜2023年10月までの1年間それぞれ取得した。
忙しい時期と重なった産休・育休取得。会社の反応は?
──水上さんは2度の産休・育休を取得、清水さんは男性初の育休を取得しました。まずは利用された時期について教えてください。
水上:一人目の子どもが生まれた2019年に産休後、約半年間の育休を取得しました。二人目を出産した際も、2022年10月から約1年間の産休・育休をいただきました。2度目も当初は半年間の予定だったのですが、会社との相談の結果、延長させてもらった経緯があります。
清水:私は2022年8月からの半年間で育休の申請をしました。一人目の子どもだったこともあり、家族で少しでも長い時間を一緒に過ごしたいと思ったんです。申請してみたらどうやら私が男性で最初の長期取得者だったようで、意図せず先駆け的な存在になりました(笑)。
──育休の取得について、周囲の反応はどうでしたか?
清水:妻からはもともと「育休を取ってくれたら嬉しい」と言われていたので、無事に取得ができたと知らせたら喜んでくれました。ただ、どこかで無理だと思っていたのか「本当に取れるとは思わなかった!」と驚かれました。
社内の目も、TVerに参画して2年目の立場ですが気になりませんでした。リモートワーク中心の働き方なので、良い意味で社内の反応が気にならなかったんです。
──お仕事の引き継ぎ等、産休・育休の取得前にはやるべきことも増えると思います。不安や懸念はありませんでしたか?
水上:二人目の妊娠が発覚した当時は、業務上も色々なことが重なっており少し慌ただしい状況でした。2022年7月に全社的な組織改編が予定されている中で、清水さんと一緒にTVerのリニューアル作業を手がけていたほか、外部パートナーとの連携もスタートしていたため、業務マニュアルの整備等も並行して取り組んでいたタイミングだったんです。
こうした中で、清水さんが育休の申請をしたことを知って(笑)。本当は安定期に入ってから申請するつもりでしたが、大変な時期に同じチームから2人抜けると大変なので、私も急いで会社に申請をした覚えがあります。
清水:業務の忙しい時期とお互いのおめでたいことがちょうど重なったんですよね(苦笑)。ただ、業務のマニュアル化は大変な作業だったものの、自分の仕事をほかのメンバーに任せる意味では良いタイミングだった気がします。引き継ぎに関しても、何の心配もなく安心してメンバーに仕事を任せられました。
もちろん会社が忙しい時期に半年間も抜けることは、メンバーに申し訳ない気持ちがありますし、自分のキャリアを考えても不安があったのが本音です。
でもそれ以上に、新しい命が生まれることが楽しみだったので育休を取得することにしました。快く背中を押してくれたメンバーには感謝しかありません。
子育てに100%集中できた育休期間。それぞれ子どもとはどう過ごした?
──育休の期間中、お二人はそれぞれどのように過ごしましたか?
水上:私はとにかく子ども中心の生活を送っていました。生まれたばかりの赤ちゃんなので、気づいたらうつ伏せになっていないか等、いつも気を張っている状態です。その後、保育園の入園も決まりましたが、今度は夫の仕事が忙しくなって家庭内がバタバタしたりと落ち着きませんでしたね。
そのような時に、人財戦略本部長の奥江さんや総務のメンバーとお話をする機会があり、気持ちをぽろっとこぼしたところ、「育休を延長してもいいんだよ」と言ってくれたんです。
思い返すと一人目の育児の時は、ハイハイができた瞬間や初めて立って歩いた瞬間はいつも保育園からの連絡で知り、子どもの成長をなかなか見られなくて悲しい思いをしたこともありました。
今度はこの目で成長の瞬間に立ち会いたいと思い、お言葉に甘えて半年間の延長をさせてもらいました。気軽に相談できる環境があるのは本当にありがたかったですね。
──清水さんはどうですか?
清水:私も子育てに集中していました。上司であるコンテンツ運用部・部長の小山さんも「仕事のことは忘れて、存分に育児と向き合って」と言ってくれたのも大きかったです。
ただ、初めての育児については「自分は使えない夫だな」と反省ばかりでした。おむつ替えやお風呂等、できることはやったつもりです。でも無力感が大きかったですね。母乳中心に育てていたこともありますが、子どもが夜泣きをした時もできることが少なく……。意気込みも虚しく、少し空回っていたかもしれません。
妻からどう思われていたかは不安ですが、私としては子どもとの時間を多く取れたことで、「仕事をしているうちに、気づいたら子どもが成長していた…」ということもなく、濃い時間を一緒に過ごせました。
TVerの職場環境なら、育休明けも安心して復職できる
──復帰後は、すぐに仕事の勘を取り戻せましたか?
清水:私は約1ヶ月かけて仕事を思い出しました。育休前後で変更された点もあったので、業務マニュアルを読み込んだり、外部に任せている仕事を自分でやったりと、徐々に慣れていく感じでしたね。
水上:私は1年ぶりの復帰だったので、清水さんよりもリハビリ期間は長めにお願いしました。自分で作ったはずの資料なのに、何度も読んで一から実践して。メンバーにも協力してもらいながら、少しずつ感覚を取り戻す感じでした。
──清水さんは、育休取得によるキャリアへの影響を懸念されていましたね。
清水:当初はブランクが生まれることを心配しましたが、いざ育休期間を終えてみるとキャリアへの影響よりも気づきのほうが多い、実りある半年間だったなと思いました。子どもが生まれたことで、自分の頑張りによって家庭の経済事情に影響があると思うと、今まで以上に身が引き締まる思いです。
──水上さんも改めて振り返ってみて、どのような気持ちですか?
水上:子育てに集中できたのは本当にありがたかったです。生まれたばかりの子どもだけでなく、上の子の赤ちゃん返りもあったので、育休の延長をしていなかったら心に余裕を持てずにいたかもしれません。
仕事に関しては、産休・育休で業務を離れている間、TVerで扱っている番組数が大幅に増えたのでメンバーは本当に忙しかったと思います。ただ、その分だけメンバーが非常に頼もしくなっていて、その成長には勝手ながら嬉しくなりました。今も色々と教えてもらう場面が多いので、本当に感謝しかありません。
産休・育休だけではない。子育て中も働きやすい環境が整うTVer
──TVerでのキャリアプランとともに、今後のライフプランについても考えている読者の方もいるかと思います。最後に、産休・育休を経験したお二人からメッセージをお願いします。
水上:TVerには働きやすい環境を目指した、さまざまな制度が揃っています。今回は産休・育休の話が中心でしたが、例えば「スーパーフレックス制度」は、子育てをしながら働く上で非常に便利な制度です。
子どものお迎えを含め、急な用事で中抜けが必要な場面でも有給休暇を使わずにスケジュール調整ができるので、メンバーと助け合いながら仕事と子育ての両立ができます。
清水:私も水上さんと同じ考えです。TVerは法令遵守の意識も高い会社だと感じています。会社に「今度子どもが生まれるんです」と伝えた時も、「男性も育休が取れますよ」と、当たり前に使える権利として制度の説明をしてもらえました。
私のような長期の育休取得実績もありますので、「男性でも育休は取れる」という認識で大丈夫です。
部署の垣根を越えての相談もウェルカムなので、男性の育休取得に関して悩みがあればどんどん質問してください。仕事と子育て、どちらにも納得感を持てる選択ができるのが、TVerだと思っています。
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