野良の話1――Battlefield1で出会ったスカウトお兄さん――
最近昔観ていたドラマを見なおすことにハマっています。こんばんは。ただ探すときに全くタイトルが出てこない。そして俳優の名前で検索するも「これじゃない」。俳優の顔も名前も間違って覚えているわけですね。年をとるとはこういうことです。
デモンズソウルリメイク購入
▼買いました。先般、秋葉原に行きまして(お仕事のついでなので許してください)いつも立ち寄る中古ゲームショップに参ったのですが、これと言ったものがありませんでした。いや、ライザは惹かれたんですけどね。あのパネルとポスター、ターゲット絞り込みすぎでしょ。
で、新品を売っている電気屋……と名前を伏せたところで意味が無いのでハッキリ言いますが、ヨドバシカメラにて、PS5のソフトを漁ったところ、むしろもうこれしか買うものがなかったわけですね。PS5新パッケージの白、かっこいいです。
▼『デモンズソウル』はPS3にてかなりプレイしました。『ブラッドボーン』『ダークソウル3』ほどではないものの、200時間くらいはやっていたんじゃないでしょうか。僕はフロムファン(ライト層です、念のため。)でありながら、なぜかPS5入手とともに『デモンズソウルリメイク』を買わなかった。理由は「リメイクだから」というシンプルなものです。何度もやってますから今更やれへんよ。と。
▼とは言いつつも、恐らく僕にしか見えていない『エルデンリング』さんのその情報のなさもあって、『デモンズソウル』はわりとすぐインストール&プレイを開始してしまいました。最近は『the Surge』とかをやってましたので、死にゲーに飢えていた、というわけでもなく。
フロムファンっていろいろ種類がいると思いますが、おそらく「初見の恐ろしさ」を愉快に感じる方が少なくないと感じます。そのため、フロムファンが求めているのは基本的には新作だと思うんですよね。だからはやく情報だせっての。
▼開始直後は自分の記憶力のクソさに弱りました。操作はほとんど『ダークソウル3』と同じなので問題ないのですが、アイテムの位置や敵のモーション、ショートカット開通、落下死の位置等々、かなり忘れておりました。そのため、まー落ちまくりましたしハメられましたね。
▼特徴として、『デモンズソウル』はダークソウルシリーズや『ブラッドボーン』より、「落としてやる」「壁ハメしてやる」という開発者の気概を感じられるゲームです。とにかく道が狭い、暗い。地形の理不尽さ(クソさ)を存分に活かしたゲームです。
モブ敵の(クソ)配置や強(クソ)さなどは『ブラッドボーン』、ボスの強さは『ダークソウル』シリーズ、じゃないでしょうか。いや逆かなあ。あんま言うとフロムファン(ヘビー)に怒られるので比較するのはやめときます。僕はあくまでもライトです。
▼というわけで『デモンズソウルリメイク』のことは、いずれどこかでお話しします。ソウル傾向が面倒すぎてかなり雑に1周目を終えてしまいましたが2周目以降は……どうでしょうね。なかなかマッチングしないこともあり(レベル足りないせいかも)デモンズをやっていると無性に『ダークソウル3』に戻りたくなったので、考え中です。
『デモンズソウルリメイク』、プレイ中の方はぜひご一緒しましょう。とりあえずsl50~60にしておきますのでTwitterへご連絡ください。
野良に目覚めた話
▼今日のテーマは野良マッチングでのお話しです。「野良(マッチメイキング)」というのは簡単にいうと、フレンドとPTを組まずに、知らない人同士で遊ぶこと、友達が居なくても誰かとゲームができることです。マッチメイキングされた知らない人のことを指して「野良」と言ったりもします。
▼個人的な話をしますと、遠そうで遠くない昔、Xboxにて、某ゲームの某クランに属しておりました。ある日揉めに揉めたメンバー2名の間に挟まれ、どちらのことも嫌いではなかったのではじめは仲をとりもっていたものの、1週間ほど経って突然めんどくさくなり、僕だけ音信不通に。メンバーではない方から2名の仲は修復した旨を伺ったのですがまもなくクランは解散。
トラウマというほどでもないですが、まるで若手バンドみたいな展開になったのでもうチームでゲームするというのは厭になりました。
▼XboxLiveの方はクラン関係者とは別に大事な知り合いもいましたから変えずに放置、そのまま今に至ります。バックレみたいなものですから、正直いまもXboxでのオンラインは戻りづらいような状況にあります。いっそのこと削除してタグ作り直せば良いんですが……そんな経緯でSteamやPS、任天堂の方で野良プレイやオフラインゲームを活発にやるようになり、なおかつクランは避けるようになりました。もはや〝フレンド〟〝友達〟ではなく〝部員〟みたいになってしまったのが良くなかったですね。
『Battlefield 1』での一幕
▼というわけで野良で起こった出来事を書いていきます。偶然の出会いの良さを知っていただければと思います。今回はFPS、『バトルフィールド1』で出会ったお兄さん。
僕はFPSの中では最もバトルフィールドシリーズが好きで、そのなかでも1が最も好きです。お祭り騒ぎが味わえるし、誰でも簡単な役割がありポイントも得やすく、戦績とか気にしなくていいので、FPS初心者にも超おすすめです。
▼ルールの一つ、コンクエストは32vs32の大規模な陣取り合戦です。雑に説明すると、5名で構成された分隊を組んで行動するかんじです。野良の場合、てきとうに分隊を選んで参加します。隊員はそれぞれ役割があり、アサルトやメディック等で構成されます。
▼このゲームに限らず、FPSはやたら外国人の方が多く、またVCオンにしているのもだいたい海外の方です。そして非常にやかましい。あとヘビメタを大音量でかけすぎ。指示するのもされるのもたいがい英語で行われます。分かりやすい英語なので、そこまで困ることはありません。
▼ある日僕はアサルトでとある分隊に入りました。会話の内容から全員野良でした。
僕はアサルトなので、前線で敵を処理するのが主な仕事なのですが、同時に傷を負いやすい役職でもあります。で、メディックというのは回復用のポーチをばらまいたり注射で味方を回復させる係です。
▼敵の分隊を処理しつつ目標地点へ向かっているのですが、なにかおかしい。全然回復しない。当のメディックは爆笑しながらなにかをばらまいて……グレネードをぶん投げています。しかもスモークグレネード。
スカウト(偵察兵)が「メディック回復は?」と聞くとメディックは爆笑。「イヒヒヒ」と引き笑いをしながらまたスモークグレネードをぶん投げます。
▼たまに荒らしとまで言えないですが迷惑プレイヤーもいますから、「またかー」と思いつつ気にせずプレイしていたのですが、スカウトがキレ始めます。
スカウト「スモーク邪魔だからやめろよ、回復くれよ」
メディック「イヒッヒッヒッヒ」
スカウト「こいつキック(除外)してくんね?」
メディック「イヒッヒッヒッヒ」
スカウト「ニンジャか? おまえ」
▼隊長(除外の権限あり)はそんな争いには気にもとめず進んでいます。僕も慣れてはいたので気にせず隊長についていきます。
スカウト「ファ◯ク」
メディック「イヒッヒッヒッヒ」
スカウト「なんで誰も気にしてないのか」
スカウト「なんでだよおまえら」
スカウト「俺がいなくなるのとメディック蹴るのとどっちがいいか考えてみろ」
スカウト「俺のマーキングがなかったらおまえらクソも出せねえんだぞ」
スカウト「こんなにも悲しいきもちは初めてだよ」
スカウト「おま……
▼隊長がいきなり除外したのはスカウトでした。遺言のあまりの長さに僕は笑っていたのですがスカウトは仕事もしていましたしあまりにかわいそうなのでマイクを入れて隊長に「いやいやなんで蹴るのスカウトやねん」と言いました。
▼いままでマイクをオフにしていたのか、突然隊長の声が入り、「ごめんなさい、ミスだ」と。
隊長「マイク入れてなかったわ。一旦解散していい?」
僕「◯拠点とってからでよくない? とれそうだよ」
隊長&サポート(援護兵)「OK。」
メディック「◯拠点の裏敵いまーす」
隊長「ふぁっつ?!」
▼スモークグレネードをばらまき、引き笑いをしながら迷惑プレイをしていたメディックが突然索敵しはじめました。
いやなんでやねん。おまえいままで頭おかしいキャラやったやん。スカウト蹴られた瞬間なに正気に戻っとんねんはげ。
▼すると、今度は隊長が引き笑いを始めます。
隊長「イヒッヒッヒッヒ」
僕「は?」
隊長「ちょwwwwwwwwさっきのスカウトwwwwwwww」
僕「どうした?」
隊長「めっちゃメッセ送ってきよるwwwwwwwwww」
▼隊長の身に何が起こったかというと、こういうことです。
スカウトは蹴られたあと切断したのか放置しながらなのか、隊長に大量のメッセージを連投。
このときPS4でのプレイだったのですが、誰かからメッセージが届いた場合、通知が左上に表示されます。また、そのメッセージ内容も部分的に表示されます。
このときスカウトからのメッセージが連投され、隊長の画面の左上に連続して表示され、隊長の笑いを誘った、というわけです。
▼このゲーム終了後、隊長とフレンドになり、スカウトからのメッセージを見せてもらいました。
晒すのは酷なので一部紹介しますと、
「おまえは本当にリーダーの素質がない。」
「バトルフィールドに望まれない性格だ。」
「誰を蹴ったんだ? おまえ。」
「おまえの行動こそが戦争をうむのだ。」
「くそが」
「DICE(開発)に言ってやる。」
「はやくやめて返事しろ。」
「もう夜ごはんたべた?」
……
もう夜ごはん食べた?
▼以上、計23通が、1文ずつ隊長へ送られてきていたわけですね。そりゃ引き笑いにもなります。そして最後の1通が「もう夜ごはんたべた?(Have you had dinner ?)」。どういうことやねん。なんでいきなり家で待ってる奥さんみたいになるねん。
なにかスペルミスをおかしたのでしょうか。この日から1週間くらい、思い出し笑いがとまらなかったですね。
▼事件の原因となった奇妙なメディック、その後フレンドになりました。反省もせず他のゲームでも荒らしていましたがすぐに懐いてくれました。
え? スカウトのお兄さんですか? どうやらそのときの分隊全員にフレンド申請を送ったらしく、僕の所にも申請が来ましたが、いまだに放置しています(1年経過)。ごめんね、お兄さん。
▼というわけで、笑っていただけたか、困惑していただけたかわかりませんが、オンライン・野良での出来事でした。
フレンドとゲームするのも勿論楽しいですが、たまにはこのような出会いを求めてはいかがでしょうか。本当に、インターネットにはいろんな人がいますね。
▼長くなりましたので他の野良話はまた気が向いたら書きます。
もう夜ごはんは食べましたか? 僕はいまから風呂にはいります。