趣味の女装(22)　女装デートの覚悟

女装男子には男性のお友達もいます
そんなお友達から時々デートに誘われたりもします

わざわざ女装男子を誘う男性もどうかと思いますが、そんなお誘いに乗ってしまうわたしもわたしです

まあデートで性的なことは求めてこないことが判っている相手だから安心してお誘いには応じています

わたしのことは理解してくれていて、デートの場所もちゃんと女装者が入れる化粧室があるお店を選んでくれます（これは嬉しい気配りです！）

そのせいか場所はホテルのレストランが多くなるのですが、お相手が女性だった場合にはちゃっかりとそのホテルにお泊りする部屋の予約をしているようです

わたしは夜のお相手はしないので、この殿方とのデートはお食事だけで終わることになります

日常生活の女装と違ってデートの外出となると、わたしにもそれなりに準備と覚悟が必要になります

ホテルのレストランでのお食事となると、友達とファミレスに行くのとはやっぱり違います

そんな時に身に着ける服やアクセサリーなんかは女性のお友達から借りたりもしています

女性にとって身に着けるアクセサリーは「戦士の防具」みたいなもんで、その防御力が弱いと致命傷を受けてしまいます

一応お相手の男性にも気を遣いますが、やはり周囲の視線のほうにより多くの気を遣うことになります

こういう場所でのデートで実際に戦う相手は周囲の視線ですね

たまにはこんな「周囲の視線」という戦場の中で緊張感を味わうのも悪くはありません

（ポンコツ女戦士として負けることのほうが多いですが・・）