フィロソフィーのダンスがフルーツサンド食べながら仲良しトーク【連載 フィロソフィーのダンス偏愛記】
取材&文/吉田可奈 撮影/飯田エリカ
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――今回は、皆さんの近況報告&今後何したい?的なおしゃべりをフルーツサンドでも食べつつ、ゆるーくおしゃべりしてもらおうかなという雑談回でございます。というわけで、いきなりですが最近好きな食べ物から教えてください。
奥津マリリ 私はイチゴにハマってます! ビタミンが摂取できるから、元気になれる気がするんですよね。2日に1パックは食べています。あとは、最近葉物野菜にもハマっていて。いまになって初めて小松菜のおいしさに気づいたんですよ!
一同 小松菜⁉
奥津 うん。私、小松菜の無限の可能性に気づいたの。だから日々ニンニクとバターで炒めて美味しく食べています。
十束おとは 栄養ありそうだし、いいね。
奥津 そうなの。栄養もあって、美味しいし、ヘルシーだし、無敵よ?
――大変アイドルらしい“イチゴ”からの“小松菜”に新鮮な驚きを隠せませんが(笑)。他に「私の方が早く小松菜の良さに気づいていたよ」という人はいますか?
十束 いやいやいや(笑)。
奥津 いま、人類で一番小松菜を食べている気がする!
日向ハル たぶん、マリリが住んでいる地域の小松菜の消費量をアップさせているよね。
奥津 そう思う! スーパーで一束68円の時にまとめて買って、冷凍しつつ、毎日食べています。……こんなに小松菜を愛しているのに、小松菜関連のお仕事ってあまりなさそうじゃない?
佐藤まりあ そんなことないよ! 小松菜のCMとか…あんまり見たことないけど(笑)。
ーーおとはさんはいかがですか?
十束 いったん小松菜から離れてもいいですか(笑)? 私は最近気づいたことがあって。我が家ではデパートへ行った人は、デパ地下のお菓子を買ってくるというのが習慣としてあったんですよ。当たり前のようにやっていたけど、最近あらためて楽しいなと思っていて。
――デパ地下のお菓子って、家族というよりも、人へのプレゼントで持って行く感覚ですよね。
十束 そうなんですよね。でも我が家は、家族にプレゼントという感覚だったんですよ。
佐藤 最近美味しかったのは?
十束 『ECHIRE』のパイがすごく美味しかったんです! でも、1時間くらい並ばないと買えなくて、この前はお母さんと一緒に意を決して並んで食べてみたら、本当に美味しくてビックリしました! あとは、コーヒー豆を挽いて飲むサイフォンのコーヒーメイカーを買ったのでおうちカフェを楽しんでます。
――すごくおうち生活が充実していそうですね。
十束 そうなんです! 家族みんながおうち大好きですし、最近はワンちゃんを飼ったのでより楽しくなりました。
――ワンちゃんのお名前は?
十束 ファーファです。いまは社会性を身に付けるために、犬の幼稚園に通っているんですよ。
奥津 なんかすごい幸せ家族! 私なんかひとりで小松菜炒めてムシャムシャ食べてるのに…(笑)。
佐藤 農家のみなさ~ん!! 気づいて~(笑)!
日向 私はマリリと同じくイチゴを毎日食べています。ちょっと贅沢だけどすごくテンションが上がるんですよね。あとは、太麺のたらこパスタが好きで、究極にハマったときは2日に1回くらいお店へ行っちゃってました。麺がもちもちしていることが絶対で、そのこだわりを満たしてくれるお店を見つけたらもうダメですね、ヘビロテです。
――最近はたらこパスタ専門店が出来ているくらい流行っていますよね。
日向 そうなんですよ。美味しいたらこパスタがたくさん食べられるようになってうれしいです!
佐藤 私はいまダイエット中なのでガマンしてるんですけど、ハンバーガーが大好きで。なかでも2000円くらいする高級バーガーはバンズもお肉も本当に美味しいので、ダイエットが落ち着いて、ご褒美として食べられる日を楽しみにしています。
奥津 ハンバーガーはめちゃくちゃ美味しいけど、ちょっと罪悪感があるのはわかる。
佐藤 そうなんだよね。でも食べると仕事の疲れが吹っ飛ぶので、早く食べられるように頑張ります(と、フルーツサンドを手にする)。
日向 ちょっと! 説得力ないよね(笑)?
佐藤 あ~! 無意識だ(笑)。
奥津 そういうときはヘルシーな小松菜を食べて!
佐藤 そうする(笑)。
――次のテーマは最近よく聴いてる音楽です! まりあさんは筋金入りのK-POP好き、ハルさんもMAMAMOO好きと、メンバー間でも共通点があったりもしそうですけど。
日向 もちろんMAMAMOOは好きで、お仕事に繋がったりと大変うれしい出来事もありました。あと最近は、流行っている音楽をちゃんと聴いて流行の傾向を考えるようになったかも。
佐藤 それはすごく大事だよね。
日向 うん。学生の頃は、いろんなタイプの女の子が周りにいたから、なんとなく流行りがわかっていたけど、いまは趣味が偏った自分に似ている人としか会う機会がないから、自分から聴かないと流行りの曲に出会えないんですよね。
奥津 例えばどんな曲?
日向 映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングのAwesome City Clubの『勿忘』は、映画と歌詞が本当にリンクしていて一段といい曲だなと思いました。映画自体も、ただの美しい男女のキラキラした恋愛に収まっていなくて。大人数の飲み会が苦手なふたりの気持ちもすごく分かったし、当たり前の幸せを大事にしようと思えました。
――いまの時代の傾向を探るためにも、理由を理解しに行くのは大事なことですよね。さて、マリリさんはどうですか?
奥津 ミニー・リパートンやカーペンターズなど、昔の洋楽をあらためて聴いています。英語の発音を気にしながら、コピーしてみているんですが、英語独特の音ノリがすごく気持ちいいんですよ。今後日本語で歌うときも、なにかこの音ノリの良さを活かせたらいいなと思いながら聴いています。
十束 私は思春期にボーカロイドが大好きでずっと聴いていたんです。大人になって少し離れていたんですが、最近になって、ヨルシカやYOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。の音楽を聴いたら、めちゃくちゃいいなと思ったんです。それからメンバーを調べていたら、当時私が聴いていたボカロPの方々だったんですよ。
――たしかに!
十束 そのときにあらためて、思春期に形成された脳みそは変わらないんだなって思いました(笑)。とくに当時はn-bunaさんが大好きだったんですが、まさかヨルシカのメンバーだって知らなくて驚きましたね。Ayase(YOASOBI)さんも40mpさんも、米津玄師さんことハチさんも、いまや日本の音楽界を支えていると思うと、すごくうれしくて! このコンテンツが今後も安泰であるように、お布施のような気持ちで課金をしています!
――対価を払うことは大事ですからね。素晴らしい!
佐藤 私は大好きなBrave Girlsが4年前にリリースした『Rollin’』がチャート逆走をして遂に1位になるというドラマティックな展開を目の当たりにして、すごくカッコいいなって思ったんです。平均年齢が30歳くらいのお姉さんアイドルがあらためて注目される姿を見て、背中を押される気持ちになりました。
――すでに解散が決まっていたんですよね。
佐藤 そうみたいです。このヒットで、今後も活躍する姿が見られるのかなと勝手に期待しています。もともとK-POP好きの友達の間では『Rollin’』すごく良い曲だよねって話していたくらい、他の曲も本当に素晴らしいのでぜひ聴いてもらいたいです。
――いい曲が何年も経ったあとにちゃんと評価されるのはうれしいですよね。
佐藤 はい。あらためて下積みの大切さを感じました。
――そんなみなさんがいま、会いたい人、今後やってみたいことはありますか?
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