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11月13日『ライフデザインイベント』 at 富山県氷見市

11月13日にオア明奈さんとあべなるみさんをお呼びして「ライフデザインイベントー"自分"を主語にして、心地いいを見つけようー」というイベントを行いました。
今日はそのレポートを書こうと思います!

イベントについて

今回は、社会人・娘・妻・主婦・母など様々な役割を持っている女性たちに"自分"を主語にしたライフスタイルを考えてもらいたいという思いから、イベントを行いました。
実際に私自身が数年前までいつも誰かの要求する役割を主語に生活をしていました。"自分"を中心に考えることは何となく罪悪感があったり、役割を放棄しているようで後ろめたい気持ちがありなかなか"自分"を主語にすることはできませんでした。
でも、様々な出会いによって"自分"を主語にして生活を送ることは、悪いことではなく、むしろ私が心地よく生活することで私の周りも穏やかになっていくことに気づきました。
そんな気づきがあったので、同年代の女性たちにもこのきっかけを届けたいと思いオア明奈さんとあべなるみさんをお呼びしてトークイベントを行いました。


チラシの作成は、金沢在住のシーメイトHirokoさんにお願いしました。

オア明奈さんのお話

独自のライフデザインメソッドで多くの女性のライフデザイン講座を行っているオア明奈さんには『“褒める振り返り“で自分の心地いいをみつけよう!』というタイトルでお話を伺いました。

“褒める振り返り“のやり方はもちろんのこと、自己紹介タイムやプチワークとして10月の振り返りもしていただきました。
私が印象に残ったのは「なぜこれが好きか」が明確に答えられるものだけに囲まれることで人生が豊かになっていく、そしてそれを言語化することで自分の感覚が研ぎ澄まされていき心地いいが生活の中に増えていくというお話です。
明奈さんに出会うまで私もなんとなくで選んでいたものが多く、なんとなくしっくりこないものもあるという状態が多かった様に思います。

地元富山に対してもなんとなく嫌だ。と思っていました。
明奈さんに出会って振り返りをする中で、都会のようにすぐに遊びに行ける場所がない、なんとなくいい感じのお店がないと言ったようないつか誰かから聞いたイメージが付き纏っていて嫌だと思っていることに気づきました。
一度フラットに考えてみようと冷静に自分の気持ちを整理していくと「自然によって作り出される毎日変わる立山連峰の風景や海の色を眺めるのが楽しい」「家の周りのネギ畑を夫と散歩できる毎日が嬉しい」「自分のペースで街を楽しめるのは楽しい」など地方にしかない良さに対して自分がポジティブに捉えていることがわかりました。
その時「そうか、私が私らしく暮らすために地方を選んでいるんだ」と気づきました。
なんとなくには物事を曖昧にしてしまう力がある様に思います。それが振り返りを通すと、自分の性格や行動を冷静に受け止めることができて、心から自分が好きなものに気づくことができる様な気がします。

今回は1時間のトークでしたが、これをきっかけに同年代の女性のみなさんにそういう思考もあるのかと少しでも考えてもらえたらと思っています。

あべなるみさんのお話

ブランドの助産師として数々のブランディングを行ってきたTUMMY株式会社のあべなるみさんには『心地いい働き方をしながら食を通して幸せの未来を考えよう』というタイトルでお話を伺いました。

お話を伺いながら、フードカタログギフトaiyueyoの試食会も行いました。

トークイベント中にお出ししたaiyueyo試食プレート

なるみさんのお話も多岐にわたるのですが、なるみさん自身が愛に溢れた人だなと改めて思いました。

フードカタログギフトに関わった農家の方への愛はもちろん、食材に対して、自分の周りに働くスタッフ、家族に対しての愛がすごく伝わってきました。

その中でも愛本主義についてのお話が何度聞いてもとてもいいなと感じました。

トークイベントでお配りした愛本主義の図

愛本主義はいのちを中心に考えてまずは"自分"を満たす。自分が満たされたら周りの半径5mの人達を満たしていくという愛の循環です。

私はこの愛の循環が大好きです。
この循環を聞くといつも自分一人でこの素敵な愛本主義をひとりじめしたくない、たくさんの人に知って欲しい、広めたい!という気持ちになります。

こんなにも素直に広めたいと思えるのは私も"自分"を満たすことができているからだと思います。
以前の私は、"自分"を満たすことばかりしているとわがままになるんじゃないか、周りを見れなくなるのでは?と思っていました。
しかし、実際にやってみると"自分"をしっかり満たした後の方が、もっと周りの人にも幸せになってほしい、もっといろんな人に幸せになってもらいたいと自然と思う様になり、手伝いを申し出たりできることを協力したりというあたたかい循環を感じました。

愛本主義という循環が世の中に浸透していけばきっといろんな問題がスルスルスルって解決してい気がします。

このイベントをきっかけにもっと広まって欲しいなと感じました。


今回のイベントに対する工夫

実は今回お子さんを持つママさんにも気軽に参加して欲しいという気持ちがありママさんでも参加しやすい工夫をいくつか行いました。
地方で講座やイベントを行うときによく聞くのが「子供を預けられない」「小さいのでパパと2人は心配で、、、」という声でした。
今回はたくさんの女性の方に参加していただきたいなと思ったのでママに対して優しいイベントを行いたいと思っていました。

私はまだ子供がいないので、同じシーメイトそして富山県出身のママさんである首藤響子(きょこ)さんにお手伝いいただきママさんにも参加しやすいイベントに仕上げました!


工夫した点

1.車座形式で0歳児も安心できるように

小さなお子さんたちはまだ椅子にうまく座ることが出ないことが多く、椅子だとお母さんが抱っこする形になってしまいます。
そこで、今回は車座形式で地べたに座っていただくことでお母さんの横で小さいお子さんが寝た状態でイベントが受けられるように工夫しました。

2.トークイベント会場の横にキッズスペースを作り、子供が泣いたら離れられるように

お子さんの状況は目まぐるしく変わります。そのため、イベント会場の横にキッズスペースを設けて、声は聞こえるけど少し壁を隔ててあやせる場所を作りました。

3.トークイベント会場の後ろにお子さんが遊べる場所を確保

子供を見ながらイベントを受けたいという方に向けて会場の後ろに子供が遊べる場所を確保しました。お子さんもイベント中お母さんと遊び場を行き来することで安心して遊んでくれていました。

まだまだ試行錯誤中ですが、ママさんたちにも気軽にこのようなイベントに参加して欲しく工夫してみました。

最後に

私は3年前まで、いつも自分に自信がなくて周りにも気を使ってばかり、そしてそれが空回りして人生が上手くいっていませんでした。

でも、明奈さんやなるみさん、そして多くの人に出会って好転していきました。その根底には"自分"を大切にするということがあります。

明奈さんと出会って、振り返りを通して自分が今までやって来たことをポジティブに受け止めることができたことで自分を認めることができました。そして、"自分"にとって心地いいこと・ものがわかるようになりました。

なるみさんと出会って、日頃から自分を満たすことでパワーを養い、周りに良い循環を産み出せることを知りました。"自分"が心地いいことで周りもごきげんになるということを知りました。

このイベントを通してガラッとライフスタイルを変えて欲しい、人生変わって欲しいとは思っていません。
ただこういう考えもあるんだなとか、そうかきっかけってたくさんあるんだなと気づいてくれると嬉しいです。

今回実際にお二人を読んでイベントをできたことで、地方の女性たちの心がぽっっとすこしだけあったまったような気がします。

感度が高い人や都会にいる人、たくさんの知り合いがいる人。
そうじゃない人たちにも私が出会って心があたたかくなった経験をシェアすることで、明日がすこしでもいいものになれたら、そしてそれが積み重なっていけばきっと10年後ぐらいにはみんなが生きやすい世の中になるんじゃないかなと思います。

こんなことを書くと大それたことだと思われると思うのですが、"自分"をよく知って、"自分"にとって心地いいことを一人一人が他の人にも広げていくことできっと明日が楽しくなると思っています。

今後もこんなふうに地方の女性たちや人に言うほどでもないけど生きづらさを抱えている人の心をあたたかくできるようなイベントや講座を行っていきたいと思います。


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