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無意識の選択と占いと
なんとなく浮かんだ質問。
まさかその質問をすることによって、真逆の選択をすることになろうとは…その時は思いもよらなかった。
*
きっかけは、エリさんのnoteにスキ💗をしたときに出た「アストロダイス振るよ!」というメッセージ。
それが出たらアストロダイス鑑定をしてくれるのは知っていたし、何回か出たことがあったのだが、特に聞いてみたいこともなくスルーしていた。
今回は、折角出たし、なんか聞いてみようかなぁと思ったのだ。
エリさんの鑑定を読んだとき、質問の全体像がみえた。
言い換えると、私がどうしてその質問をしたのか解ったのだ。
え!?どういう意味?
質問者自身が質問した理由をわかっているものなんじゃないの?
って思うと思う。
鑑定を受けたことで、私はアドバイザー役を受けたくないんだ。と自覚できた。
アドバイザー役はできないことではないし、みんなが望んでくれているし、むしろ本当にありがたい申し出だと思ったし、私にとっても社会的なメリットもあるしと、受ける前提で質問したのに…
鑑定内容から、私がアドバイザー役を受けた場合の状況が、圧倒的なリアリティで伝わってきた。臨場感半端なかった。
そして、noteを読み終わった後、目の前でパンっと手を叩かれて、まるで催眠から覚めたようだった。
私はアドバイザー役をやりたくない。
私は本当にやりたいことに全身全霊で臨みたい。
そのための退職なのだから。
アドバイザー役はお断りした。
**
私には「受ける」「断る」2つの選択肢があった。
それなのに、どうして私は「どちらを選べばよいでしょう?」という質問をしなかったのだろう。
「受ける」ことにのみ意識を向けて「断る」ことの検討をしなかった。
受けた先のメリット・デメリットが次から次へと浮かんできて、断った先のイメージを描けなかった。
やりたいことに全身全霊で臨みたいと言っているのに、だ。
たぶんそれは、
私が無意識に怖れていたことが「断る」の先にあったからだ。
やりたいことに全身全霊で臨む条件が整い、逃げ道が無くなり、真っ向からそれに向き合うことになる。
雇われていることで安定して与えられてきたもの、肩書や定期的収入や保険や同僚たちからのサポート、ある程度のやりがいや達成感、貢献感、そして、自分の才能や仕事に自信をもち誇りとしてきた自負。それらをすべて手放す。まじ無謀と思った。
でも、やりたいことが軌道に乗るまでの補助輪としてアドバイザー役を受ければいいのにとはもう思わない。それを選んだ先をもう知っているから。
怖れに気づいたら、自分の人生の全体像のようなものがみえてきた。
登山に例えると、
たぶん私は山頂がみえているところまで登ってきている。
「受ける」の道は、今まで歩いてきた道と似ていて、同じような登山道がだらだらと続いている感じ。今までのように体力や時間をやり繰りしながらコツコツ歩いていけばいつか山頂に辿り着けるのだろう…か。
「受ける」に意識を向けていた時は深い霧に覆われていてみえなかった「断る」の道。それは、鎖場だった。
自身の両手と両足で足場と手がかりを捉えながら山頂を目指す。
***
本心から願っているからこそ、それが叶わないことが怖い。
その望みが実現しなかったら…
選択や決断に迷うのは全体像がみえていないから。そして、本人はみえていないことすらわかっていない。
占いは、無意識という深い霧に隠されているなにかを、問いを手がかりに探っていく。(ようなものだと思う)
私が出したお題「元職場のアドバイザー役としてどういった心構えでいれば良いか。」これだけの断片的情報と、アストロダイスを振り「火星」「さそり座」「6ハウス」の3つ、それをもって、エリさんはここまでの高解像度で答えてくれた。冷静と情熱が伝わってくる言葉で。
たまたまエリさんのnoteをフォローしていて、たまたま占いしてもらえる機会があって、たまたま聞いてみようかなって思って、そしたら、思いもよらない選択をすることになって驚いた…という話なのだけれど。
今、私は鎖場の前に立ち、これからその準備を整えていく。