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《立春》第2候・黄鶯睍睆(うぐいすなく)

「それぞれひらいていく」

三年前に
母と一緒に道端で見つけて、
連れて帰って庭に植えたゆきわりいちげ (雪割一華)。

そして、いつからか実家の周りにひめすみれ(姫菫)。

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「スミレは
 ただスミレのように咲けばよいのであって、
 そのことが、
 春の野にどのような影響があろうとなかろうと
 スミレのあずかり知らないことだ」

ー 数学者 岡潔

自分固有の巡りを生きている。
それは、
自然に宇宙の巡りで生きていること。

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