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高校生です。自分の投稿したいものを投稿していきます。

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高1が法律の国家試験に挑戦した話

はじめに謝っておきます。 法律の国家試験というのは本当ですが、司法試験などというような超難関試験ではありません。 それを承知の上で読んでくれる方は下へスクロールお願いします。 はじめに 高校生が取る資格といえば、何が思いつくでしょうか。まず思いつくのは英検などの英語能力に関する資格。次に思いつくのは漢検や数検。あとは簿記くらいでしょうか。 私が挑戦した資格はそのどれでもない、 「知的財産管理技能検定」 という、マイナーな(悪く言えば知名度のない)資格なのです。

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      瑠璃光院(の紅葉具合)[in2024]

      • 高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』⑦

        第九話 友達には幸せでいてほしいから  瑞稀の家についた。インターホンを押す。  五分経った。誰も出ない。ドアに手をかけると、鍵がかかっていないことに気づいた。もしこのまま無 断で入ってしまえば、私は住居侵入罪を犯すことになるだろう。しかし今になってそんなものは関係ない。私は ドアを開けて瑞稀の家の中へ入った。  リビングに着いた。そこには、一枚の紙が置かれていた。 椿へ       ごめんね。ありがとう。                      瑞稀  それだ

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          日没、夕日、京都、絶景

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        高1が法律の国家試験に挑戦した話

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        • 高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』
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          2024京都紅葉in清水寺〜夕日を添えて〜

          2024京都紅葉in清水寺〜夕日を添えて〜

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          雨の伊勢神宮

          雨の伊勢神宮

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          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』⑤

          第六話 覚悟  終業式前日となっても、私たちは授業を受けている。国語の授業だ。この授業が終われば帰れる。少し前の私とは異なり、もう私の頭の中は楽しいことしか考えていないお花畑状態ではない。 「えーであるからして、この本文で紹介されているユクスキュルの『環世界』という概念は、生物それぞ れにはそれぞれの知覚する、独自の環境があるということを言っているわけです。少し拡大解釈になるかもしれませんが、これを人間に当てはめてみてはどうでしょうか。人間は一人一人独自の環境を持っている。

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』⑤

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』④

          第五話 未来  七月の期末テストも近付くある日の朝、担任の先生が「二年次選択科目について」と書いてある紙を私 たちに配った。その名の通り、二年生になったときに数時間分だけある選択科目で何を選べるのか等の情報が載っている。最終決定は秋のようだが、今これを配るということはじっくり悩めということだろう。  そろそろ私たちにも将来を考える時が来たと言うことらしい。 「そろそろ将来のこと考えないとなぁ…… 」  私が半ば独り言のように言うと、それを聞いた瑞稀と柚葉が私の方を向く。

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』④

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          鎌倉の紅葉(in 2023)

          鎌倉の紅葉(in 2023)

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          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』③

          第三話 世の中に 絶えて桜のなかりせば      春の心も のどけからまし  選挙の結果が分かったその日、朝のホームルームが終わると、つい数日前にあったテスト返しが始まっ た。正直選挙のことで頭がいっぱいだったから忘れていた。なんだか一気に現実へ引き戻された気分。  テストといえば何が一番気になるだろう。自分のテストの結果だろうか。普通はそうだと思うけど、私は自分の結果よりも瑞稀の結果が気になっていた。だって、あの天才の瑞稀が、テスト期間の半分以上の 時間を柚葉の指導に使

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』③

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』②

          第二話 ケツイ、協力  楽しかったゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去り、気付けば高校最初の中間テストが近づいていた。それと同時に、テストの最終日に行われる生徒会選挙も近づいている。  テストはともかく、私には選挙なんて関係ないと思っていたのだけれど、 「私……生徒会選挙に立候補するつもりなんです」  柚葉のその一言で他人事ではなくなった。たしかに真面目な柚葉には向いているとは思うけど……まさか立候補するとは。瑞稀は生徒会とか興味あるのかな、と考えているとその瑞稀

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』②

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』①

          『ツバキの花は落ちたまま』 目次 プロローグ  栄華と衰退、夢のごとし 第一話    出会い 第二話    ケツイ、協力 第三話    世の中に 絶えて桜のなかりせば             春の心も のどけからまし 第四話    夢 第五話    未来 第六話    覚悟 第七話    直感がそう言ったから 第八話    死期はついでを待たず 第九話    友達には幸せでいてほしいから 第十話    束の間の休息 第十一話   杞憂 第十二話  

          高校生が書いた小説『ツバキの花は落ちたまま』①

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          平等院鳳凰堂に行ってきました。

          平等院鳳凰堂に行ってきました。

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          短編小説『死の芸術』完全版

          9月1日  高校生にとって、いや、大抵の学生にとっても、この日は学校生活の中でも特に憂鬱な日だ。夏休みが終わり、1年で最も長い2学期が幕を開ける。学校へ向かう生徒達の話の種と言えば、夏休み何をしたのか、夏休みの宿題は終わったのかなどなどだ。  高校2年生の柊は、そんな定番の話題を同じクラスの楓と話しながら学校へ向かっていた。  高校2年生の2学期といえば、3年生の受験を少しずつでも考えていかなければならない頃。3年生の選択科目も決めなければならないし、どんな大学を受ける

          短編小説『死の芸術』完全版

          短編小説『死の芸術』⑩

           ナイトって言ってるけどストーカーとの相違点が何か知りたい?それはね、ストーカーは私利私欲のためだけどナイトは相手のために行動してるの。そもそもが違うんだよ。だからストーカーと一緒にはしてほしくないな。  ナイトになるって決めた次の日、カメラを買いに行ったの。カメラがないと、いろいろ不便でしょう?そこで柊に会ったのは想定外だったけど、せっかくだし利用することにした。カメラを買いにレジへ行く途中、わざと柊にぶつかって生徒手帳を奪った。それを家に持ち帰って、ネットで頼んでた超小

          短編小説『死の芸術』⑩

          短編小説『死の芸術』⑨

           柊さんが飛び降りたあと、その場にいた結月も一緒に飛び降りて死んだ。  後日、柊さんと結月が飛び降りたビルの屋上を調べると、日記があった。日記には、9月1日から、12月22日のその日までのことが書かれていた。  内容は柊さんについてがほとんどで、その日記を読んで分かることは、結月が柊さんをストーカーしていたこと。そしてその内容を日記に残していたこと。  不可解な点はいくつもある。まず、なぜ結月が柊さんをストーカーしようと思ったのか。そして、なにより不思議なのは日記の文体

          短編小説『死の芸術』⑨