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彼岸花

秋のお彼岸の時期になると、気温の高低に関係なく綺麗に花を咲かせている彼岸花。住宅街の我が家周辺にも、先週あたりから見かけるようになりました。咲きたては鮮やかな赤が映える感じでしたが、子供心にも「綺麗だけど、怖い花」という印象を持っており、今でもそれは変わりません。

彼岸花ってどんな花?

漫画か何かで小さいころ読んだだけなので、なぜそんなに怖いと感じるのか。ひょっとしたら誤解かも、と思い調べてみました。

”彼岸花は9月中旬に開花します。
開花期間が約一週間と短命であり、その儚さが彼岸花の魅力とも言えるでしょう。
花は短期間で終わってしまいますが、一度生えると根絶するのが難しいほどの生命力を持っており、翌年また美しい花を咲かせてくれます。
また、花が咲いている時期には葉がつかず、花が咲き終わってから葉が伸びて翌夏には枯れるという、多年草の中でも特殊な性質を持っています。
彼岸花は毎年同じ場所で同じタイミングで一斉に咲くため、荘厳で神秘的な景色を見ることができます。”

”彼岸花は切り花として飾ることには適していません。
それは、口から摂取すると人体に害を及ぼすアルカロイド性の毒があるためです。
また、彼岸花には「彼岸花を摘むと死者が出る」「家に持ち帰ると火事になる」などといった迷信があります。
それらの迷信は、子供たちが外で彼岸花に触れるのを避け事故を防ぐために広まっていったと考えられています。
上記の理由から、彼岸花を部屋に飾ることは避けましょう。”

”花言葉・誕生花”HP(https://hanaprime.jp/language-flower/red-spider-lily/)より

なるほど。怖い印象の理由が再確認できた気がします。
でも、秋のお彼岸にふさわしい花ですね。
家に飾るにはNGでも、ふと見かけたときに亡くなった方へ思いをはせるきっかけになる花なんですね。
丁度今の時期は、祖父母や推しが亡くなった時期でもあるので、心のうちでそっと哀悼の意を表してみようと思います。

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