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昔話のミックスジュース!Switchオンライン加入で遊べるファミコンゲームのおすすめ⑤「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」

めちゃくちゃ久しぶりにファミコンゲームを遊びました。
なんかこれたまにタイトル聞くよな~と思ったのと、昔話系が結構好きなので触ってみようかなとRPGを想像して起動したら、ノベルゲームだった。
だがこれは…これならクリアまでいけるかもしれない!
そんな期待を抱き遊び続け、クリアしたのでご紹介します。

〜ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島とは〜

あらすじ: むかしむかし、おじいさんとおばあさんがそれぞれ桃と竹から生まれた赤ん坊をゲットして4人で仲良く暮らしていました。
ある日平和な日々が壊され子供たちは鬼やら龍をやっつけに旅立つ!
システム: 選択肢を選んで進んで行くノベルゲーム。

◆おすすめポイント①:テクニック不要の読み物ゲーム

アクションゲームやRPGと違って理不尽な敵の配置やきついゲームバランスに翻弄されずに遊べる選択肢を選ぶだけのゲーム!
ノベルゲームとは言いましたがファミコン探偵俱楽部のように「調べる」や「アイテムを使う」「キャラを変更する」(操作キャラが二人いるため)などコマンドを選択して進んで行く、脱出ゲームのようなシステムです。
進むための選択肢を探すゲームで、難易度は簡単ではないですが「全然わからない続き」ではなくちょうど良い感じでした。

ちなみに私は後半3回くらい攻略見ました…。
こういうゲーム、いつか攻略見ずに全クリしてみたいんですが、終盤だと特に難しいのと、「あと少しで終わる…速く終わりてぇ…」という気持ちと相まって誘惑に負けてしまいます…。
でも3回って少ない方だと思うんです…私にしては。

行き詰ってもどこかに見落としがあるだけで、基本的には詰むという事はないようにできているのも良い所だと思います。
ただ終盤2,3個くらい
「章の初めからやり直さないと進めない(必要なアイテムを回収し忘れて、先に進めなくなる)」
という所があって、それが
「今の状態でなんとかできるのか、章をやり直さないとだめなのか」
がわかり辛いのは難点でした。
あとUIもカーソル位置を記憶していないのが地味にストレスになるので、これをファミコンだから仕方ないと許容できるか否かが、唯一だけど重要な挫折ポイントかも…。

◆おすすめポイント②:ごった煮ゆるゆる世界観

大きな流れは桃太郎っぽいですが傘地蔵や鶴の恩返しなどたくさんの童話がすごく上手に混ざっているのが本作の魅力です。
テキストはゆるめでユーモアが効いているし、全部がゆるい話ではなくシリアスな部分もあってなかなかシナリオも良かったです。
主人公二人の正体というか境遇というか、なんかその辺が意外で面白かった、そんなちょっとしたびっくり要素もあります。
グラフィックもかわいいし、イベントスチルみたいなのが豊富でビジュアル的に全然飽きがきません。

ファミコンの色数少ないイラスト好きですね〜。
今見ても良いグラフィックだなと思います!

総評

遊んでよかったファミコンゲームで、キャラ萌え要素みたいなのはないのですが主人公二人の仲の良さは微笑ましくてかわいいです。
UIのちょっとしたもたつきが気にならないなら、挫折ポイントもそんなにないしファミコンゲームを何かしらやってみたい!という方の入門編にいいかもしれません。
選択肢をミスるとデッドエンドになったりするのですがやり直しが直前からではなく章の初めになってしまうので、どこでもセーブや巻き戻しは活用した方が良いと思います。
ぜひ楽しい昔話ミックスジュースを召し上がれ!

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