土田卓巳

脳卒中リハを専門とした作業療法士 作業科学、リーズニング、MOHO、OBP2.0、CI療法、心理学

土田卓巳

脳卒中リハを専門とした作業療法士 作業科学、リーズニング、MOHO、OBP2.0、CI療法、心理学

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最近の記事

作業療法って何だろう。

序文最近の悩み、それは作業療法がよくするものって何だろうといった疑問を抱いています。 作業療法には、作業を用いてクライエントの健康へと導いていく。それは、間違えてはいないと思います。 しかし、医療福祉の観点から言えば他の治療がよくする事もあり得る。 つまり、作業科学から作業療法へと移行する際に躓く問題なのかと思います。 作業療法の視点作業療法としてよくできるもの。 まずその観点が間違えているのかもしれない。 双方の矢印の方向 クライエント→←セラピスト これは❌ クラ

    • Drに負けない(説明ができるようになる)

      序文日頃院内の勉強会や、学会の予演会によく顔を出してくださるDrがいます。 今日は、院内の勉強会で後輩が色々と諭されていましたがDr自身も作業を理解し切っているわけではないので結局いつも作業の良さが伝えられないはがゆさを感じております。答えは無いことも分かっています。 そもそも、見えている視点が違うのですから。 見えている視点Drの見方は、全体論すなわち多様性 OTの見方は個人的経験の尊重 多様性と個人的経験の尊重は似ているようですが、見方が全く違います。 これをこう

      • 作業って何だろう 臨床的応用

        作業科学に興味を持ったらまず初めに読むべき教科書とよく耳にする。 この本を読んで宇宙、世界、人、作業すべてが繋がっているような気持ちになれたのでトップの写真を選びました。

        ¥500
        • 先日院内で行ったリーズニングの勉強会について

          先日当院でリーズニングの勉強会を開催させていただきました。後輩から先輩まで沢山の方に来ていただきました。リーズニングの勉強会では、参加者同士で事例検討を行い異なる視点や解釈を共有することで、より深い理解を促進することができました。 リーズニングに関しては、Thriverprojectのリーズニングマスター講座を受講し修了した内容を伝達させて頂きました。 作業に基づいて、リーズニングを行う事の大切さを学ぶことができました。 来年もお願いをされたので、 作業科学やリーズニン

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        • OBP
          9本
        • CI
          19本

        記事

          作業科学とは

          作業科学の歴史 作業科学は、100年ほど前にできた新しい学祭的領域である。壊れやすいのが現状。  作業的存在とは 生存的側面や成長的側面がある 作業の利点と欠点 初学者にとっては、難しく理解しづらい モホのような実践モデルでないため、実践の仕方が分かりにくい。 利点としては、医療福祉などの影響を受けにくい作業の将来性 作業療法は、何百年と続いてきており作業療法を行う上でWFOTから推奨されている物のため将来は安泰。

          作業科学とは

          作業療法の自己研鑽について

          新人の頃は何を勉強したら良いのか全く分からなかった。自己研鑽をする時に気をつけるべきこと それは、ただ闇雲に勉強をしていくのではなく あることに注目して勉強をしていく。 それは、、、 作業に関する自己研鑽をすること。 若手の頃にPTっぽいOTにはならないで欲しいと先輩に言われたことがある。 若手の頃はクライエントの機能回復にばっかり目がいってしまうが、まずは、自分やクライエントの作業を考えられるようにする事が大切になります。 答えはいつもクライエントの中にあると個人的に考

          作業療法の自己研鑽について