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【詩の森】725 事実と思い込み

事実と思い込み
 
きっとそうだ
そうに違いない
はじめは単なる思い込みに
過ぎなかったものがいつしか
事実と練り合わされ混然一体となって
僕らの判断の
拠り所になっていく
 
どんな事実を
練り合わせたのか
どのように練り合わせたのか
その違いによって
僕らは少しずつ
違う世界を見るようになる
のではないだろうか
 
客観的事実など
推量するしかないものだ
人の数だけ
見えている世界があるのだ
ただ事実の分量が多いか
思い込みの分量が多いかの
違いだけで―――
 
今頃になって
あの新型コロナワクチンは
何だったのかと疑義を呈した人がいる
名前はワクチンだが
mRNAの部分に着眼すれば
遺伝子製剤としての条件を
全て満たしているというのだ
 
遺伝子製剤となれば
あれ程拙速に人に接種することなど
有り得なかったという
何故なら遺伝子製剤には
薬物動態・遺伝毒性・シェディング・臨床試験など
超えるべきハードルが幾つも
用意されているからだ
 
そして僕らもあの時
mRNAワクチンといわれて
聞きなれないmRNAという部分を飛ばして
ワクチンという言葉に反応し
安心して国のすすめに
応じてしまったのではないだろうか
ワクチンという名前にしてやられたのだ
 
この人体実験は
この先人類にどれほどの禍根を残すのだろう
すでに多くの国々が
4回目以降の接種を見合わせている
2000名を超える接種後死者数を隠し
東日本大震災時を超える超過死亡を認めず
この国は未だ接種を止めていない
 
新型コロナ騒動の全体像は
未だによく分からない
しかし門外漢の僕にも分かるのは
遺伝子製剤としての決められた手順を
踏むべきだったということだ
そうすれば人体への接種は
おそらく見送られていただろう
 
この騒動は恐怖から始まった
どうも仕組まれたように思えてならない
この騒動で誰がいちばん儲けたのか
その辺りに黒幕はいるのだろう
mRNAという事実とワクチンという思い込み
僕らは事実にもっと軸足を置くべきだろう
謀略から身を守るために―――
 
2024.10.2
 

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