
【詩の森】洗脳の構図
洗脳の構図
そうするように仕向けられ
そうするべきだと思い込み
ずっとそうしてきたごとが
ただの洗脳にすぎなかったと
後になって思い知らされた時
君ならどうするだろうか
消費税は中小企業潰しであり
派遣法は格差拡大策であり
教育基本法改定は
今から思えば戦争準備であったと
秘かに疑い始めた時
君ならどうするだろうか
いやそんなはずはないと
あくまで国を信じようとするだろうか
呆然として天を仰ぐだろうか
それとも
疑問の糸を更に手繰り寄せて
真実を突き止めようとするだろうか
小学校に上がって
僕らが初めて先生を仰ぎ見た時から
洗脳は始まっていた
教育の目的はいい子を量産することだ
出来る子とできない子
いう事を聞く子と聞かない子
まるで工業製品のように
一色に染め上げられる子供たち―――
学校でいい子なら上司のいうことも
政治家のいうことも聞く道理だろう
政治家が「投票にいくな」といえば
喜んで従うかもしれない
僕らが民主主義と教えられ
基本的人権と教えられ
独立国だと教えられたことは
アメリカに従属する
権威主義的統治のための
まやかしにすぎない
同調圧力で人を縛り
空気を読めと強要する社会の
どこが民主的であろうか
国が打てといえば
人類初の人体実験ワクチンにさえ
わが身を差し出す国民なのだ
それで2000人弱が亡くなっても
原因不明のまま放置する国―――
マスコミはそれを咎めたりはしない
弱者を無視する王様のメディアなのだ
ファイザーの有害事象報告は
ずっと隠され続けることだろう
肩書という権威の衣があれば
疑うことを知らない国民と
平気で嘘を垂れ流すマスコミ
それがこの国の洗脳の構図なのだろう
いっこうになくならない
オレオレ詐欺と酷く似ている