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元・資格マニア 独学を続けられた理由


📚元・資格マニアです

現在は資格を活かした仕事をしておりますが、以前は資格マニアでした。
社労士以外に、以下の検定・資格試験を受けてきました。

・ワープロ技能検定1級(現存しません)
・漢字能力検定準1級 
・行政書士試験
・宅地建物取引主任者試験(現在は宅建士)
・Word・Excel検定 上級
・FP技能士検定2級
・日商簿記検定1級
・税理士試験(簿記論・財務諸表論のみ。その後は挫折)

その他にも存在します。数でいうと、上記の倍ぐらいです。正真正銘、マニアです……。 

特に、学生時代や20代は、毎年、何かしら受験。
家は結婚自体に反対でしたし、生涯働かねばと子供のころから覚悟を決めていました。そのためには、
「手に職をつけないと!」

決して、要領のよい人間ではありません。器用な人間でもありません。
何か起こっても、職にあぶれないようにと、手あたり次第(?)、地道に、資格を取得していたわけです。
 

📚独学へのこだわり

資格取得にもがいていたとはいえ、一貫していたのが……。
勉強にお金をかけないこと

地方在住で資格学校の存在に乏しいという事情もありますが、通学を選んだのは大本命の社労士試験のみ。それも、基本講座に5ヵ月間通い、他に単発講座を受けた以外は自宅で問題演習という、「極力、費用は抑えるぞ」方針で臨みました。

行政書士や宅建は通信講座を受けましたが、これも一番安上がりな、テキストが送られてきて一人読むという講座でしたので、独学に近いものでした。
それ以外は、市販のテキストでの完全独学です。
 
資格学校を利用しない分、勉強法については考え抜きました。アドバイスしてくれる人もいないわけですから、1人で向き合うしかなかったのです。

おかげで、「時間管理」「モチベーションの保ち方」など、身についたものも多いです(と自己解釈しています)。
開業した現在、1人で仕事の調べ物をしていても、全く苦になりません。

資格取得等の場面で、独学を選ぶ方も多いと思いますが、勉強法が一番悩むところでしょう。
私が独学をするうえで心がけてきたこと……、といっても特別なものではなく、平凡なことばかりですが、仕事の場面と絡めながら、お伝えいたします。 

📚①効率的な勉強法は何だろう?
→知識を自分のものにしてしまいましょう

元来、マーカーが苦手です。重要な箇所はテキストに太字で強調されているので、わざわざマーカーしなくてもよいだろうという考えです。

マーカーを使うのは、たとえば問題集を解いて間違えた箇所についてです。一般的に重要といわれるかどうかより、自分にとって重要かどうか
仕事の資料に対しても、「ここ、見落としそうだな」というところぐらいでしょうか、マーカーを引くのは。
 
覚えるには、ノートにまとめる作業が私には合っています(見出し写真は、実際に使用したノートです)。
整理することで、与えられたテキストの内容を自分化してしまう感覚があります。
まとめノートを見返すときには、自分で自分に教える感じで、頭の中で説明しながら覚えるようにしていました。

読むだけ、聴くだけで覚える場合も同じことが言えるでしょう。単に受け身ではなく、自分の言葉に置き換えて、自分のものにしていくことが大事と感じます。
 
仕事においては、わざわざノートにまとめることなどしていられませんが、資料の余白に自分の言葉で書き込むことを心がけています。
 

📚②働きながらの勉強は時間がない……
→すきま時間は大事! 上手く活用しましょう

働きながらの勉強は、時間の工夫が求められますよね。

基本的に「読み書きは家で、暗記は外で」。

家でノートにまとめて整理したものを、通勤時間に暗記するということが多かったです。
 
時間がない分、集中力が試されます。
仕事面でも、「これが終わったら帰ろう」と残業するよりも、「今日は約束があるから、定時で帰らなければ」とプレッシャーをかけるほうが、集中できますよね。

勉強も同じです。出勤前の時間、電車に乗っている時間、休憩時間など、リミットが設けられているほうが集中できます
ダラダラ1時間テキストを眺めるよりも、パパッと5分間暗記に集中するほうが、断然、効果的と思いませんか。

量も大事ですが、それ以上に質が大事。働きながらでも、何とかなります。
 
ただし、個人的には、仕事のお昼休みは、きちんと休んだほうがよいかと思います。仕事が基本なので、支障を来さない程度に。
 

📚③モチベーションを保つことができない
→楽しみながら勉強しましょう

いろいろ試験を受けてきましたが、勉強に縛られるのは嫌いです。
しかし、「苦手」「嫌い」と感じてしまうと、ますます嫌いになってしまうもの。
だから、楽しむことを第一に心がけました。
 
具体的に心がけていたのは、趣味でもある、音楽を聴きながら勉強することです。じっくりテキストを読むようなときは気が散りますが、それ以外のとき、たとえば計算問題をひたすら解くときなどは、音楽をかけるようにしていました。

先ほどのリミット時間の話にも絡みますが、「この曲が終わるまでの間に、この問題を解き終えよう」など、タイマー代わりにも活用していました。
 
また、学習は主に左脳を使う作業。音楽を聴きながら右脳も刺激してあげることで、疲れが軽くなる気がします(個人的主観です)。
 
さらに、"ながら勉強"で音楽に救われたこともあります。
応援歌のような歌は、特に励みになります。
私の場合は、もっぱらスピッツなのですが、社労士試験の勉強を始めたころは、当時のアルバム新曲「けもの道」を聴くたびに、くじけそうな心を取り戻していました。
別の試験のときには、「春の歌」に元気を与えられました。
 
プライベートな時間は、削らねばならなくても、犠牲にする必要はないかと考えます。活力を与えられることもあります。気分転換にもなります。
自分の大事な時間も守ることが、勉強を長続きさせる秘訣でしょうか。
  

📚実務自体が勉強の日々

現在、資格マニアとはほど遠く、資格を活かした自営業をしています。
実務自体が勉強の毎日です。責任感は伴いますが、合格を目指す資格学習よりも面白いです。
それもこれも、独学で身につけた習慣のおかげでしょうか。

noteのお題「わたしの勉強法」に合わせて、社労士試験合格発表より21年の記念日に投稿しております。

勉強ネタはあえて避けておりますが、たまに書いております↓
よろしければご覧ください👩‍💼



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