【モツ料理】ホルモン界の大トロ、キクアブラを食べる【暇なオタクのモツ料理探求】
皆さんこんにちは、市こふぇと申します!
今回は以前から気になっていた究極のホルモン、キクアブラを食べてみたいと思います。
キクアブラはあまり聞き慣れないホルモンだと思います。キクアブラは豚の小腸周りに付いている脂の部分を指します。拡げたときに菊の花に見えたのでキクアブラという名前が付けられたそうです。全ホルモンの中でトップになるほど脂が多くて、その事から大トロホルモンとまで言われています。あまりスーパー等で出回らないので、肉屋や大型の業務スーパー、ネット通販で購入することになります。
あとキクアブラという事で忘れてはならないのが、大阪府西成地区にある"ホルモン屋やまき"です。安くて美味しいホルモンを提供していて大人気の有名店ですが、そのやまきの人気裏メニューとして「アブラ」というものがあるのですが、まさにこれがキクアブラとなっています。
そんな珍味を食べずにはいられない!そういう思いで今回はキクアブラを通販で注文。食べてみることにしました。
冷凍で今回1キロで注文。見た目は白くて本当に脂身がすごいと思いました。流石に1キロを一気に食べられないので、まず食べられる分をシンプルに焼いて食べてみたいと思います。
下処理からはいります。まず水に浸して解凍していきます。
解凍したら軽く汚れを確認しながら水洗いしていきます。ある程度向こうで処理されていたので、比較的キレイでした。
拡げてみてよく見れば菊の花?に見えるようなそうでもないような…
水洗いしたあとお湯に入れて10分間茹でこぼします。これは下茹ででこのあとも何回も茹でるのでそこまで時間をかけてないです。
10分経ったらお湯から上げ、一度水で油とかを洗います。これで浮き出た汚れ等も流していきます。そのあとお湯を変え10分間茹でるのを3回繰り返します。これで油を流すのですが、毎度毎度油がすごい量浮き出てきました。やはりその名の如く油量が半端ないですね。
3回茹でこぼした後は、今度はネギの青みの部分と生姜を入れて臭み取りをしながら茹でていきます。今度は長めの30分茹でます。
茹で終わったら下処理が完了になります。後は食べやすい大きさに切っていきます。身自体固くないので、大きめに切っていきます。切るとまたジュワッと油が出てきます。すごい油だ…
さてキクアブラをこれから焼いて食べるのですが、両面こんがり焼き目が付くと美味しいということで、今回はホットサンドメーカーを使って焼いていきたいと思います。ホットサンドメーカーを使えば一気に両面焼けるし、過度に出た油を落とすのに便利だと思ったからです(あの有名な料理動画のリロ氏の真似なのはナイショ🤭)
油はキクアブラ自体から出ると思ったので、鉄板にひかないで焼きます。少し経ったらすぐ油が出てきて、しばらくしたらホットサンドメーカーは油でいっぱいになりました。適度に油を捨てつつ両面焼き目が付くまで焼いていきます。香ばしくお肉の焼けた匂いが台所に広がります。
何回か余分な油を捨て、出る量が減って焦げ目ができこんがりしてたら焼き終わり!香ばしい匂いが食欲そそります!
味付けは濃い目が良いそうなので、焼き肉のタレの醤油ダレで。今回も酒の代わりにコーラ片手にいただきます!
食べて噛んだ瞬間ジュワッと油があふれます。やはり大トロと呼ばれるホルモン。油の量が凄かったですね。ただその油の中に旨味があってとても美味しかったです。ほぼ肉の部分なく脂身の部分ですが、この脂身に旨味がたっぷりって感じです。
油が凄いので塩コショウでは油で塩っけが流れるので、やはり濃い目のタレと食べるのがいいですね。今回漬けずにタレをかけて食べましたが、味噌󠄀ダレ等を漬け込んで焼くのもありですね。油を何回も落としてもしっかり油が残るので、しつこいのが苦手な人には少しキツイかもと思いました。それでもジューシーでガッツリホルモンを楽しみたい人は是非食べてほしいですね。
まだキクアブラはあるので、別の機会に違う調理法を試して美味しく頂きたいと思います⭐
それではまた👋
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