肉派?魚派?
1.北陸は食べ物が美味しい
こんばんは。
雨が降る音を聞きながらこの記事を書いています。
ここ数日の北陸地方はTHE・梅雨と言わんばかりのジメっとした日々が続いております。
外でのスポーツや釣りなどのレジャーを楽しめないので梅雨明けが待ち遠しいですが、
明けたら明けたで、
再び去年のような恐ろしい酷暑が待ち構えていると思うと
なんとも微妙な気持ちになります。
さて、そんな梅雨真っ只中の6月下旬~7月上旬にかけて、友人知人と食事に行く機会が2回ありました。
先に行ったのが海鮮に特化した居酒屋。
色とりどりの新鮮なお刺身に舌鼓を打ちました。
次に行ったのが歴史が長い、地元に愛されている焼き肉屋。
霜降りたっぷりの和牛は、少し焼けば口の中で溶ける絶品でした。
普段はあまり食事にお金をかけないので、このように立て続けに美味しいものを食べたのは久しぶりです。
そして、ふとこのような疑問が浮かび上がりました。
「そういえば自分は今、肉派?魚派?」
2.まわりの人たちの変容
思えば社会人になって数年、アラサーになった頃、
ものすごく肉が好きで、中学の卒業文集の”好きな食べ物”欄でただ一言「肉」と書いていた親友の口から衝撃の言葉が出たのが思い出されます。
「俺、最近、肉が重くなってきたわ。」
今でも覚えています。行きつけだった大戸屋での出来事でした。
「最近は魚が美味しいんよね。」
チキン南蛮にがっつく僕の前で、
サバの塩焼きを丁寧に食べながらそう補足していました。
思えば学生時代は焼肉食べ放題をモリモリ平らげ、地元の有名な家系ラーメンにも週に数回通っていた別の友人もいつの間にか食が控えめになり、
友人何人かと飲みに行ったときも
肉料理は最初の注文だけで終了的なムードを感じるようになりました。
基本余った肉料理は僕が処理しています(笑)
僕の母親も、やはりアラサー付近で肉類はあまり食べなくなったという話をしていたのを覚えています。
年齢を重ねるにつれ、やはり嗜好は変わっていくものなのでしょうか?
それが、大人になるということなのでしょうか?
「肉派から魚派へ」
これが正しい嗜好変容ルートなのでしょうか?
たしかに逆のパターンは聞いたことありません。
3.僕は”肉派”!ですが・・・
かくいう僕は、ずっっっっと”肉派”です。今でも。
たしかに20歳前後までこなしていた量は食べられなくはなりましたが、
それでもまだまだ全然いけます。
牛肉、豚肉、鶏肉関係なく今でも大好きです。
では僕自身、魚はどうなのかというと、
これまた微妙な問題でして、
刺身や寿司などは全然食べれます。というかものすごく好きです。
しかしながら、例えば焼き魚となると話は変わります。
ブリや鮭、サバは食べられるのですが、
カレイやキス等はほとんど食べられません。
理由はハッキリしていません。
ただしどうしても匂いや風味が受け付けられない魚がいることはたしかです。
ちなみに少年時代では焼き魚はすべて苦手でした。
とにかく苦手でした。
皮の部位やはらわた付近を食すなどもっての外でした。
なんかこう、魚特有のにおいや風味を受け付けなかったのでしょうね。
食卓で魚が出てこないことを毎日祈るレベルでした。
サンマやアジのような、
自ら解体をしながら食べ進めていく魚は本当に辛かったです。
必死に食べられる部位を箸でつまみ出し、それなりに完食度の及第点を目指し、自分なりに試行錯誤を重ねていた中で、
「全然食べてないじゃん」という親に
なんというか、理不尽ささえ感じていました。
なお、1人暮らしを始めてからは1尾単位の魚は購入したことはありません。
給食はとにかく試練でしたね・・・
たしか毎週火曜日が魚が献立にでる曜日だったので、
それだけで学校に行くのが憂鬱だったのを覚えています。。
しかも当時は、おそらく今以上に”お残し厳禁”でしたから。
みんなが美味しそうに皮の部分まで平らげている中、
僕は誰にも気付かれぬよう、ドキドキしながら
食べ残した部位を食缶に捨てていたのが思い出されます。
「行儀が悪い」「ワガママ」等、
当時の自分を振り返るといくらでも批評はできますが、
それらを差し置いてでも苦手なものだったのです。
中学に上がると、どうしても食べれないものは
友人に頼ってもいい感じの緩さだったので、
僕はたいへん救われていました(笑)
というような具合で、少年時代は大の魚嫌いの僕でして、
好き度割合は
肉:魚 = 100:0
くらい極端な肉派でした。
今も肉派ですが、その好き度割合は
肉:魚 = 60:40
程度でしょうか。
はま寿司やスシローなど、お寿司が身近においしく食べられるようになったり、居酒屋で絶品の刺身やホッケの素晴らしさに気付いたことが大きいです。
また、前職は教師だったため、生徒たちがいる手前で好き嫌いをする訳にもいかず、強制的に苦手が克服できたのも大きいです。(笑)
4.世の中の肉派魚派問題
「犬派?猫派?」や「朝食はパン派?ご飯派?」と同じように、
「肉派?魚派?」もたびたびメディアでは取り上げられているようです。
回答者が1000人単位の規模のアンケートもちょいちょい行われています。
アンケートを見る前の予想としては、
「若い年代は肉が好きで、年を重ねていくにつれて魚派が増え、40年代らへんで逆転するのではないか」
というものでした。
さて、その実態はいかに。
実際にいくつか見てみましょう。
「どうやら世間的には、年代問わず肉派の方が多い!」
と言い切れるアンケートが多数でしたが、
中には次のような結果もありました。
このように当初の予想通り、
年代を重ねると肉派と魚派が逆転する結果もありました。
各種アンケートによると、
好みや満腹感、気分的な理由で回答しているものもあれば、
健康面に気を遣った食生活の改善による回答もありました。
肉類ももちろん栄養豊富ですが魚類、
特に青魚(イワシ、サバ、アジ等)の栄養の豊富さは目に余るものがあります。
血液をサラサラにする栄養分が多く含まれ、かつ肉に比べてカロリーの摂取量をおさえることができるのは、
健康や長生きに大きな役割を果たすでしょう。
高齢化に伴い魚食への嗜好が高まるのも納得できます。
5.終わりに
かつてはあれほど魚を敬遠し、今も肉派を貫き続けている自分にも
変容が訪れる日が来るのでしょうか。
もちろん、大切なのはバランスです。
肉食も魚食も大事ですし、野菜や大豆類、果物類も忘れてはいけません。
肉派?魚派?について問う記事を書く中で、
自分の食生活を振り返る良い機会となりました。
あなたは肉派でしょうか?それとも魚派でしょうか?
それでは、また別の機会に。
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