台湾おうちごはんの定番、酸っぱくも辛くもない酸辣湯。 / 台湾漢方料理 LANCH
日本生まれ日本育ちの元・在日台湾人、藍(ラン)です。
漢方を食材として身近に感じて欲しい、という想いから『LANCH』というブランドを立ち上げ、「食養生」という考え方も踏まえながら、台湾では身近にある漢方食材や料理を紹介しています。
今日は、台湾では家庭料理として親しまれている「酸辣湯(サンラータン)」の小話を。
子供のころ、友達を家に呼ぶのが好きだった。
外に出るのももちろん好きだったけど何が好きだったかといえば、誰かが来ると必ず家では水餃子パーティになったからだ。
台湾ではゲストが家に来ると水餃子をみんなで包んで食卓を囲む。親戚が集まったときとかもそう。家では何かの記念日だったりする時もやっていた。
みんなで包みながら「最近どう?」なんて世間話する訳だ。
水餃子のプルプルした食感が好きだったし、それぞれ思い思いの包み方をした水餃子が並んでいて、これは誰が包んだ水餃子とか言い合ったりするのが楽しかった。
そして、それにも増して楽しみにしていたのが「酸辣湯」だ。
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