和洋中を自由に旅する、茄子の三国間献上炒め。/Smiles 代表 遠山正道
この春のご時世なので、家でなにやら料理などをやってみている。
本レシピは、ネット上の茄子レシピの概ね3つを合体させながらこしらえたもの。
一口、くちにいれて、うま!となった。
それ以来三連ちゃんで作ってなお、飽きない。
この料理の特徴は、最初に口にした時の不思議な“酸味”。
相方が口に入れ、うま!の顔を横目で確認したら、何気なく「白ワインの酸味が、、」とつぶやこう。
中華か家庭料理の顔立ちだったものが、一気にヨーロッパへと配置転換される。
すかさず、
「ヘタのところは君へ。ヘタの部分は甘みがあって、昔は殿さまに献上していた。今夜は君に献上するよ」。
三国間と名付けたのは、私自身いまだに和洋中のどこに属すのか判別できないから。
黒酢を足せば中華寄りにもなろうし、しかし私の中では断然ヨーロッパなのである。
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