日本のパワスポライン☆中央構造線の秘密
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前回は、日本列島が出来上がるまでの時間を、およそ1億3000年前まで遡ってみました。
今日はその中の2つの日本の特徴のうち、中央構造線の話をしていきますね。
中央構造線はまだ動いている?
まずは、今は消えてしまった幻のプレート、イザナギプレートが運んできてくれた、日本の南北を分ける中央構造線。これは、現在の九州の熊本から関東の埼玉県、そして恐らく千葉県と茨城県の境のあたりから海へと続く、およそ1000kmの日本一大きな断層です。
大鹿村中央構造線博物館HPより https://mtl-muse.com/mtl/aboutmtl/whatismtl/
この構造線は、今でも大陸側の北半分は東に、太平洋側の南半分は西にズラす力が働いています。つまり、地球の大きな地殻変動のエネルギーが、未だ大きく働いているところなのです。
そしてこの中央構造線上では、様々な不思議な出来事が起こっています。
一つ例をとると、長野県の南アルプスの谷あいにある分抗峠はご存じでしょうか。
ここは昔、静岡県浜松市にある秋葉神社へ向かう街道峠の一つでしたが、中央構造線の上にあるのです。
ここはゼロ磁場と言って、磁石がくるってしまって方向が図れないところとして有名なんです。こうした場所が、中央構造線上には多くあると言われています。
中央構造線上の聖地
そしてこの構造線上付近には、多くのパワースポットが配置されているのですよ!
その中でも一番のパワースポットは、やはりここ、伊勢神宮でしょう!
五十鈴川の穏やかな流れ…
そして高野山真言宗金剛峯寺です。
高野山真言宗金剛峯寺公式HPより http://www.koyasan.or.jp/sp/
では中央構造線を辿りながら、どんな聖地が位置しているのか見ていきましょう!
西側から九州では、あの活発な火山活動をしている御神体阿蘇山の下を通ります。
四国では愛媛県の石槌山の麓を通って、淡路島と沼島の間を通り、紀伊半島の高野山、丹生川上神社上社、下社周辺を通り、伊勢神宮を通過して、伊勢湾を通過します。
愛知県の豊川稲荷、長野県の分抗峠を通って、諏訪湖へとつながっています。
関東へは間にフォッサマグナが入るので、ハッキリとしたラインはわかっていませんが、埼玉県さいたま市岩槻あたりを通っていることはわかっています。
そしてその先鹿島灘付近の地下から太平洋に続いていると考えられています。
鹿島灘といえば…有名な鹿島神宮がありますね!そして香取神宮、息栖神社の東国三社がこの周辺に集まっているのです。
もちろん構造線はあくまで地中にあるので、地表に線が書かれているわけではありません(笑)
なので、こういった聖地はあくまで付近にあるということになりますが、それでもすごいですね!
どうでしたか?
日本の真ん中を通る背骨の様な中央構造線。
この小さな島国に、この様な地学的なエネルギーラインがあるなんて、少し見方が変わってきませんか?
次はもう一つの特徴であるフォッサマグナについてお話したいと思います。
ではまた(*´∀`)ノ
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