輝く富士山の信仰〜レイラインに並ぶパワースポット〜
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前回までの地学から見た日本のパワースポット、たくさんの方に読んでいただき、とっても嬉しいです♬
今回は富士山と太陽の関係について、お話していきますね。
ダイヤモンド富士って聞いたことありますか?
富士山の頂に日が昇ったり、沈んだりする現象のことですが、本当に綺麗で神秘的な景色ですよね!
こんな景色が特別な日に見られたら、最高だと思いませんか?
昼間と夜が同じ時間の春分の日、秋分の日。
昼間が一年で一番長い夏至や一番短い冬至。
そんな日に富士山の頂に太陽が重なる場所は、特別な場所になるでしょう!
地球の自転と日の出入り
春分の日、秋分の日は、地球🌏の自転軸が太陽に対し垂直になるので真東から日が昇り真西から日が沈みます。
つまり、緯度に対し並行に太陽が動く、いやいや本当は動いてるのは地球なんですけど……地球から見ると、地球の自転方向と太陽が直角になるので、緯度に沿って太陽が動いて見えるのですね。
そして日本のある北半球は、夏至にはより太陽に近くなり、冬至には遠くなると言うわけです。なので、夏至は緯度に対し自転軸の傾き分北側から太陽が昇り、冬至は南側から太陽が昇ります。
国立天文台 暦Wikiより https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FB5A8C0E1A4CFA4CAA4BCCAD1B2BDA4B9A4EBA4CEA4ABA1A9.html
富士山を中心に地図に落とすと、こんな感じです。
そして富士山を通る最も有名なレイラインは、“御来光の道”であり、春分、秋分の日の太陽の通り道です。
富士山の位置は、北緯35度22分あたりになります。そのほぼ同じ北緯35度22分~24分あたりをとるパワースポットの多いこと!
上の図で青い矢印が富士山です。
東から順に行くと、上總国一之宮 玉前神社、相模国一之宮 寒川神社は、富士山より東側にあるので、富士山には日の入りが見えることとなりますね。
富士山より西側は色々と説がありますが、やはり有名なのは、琵琶湖の竹生島、大山(鳥取県)大神山神社、出雲大社ですね。こちらは富士山からの日の出が見えるはずです。
鳥取県から富士山が見えるのか?という疑問も残りますが、鳥取県にも「富士見町」という地名がありますので、遠い昔には見えていたのかもしれませんね。
さらに夏至、冬至についても
富士山の東側、冬至の日の入が見えるのが、常陸國一之宮 鹿島神宮、下總國一之宮 香取神宮です。
西側の夏至の日の出が見える場所は、豊川稲荷、斎宮跡、紀伊國一之宮 伊太祁曾神社ですね。一之宮が続きますね。
さらに、
夏至の日の入りが見えるのが、安房國一之宮 安房神社。冬至の日の出が見えるのが、大湊神社(安島)です。
相模国一之宮 寒川神社
さて今回は、富士山を中心に光の道、つまり富士山の頂上に日が昇るあるいは沈むレイラインを紹介しました。
日本にとって、霊山不二山はなによりの信仰の中心だったんですね。
そうそう、これは余談ですが、富士山の頂上付近の地主はだれかご存じですか?富士山8合目以上の土地は、富士山本宮浅間神社が所有しています!
ですから、富士山の噴火に関する研究は、あまり進んでいないのですね。山頂は私有地ですので……(*´艸`)
では、今日はこの辺で〜♬
日本全国パワースポット!
ではまた(*´∀`)ノ
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