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イジメられて「死にたい」と思っているあなたへ・・・元イジメられっ子より

はい。皆さんこんにちは。miriamです。・・・うう~~~さぶいさぶいさぶい~~~!いろんなことがあった今年ももうすぐ終わりますね。長かったような、短かったような、おかしな気持ちです。
さて、今回のテーマは・・・学校や職場でイジメにあって、死にたいと思っている方に、元・イジメられっ子の私からぜひぜひ聞いていただきたいことがあり、こうして投稿することにしました。

自分でもわからないんです。なぜ突然イジメについて書こうなんて思ったのか。今朝起きたら、頭の中で誰かがささやく声が・・・「おまえ(私)が長い間いじめにあっていたことで学んだことを表しなさい」・・・という風に聞こえた気がしたんです。
折しももうすぐ冬休み。長期の休日が終わったら、学生さんだけでなく社会人の方の自殺も増える傾向にある、と言われていることは知っていました。イジメ自殺のニュースを目にするたびに、いたわしくてならず、私で何かできることがあればいいのに・・・と、いつも思っておりました。
それで、今回こうしてイジメに苦しんでいる方たちに何とか耐えて立ち直っていただきたくて、私の経験則からしかお話しできませんが、少しでもお力になれれば・・・と考え、私がいじめで学んだことを書かせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。

〇ようこそ、「元・イジメられっ子」の部屋へ
ま、ま、せっかく来ていただいたんです。どうぞ、こちらへ。温かいココアでもいかがですか?カモミールティーのほうがいいかしら?
どうぞ落ち着いてゆったり構えてくださいね。疲れたでしょう。毎日毎日学校に行くのがイヤでイヤでたまらず、いじめっ子と目が合うだけでドキドキして、今日はどんな嫌がらせをされるのかしら、どんなひどい悪口を言われるのかしら。気持ちがどんより重くなって、とてもじゃないけど授業なんて聞いていられませんよね。・・・私も、そうでしたよ。
「学校へ行く」と考えるだけでおなかが痛くなり、どうしてもどうしても玄関から出られなくなる。いじめっ子のあのニヤついた目で見られるとヘビににらまれたカエルのように怖気づいてしまう自分がいて、そんな自分がとてもイヤだ。・・・そんなこと、ありませんか?
学生時代は学校が社会のすべてです。私が学生の頃も、今のように「スクールカースト」という言葉こそありませんでしたが、クラスの中の序列はしっかりありました。イジメる子とイジメられる子はもう決まっていましたね。
この文章を読んでくださっているあなたもイジメに苦しんでいらっしゃるのでしょう。私たちの時代と違って今はLINEグループからいつの間にか外されていたり、グループメールが届かなくなったり・・・イジメがそういった目に見える形で出てくるから、余計につらいのかもしれませんね。

〇イジメっ子は本当のあなたを知らない
でも・・・ここで、考えてみてください。あなたの周りの人たちのことを。両親、先生、親戚の人やよく会う人たちのことを。その人たちは、あなたに対していじめっ子がとるような行動をとってきますか?グループで固まってあなたをチラ見しながらひそひそ話したり、いやがらせとか、してきますか?しないんじゃないでしょうか。あなたのことをよく知っているから、知っていて好意を持っているから、本当のあなたが大好きだから、しないのだと思います。
対してイジメてくる子はどうでしょうか。あなたのことを何か知っていますか?あなたが本当はどんな子で、どんな性格をしていてどんな夢を持っているか・・・わかりませんよね、本当のあなたの姿は。一緒に話すこともないんですから。あなたに対する変なうわさ話があるとして、それをサカナに笑っているのだとしてもうわさはうわさ、本当のことを確かめもせずにうわさで盛り上がっているなんて、なんておバカな子たちなんでしょう。
そんな子に何と言われようが、気にしてやることはありません。一緒になってあなたをバカにしてクラス中に響く大声で笑ってる子も、必ずしもイジメてくる子と同じ考えを持っているわけではない・・・ではなぜ、イジメっ子と一緒になって笑うのか。・・・そうしなければ、イジメの矛先があなたではなく今度は自分に向くかもしれないからです。それがイヤさに、イジメっ子に話を合わせているだけです。個人的にはあなたに嫌悪感なんて抱いていませんから大丈夫。ほっとけばいいです。気にしてやるだけの値打ちなんて、ありません。「気持ち悪い奴」?「暗い奴」?「変な子」?
ほっとけ!!!
・・・ですよ。大丈夫、大丈夫。

〇あなたは誰かの「光」に、必ずなれる
こんなこと書いてる私も、ずいぶんえらい目にあわされました。でも、「そういえば・・・あの子たち、私のこと何にも知らないくせに、表側だけ見て私をイジメてくるなんて、バカな子たちだな」・・・そういう考えが頭に浮かんで、なんだかその子たちがかわいそうになってきて・・・そうすると何をされても許せるっていうか、ああ、また変なこと考えてるなぁ。懲りないなぁ・・・。どうやって私をイヤな目に合わせるか、そんなことばかり考えてるなんて、ヒマな子たち・・・。憐れみを含んだ視線を送りながら「あんたたち・・・かわいそうね。」とつぶやくと・・・それから、イジメっ子は私に何もしてこなくなりました。ホントに、そのセリフ一つで、今までの嫌がらせは何だったんだ、というくらい、静かな毎日が戻ってきたのです。
「諸行無常」という言葉があります。「物事は決してとどまらず、絶えず次へ次へと動いている」という意味ですが、これ、本当です。
あなたが大きな悲しみを抱えて一人ぽっちの部屋で膝を抱えて涙に暮れているその時も、現状は確実に動いています。今の不安で絶望感にまみれた暗い夜も、いつか終わり、必ず朝がやってきます。
そしてそのとき、あなたは苦しみを経験した分必ず成長しています。そしてあなたは必ずほかのだれかにとっての、「光」になることができることでしょう。誰かのそばに寄り添い、力になってあげられる文字通りの「苦しんでいる人のともしび」に、なれることでしょう。

〇お願いだから生きていて
イジメっ子だって、本当は家庭に問題を抱えていたり、何かイヤなことがあってクラスで弱い立場にいるあなたをイジメることでうっぷんを晴らしているだけかもしれません。もしかしたらその子もほかのところでイジメられているのかもしれませんよ。それを発散するためにあなたを利用している・・・と考えてみてください。なんだか、可哀想になってきませんか?人をイジメることしか楽しみがないなんて。
イジメっ子だって、もし一人でいたら、あなたを攻撃してくることはないと思うんですが、どうでしょうか?私が現役の「イジメられっ子」だったときはそうだったんですが。そーっとその子のほうを見たら、一人でいるその子は私のほうをちらりと見ただけで、なにもして来はしませんでした。
たった今、イジメにあって毎日が苦しい、つらくてたまらない、怖い、いっそのこときれいに消えてしまいたい・・・そう思っているあなた、ちょっと待ってください。もしもあなたがいなくなってしまったら・・・あなたの周りにいた人たちはどんなに嘆き悲しむでしょう。あなたの存在はそんなに軽いものではありません。両親や先生、大の大人を何年も何年も苦しくさせる、あなたを失ったことを思い出してはつらさで胸が張り裂けそうになる。それほどにまで、あなたを失った周りの人の心の傷は深いんです。あなたの存在は大きいんです。つらいのはわかります。私もそうでしたから。でも、夜は必ず朝になります。私も、イジメに耐え抜いた次の年にはイジメっ子から離れられただけでなく、生涯続く友情を築くことができる友達ができました。
先ほど、「諸行無常」という言葉を上げましたが、その通り、あなたを取り巻く状況は決してそのまま続くことはありません。必ず、イジメから抜け出せる時が来ます。ですから・・・お願いです。死なないで。心を岩のようにして、今は耐えて耐えて耐え抜いて。きっとそのうち、笑える日が来ます。
死ぬなんて、もったいないと思いませんか?これから出会う優しい恋人や、頼りになる旦那様(優しい奥様)、友達、趣味を同じくする仲間たち・・・。その人たちみんな、これからあなたが歩いていく道の先で手を振ってあなたを待ってくれているんですよ?
どうか、どうか、お願いします。自分の命を絶とう、なんて決して考えないでください。あなたの歩く先に、必ず夜明けの光はさしてきますから。

どうか少しでも、自害に走る若い方が減りますように。生きる希望を、その人たちが見つけることができますように。

今回は心からそうお祈りをしておしまいにしようと思います。長い間読んでくださって、ありがとうございました。どうか神様、苦しい目にあっている学生さんや若い方たちをお守りくださいますように・・・。
それでは、またお会いしましょう。miriamでした。

追伸:もしも、無人島であなたとイジメっ子が二人っきりになってしまい、何日かを過ごさなければならなくなったとしたならば。イジメッ子は今まであなたにした仕打ちなんてキレーイに忘れて、あなたにすり寄ってくるに決まっています。「一緒にいてよ」なーんていって。

一人になれないんですよ、その子は。基本的に弱虫なんです。ですから、一人でいることができるあなたのほうが、その子よりずーっと強いんですよ。忘れないでください。もし機会があったら、一度そのイジメッ子に向かって大声で啖呵を切ってやったら一番いいイジメの抑止力になるんだけどなー。
自殺を考えるだけの力があるんなら、怖いものはないでしょう?一度、「お前らいい加減にさらせ!!」と叫んで頬っぺたの一発も張り飛ばしてやればいい。ナニ、暴行罪?こんなことさせるように仕向けたのはイジメっ子のほうなんですよ。それに、体の傷は時間が経てば治りますが、あなたが受けた心の傷は一生治らないんですから。何か責められたら、そう言ってやればいい。新学期が始まったら、「ロッキーのテーマ」でも聞きながらひっぱたく機会を狙ってみてください。相手は取り巻きがいなければ何もできない、ただの弱虫です!!ここ重要!!忘れるなかれ!!


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