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等身大でない、SFノート②

「完成」した予告編はこちら

①はこちら

<はっきりとしたメッセージ>と<ファンタジー>を足して
「なんでもありの世界」
を作る。

これがサイエンスフィクションだと言うことだが…

結局どういうことだ!!??

<はっきりとしたメッセージ>という以上、「なんでもあり」(笑)というのは少し「弱い」か、場合によっては「逃げ」と取られる可能性もある!(怒っています

なんでもありの世界というからには「規制だらけの世界」が念頭にある訳だ。
カメ人は人間なので、この「規制の世界」は今生きるこの世界ということになる。

自分は英語で文学を書いたりはできない(ここも色々書きたいが端折る)。日本語で書く前提でいるし、実際、予告編の、数行ちょっとだがもう書いている。

規制だらけの世界

平たく言えば「現代」なのだが、あえて<日本>のこととしておく。

文学というのは要するに言葉の話だから、まあ<日本>でも良い訳だ。

次に、「規制だらけ」というのがどういうことかを見てみる。
金が無いと生きていけないというのも規制だし、良い年(イメージは33歳オーバー)をして酔っ払うと信用に関わる、これも規制だ。

ポイントは、「深入りすると描けない」というか「深入りしても意味がない」。
ここだろう。構造的な部分をこねくり回せないのだ。

ある程度「こうやって書こうかな」というアイデアはあるのだが、流石に何でもかんでもここで披瀝して自慢するわけにはいかないのでこれも端折る。

最大のポイントは、

深入りしても意味はないが、深入り自体に意味を見出していないわけではない

つまり構造的なものを直視しようと思えばいくらでもできるが、その構造ゆえにあえてファンタジー=空想でもって「目を背ける」わけだ。

これを自分は二十歳の時「陶酔的逃避」と呼んでいた。

だが、これではまだ逃避のままだ。

(続く)

読んで頂きありがとうございました。カメ人


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