等身大でない、土地の<草刈リスク>ノート

土地の管理を任されている。

家族に祖父譲りの小さな土地があり、そこの草刈りを買って出たのだ。
勿論、夢である「土地を買う」とも関連がある欲望ゆえでもある。

草刈りをするメリットは「土地が綺麗になる」以外に特に無く、書くことは余りない。「土地を買う」に繋がると言えば繋がるのだが、そうなると今度は土地の購入のことまで視野に入れなければならず、あいにく自分にはそんな余裕がない

なのであえてデメリット(というかリスク)を想像で書こうと思う。

草以外の切断

真っ先に思い当たるのは「草以外を切ってしまう」というものだ。

家には草刈機が無いから借りるか買うかしなければいけないのだが、生えている草のうち一番厄介な一本は茎がしっかりしていて”幹”の様になっているから、回転ノコギリタイプの刃のものを使うしか無いと思っている。(手ノコギリが一番安全そうではあるのだが、やはり管理という観点から見ると少し「弱い」気がする。)

一家の土地は住宅地にあるから隣家との間にフェンスがある。切っている内に、うっかりそのフェンスを切断してしまうのではないかという恐れがあるのだ。

また、家はその土地をとある集団(社会友好集団です)に駐車場として貸しているので、その車に固い幹の破片などが飛んで傷をつける可能性もある。

怪鳥に草刈機を持って飛び去られることによる人身事故

これはあり得ないと言っていいのだが、怪鳥などが草刈機を自分から奪って飛び去り、下で餅を買って食べている観光客の上に落とし、その観光客は餅もろとも真っ二つに(←悪ノリ)切断されるという事故だ。

今の所これ以外のシナリオでは事故は全く考えていない。(精神的保険)

何らかの形の法律トラブル

これは実際に聞いたことがあるのだが、「土地に生えている草は場合によっては隣人の持ち物に当たる(或いはそのように隣人が解釈していることがある)ので、安易な草刈りは禁物」というものだ。

この土地の場合、両隣の家は自分が子供の頃からあるので、挨拶をすれば問題はないとは思う・・・のだがこれだって分からない。

近所全体にしても自分がその土地に興味があることくらいは自分の言動から安易に想像がつくはずで、余り色々書いてトラブルを招くのもつまらないので詳しくは書かないが、自分がその土地を欲しがっているという噂程度はとっくに出回っているのではないかと思う。

もちろん、噂だけなら「トラブル」とは呼ばず、当然法律とも関係はないが。

草刈り程度と言ってもやはり「管理の一環」というふうに考えて堅くやっておくに及くはないという、常識的な結論になりました。

読んで頂きありがとうございました。カメ人

 









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