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【私の街歩き3】根津神社

東京都文京区根津 根津神社

文京区根津にある『根津神社』に関して紹介します。

根津神社 正門

<根津神社 概要>

①日本書紀や古事記に登場する日本武尊(ヤマトタケル)が造った拝殿が根津神社の起源と伝えられている
②江戸(東京)の都市の基礎を造り上げた、戦国時代の武将 太田道灌(おおたどうかん)が社殿を奉建。
③江戸時代に第5代将軍 徳川綱吉徳川家宣(後の第6代将軍)を養子に定めたのを機に神社の大造営を行い、現在も残っている社殿・唐門が建てられる

<根津神社の特徴>

何度かこの神社に訪れていますが、何と言っても江戸時代から残っている『楼門』・『唐門』・『拝殿』の美しい装飾には圧倒されます。

根津神社 楼門

1.根津神社 楼門
先程述べたように江戸時代から残っている建物ですが、
神社によくある『楼門』が当時のまま現存しているのは、都内で唯一だと言われています。

根津神社 唐門

2.根津神社 唐門
『唐門』は京都の寺社仏閣などでも耳にする事が多いです。
 下記にも補足として記載していますが、屋根に用いられている唐破風という建築様式に因んで名付けられました。この神社のコンセプトカラーでもある朱色と門に施されている装飾が本当に素晴らしいです!

『唐門』
日本建築における門の様式の一つ。上半が凸、下半が凹の反転する曲線になる破風(はふ)を唐破風といい、この唐破風のつけられた門を総称して唐門という。
コトバンクより抜粋
根津神社 拝殿

3.根津神社 拝殿
『拝殿』は、概要でも述べた通り、5代将軍 徳川綱吉が神社の大造営を行った際に建てられたものです。総漆塗りの権現造となっており、都内の神社建築としては最大の規模を誇ると言われています。

『権現造り』
平安時代に始まり江戸時代に流行した、本殿と拝殿を「石の間」もしくは「相の間」と呼ばれる幣殿で繋ぐ建築様式のこと。
代表的なのが日光東照宮であり、祀られている徳川家康の戒名『東照大権現』にちなんで名付けられた。
建築士用語集より抜粋

寺社仏閣好きの方であれば、オススメの場所でもあるので、是非訪れてみて下さい!!

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