【なかなか芽が出なかった自分】③ようやく芽が出てきた!
おはようございます。こんにちは。そして、こんばんは。ターコイズ*ミントです。
今度こそ第3回です。
芽が出るのが今年度とだいぶ遅くなってしまいましたが、ようやく「新しいことに挑戦しよう!」、「他者と関わろう!」と考えるようになった21歳の自分です。
唐突ですが、よろしければ過去の記事もご参照ください。
①↓
https://note.com/turquoise_sweets/n/nffd32b867eb5?
②↓
https://note.com/turquoise_sweets/n/n815ccbfc5f91?
特別編↓
https://note.com/turquoise_sweets/n/nb3dfd8144086
まずは「サンタ・プロジェクト」というサークルについて。
私がこのサークルに入ったきっかけは、大学2年次の時に伺ったゼミの先生のお言葉です。先生が「クリスマスを楽しめない子供たちがいる」と仰ったことで私の心の中に突然、雨が降ってきた。
なんでだろう…?
こんなに心がザワザワすることなんかないのに…。「優しくて積極的な人」を目指している私なのですが、なぜか心がざわついた。
クリスマスを楽しめない人がこの世にいるのか…?
そのお言葉があるまでは「みんなクリスマスを楽しんでいるよね!クリスマスは楽しいもん!」なんて考えていた。
しかし、そんなことはなかった。
私はクリスマスを楽しめない子供たちのことを意識していませんでした。そして、自分の視野がいかに狭いかを実感しました。その子たちの気持ちすら考えたことすらなかった。…これでは優しい人になるのは難しいな…と。
…そうだ。私は完璧じゃない自分を隠すために、隠し通すために人生で部活・サークルに入らなかった。
「失敗したら終わり」とか「アドバイスをもらうということは悪いこと。アドバイスをもらうということは恥ずかしいことだ」なんて考えていたんだ。
それだけではない。授業で発言をミスったり分からなくて何も発言できなかった時とかあったけど、その時点でもう「私は終わったな…」なんてすぐに人生に絶望していたんだ。
そういえば、大学1年次の後期の担任の先生から履修相談でこんなこと言われたんだ。
何かやらないともったいなくない?
と。
最初は「別に…、勉強一本で過ごしますよ。だから、もったいなくなんかない。私は完璧じゃないといけないから何かに失敗したら終わりなんですよ。もうそこで。自分が一発で成功することが目に見えないとやりたくない」と思っていた。サークルに入ろうとすら思わなかった。
…まさか、こんな私がサークルに入ろうと決意する日がやってくるとは思わなかった。
ゼミ・ボランティアで他者と関わる大切さを実感した後、私の中で答えを出した。
「サンタ・プロジェクト」には大学3年次の前期の成績に問題なければ加入しよう。
大学生と言ったらやっぱり学業第一だから、学業はまず疎かにはできない。…実は学年トップを狙っていましたが、どうやらその素質はなかったようだ。私は学年トップになるよりは「優しいエリート」を目指した方がいいかもしれない。でも、トップになれるものならトップを目指したい。
おっと!毎度話が逸れちゃって申し訳ない!!話をも〜ど〜し〜て〜っと!!
前期の成績に問題がないと判断した私は後期(10月から!!)に本格的に「サンタ・プロジェクト」に入りました。クリスマスを楽しめない子供たちに何かしたい。皆様にクリスマスを楽しんで欲しいんだ!!
施設の子供たちに本を届けるんだ…!!
早速任されたのが…、
協力書店に飾るポップとメッセージカードの作成!!
メッセージカードは、「靴下の形」という指定はあったけど飾り・デザインは自分でゼロから、ポップは見本がなく…、これも自分でゼロから考える。
ゼ、ゼロから!!!?
これは大変なことになった。
ゼロからということは、正解がないということです。
正解を求めて道を歩んできた私は内心「え、ど、どうすれば…」と焦りました。
メッセージカード用の星について。
画用紙に星の形を描くのは簡単だった。しかし、実際に切ってみると…。
あぢゃ!?星がおかしな形に…。
なんということだ…。何度やっても同じで、いくつかの失敗作を出してしまった。材料は限られているのに…!!ポップもサイズがちっちゃくなっちゃった!!
それだけではない。ポップとメッセージカードのデザインやデコレーションが全く思いつかず、作業停滞。私は沈黙状態に陥ってしまった。
リーダーたちに失敗報告しかできなかった。
オーマイガー!!!
これでは私は沈黙なクラッシャーになってしまうではないか!!
アカンアカン!!
一瞬、「だから私がやったら台無しになるんだよ。私が何もかも全て壊す」と考えていました。
ちょっと待て…!
ここで「自分が台無しにする」なんてストップするのはもっとアカン!せっかくこのサークルに入ったのにすぐに諦めるのは駄目だ!
私はもう些細なことで絶望する自分ではない。
挽回だ。
ネガティブな考えから30秒から1分もしないうちにすぐに「なんとかせねば!」と切り替えた。
最初はどうすればいいのか分からなかった。
失敗した星をどうするか、どうすれば綺麗な星の形に切れるのか?
クリスマスらしいデザインとはどういうものか…?
その日の作業が終了して私が起こした行動、それは…。
インターネットという情報の海に潜り込むことだ!!!
ザブーンッ!
私の持っている知識だけではこの作業をやり遂げられないことに気づき、インターネットで検索しました。それに加え、周囲から好評されるポップとメッセージカードのデザインを考える参考例として、同じサークルの方の作品を鑑賞したり大学や自宅から近いお店に直接足を運んだりしました。お店のデザインは様々でしたが、「こういうアイデアもあるんだな」と感じました。クリスマスといったら、「クリスマスツリー」・「プレゼントボックス」・「サンタクロース」・「ベル」・「しましま模様のキャンディー」などなどキーワードがた〜っくさん!!よし、色々調べて自分の頭に詰め込んだぞ!
そのおかげか、自分の視野がより広まりました!
後日、また作業に取り掛かりました。
情報の海で得たもの、仲間の作品やお店のデザインの工夫を思い出しながら作業!
それと、失敗作(上手く切れなかった星・サイズが小さ過ぎたポップなど)とかは装飾用のパーツに生まれ変わらせました。
やがて…、
サクサクサクッと作業が進むようになっていたのです!
私はあることを思い出す。
私がハサミとノリなど色んなものを使ってものづくりしたのは何年振りだろうか。
しばらく工作なんかやっていなかった。工作は好きだ。でも、勉強や他の趣味に追われて工作が好きな自分をすっかり忘れていた。
それと…、
自分のイメージを実際に形にするのは大変だけど、やりがいもあるし!楽しい!!
この作業をサクサク進めることができたのは、情報を集めたから…だけではない。
工作が好きなんだと。
この作業をしなかったら私は工作が好きなことすら思い出せず、分からなかっただろう。
サクサク楽しみながら作業し…、
私の記憶では…、ポップを8枚(だったかな?)、メッセージカードを20枚(どちらも明確な数は覚えていませんが、それくらい大量?生産した…かも???)ほど作りました!
諦めなくて良かった!最後まで作業できて良かった!
その後、協力書店に行って子供に届ける本を選んでは購入したり、ラッピング作業にも参加したりしましたが、私の活動で代表的なのは、ポップとメッセージカード作ったことです!
この活動から私は、
①自ら改善策を考えてそれを実践する大切さ
→「もう駄目だ!」とその場で絶望するのではなく、すぐに「どうすればいいんだ!?」と改善策を考えて、あれやこれやいろんな方法を試す!!
②ものづくりの大切さ
→作品は絶対に他者が目を通す。だから、ものづくりは他者の目を意識しながら個々(一つ一つ)に心を込めて丁寧に作ることが大切!!
という上記の2点の大切さを学びました。
大切なことに気付かせてくださった「サンタ・プロジェクト」の関係者の皆様、ゼミの先生(大学2年次からの担任の先生)、大学1年次の担任の先生、本当にありがとうございます。このサークルに入れたことが今年度の私の一番の幸せです!!
そして、インターンシップです。
時期は、9月・1月・2月ととある企業様のところに直接足を運んだりオンラインで参加したりしました。
最初はインターンシップと聞くだけで身体の震えが止まらなかった。
こ、これも他者と関わるん…ですよね。
と。冷や汗1000リットル。
当時はまだ、完璧じゃない自分がバレてしまうのが怖かった。「こ、こんな私が…、参加しても大丈夫か!?」と。
最初は8月に参加する予定でしたが、運悪く日程変更によって講義と重なってキャンセルせざるを得なくなってしまいました。これは仕方がない。そういうこともある。人生色々ある。
本当はもっと早く挑戦したかったけど、他を探すしかなかった。
こんな風に思っているのは私だけかどうか分かりませんが…、
インターンシップに参加したい!なんとしてでも参加してやる!!
日が重なってパニくっている自分は急いで他にインターンシップに参加できる企業様はないか探して探して探しまくりました。
探している最中は、「参加するのが怖いよーっ!」という恐怖心はどこかに吹っ飛んでいきました!!「新しいことに挑戦させてくれ!!」と心の中で叫んでいたのです。
ようやく参加先が決まって、採用ご担当者様に問い合わせをし、9月に人生初のインターンシップに参加することが決まりました!!新しいことに挑戦する権利(…?)を獲得することに成功したのです!
様々な企業様のインターンシップに参加して、自分の視野がさらに広まりました。インターンシップ当日は当たり前かもしれないですが、とても緊張しました。ですが、いざ参加してみると、インターンシップ先の皆様はこんな私に笑顔で接してくださいました。
ある企業様は、グループワークを課しました。そこでは、エリートたちに囲まれて「うひゃー!皆様飲み込み早い!!」と圧倒されたり、「周囲から好評される商品のデザインの考案って…、こんなに細かくやらないといけないのか!?」と難しく感じたりといろんなことを経験しました。学生の皆様から見習うべきところがた〜くさんありました!勉強になります!そして、経験値が上がりました♪インターンシップで得た経験は私の一生の財産・宝物なのです!
中には、私の人生論(…???)に耳を傾けてくださった採用ご担当者様もいらっしゃいました。まず、長話をして大変申し訳ございませんでした。それでも、最後までご静聴頂き、本当にありがとうございました。おかげで自分という存在を再認識することができました。今後も自分を高めていけるように精進します!!
ふぅ…、今回もたくさん書きました!書き過ぎてしまいました!分かりづらくて大変申し訳ございません!
でも、文章にすることで自分の経験を振り返ることができることもあるんです!
さて、次回はいよいよ最終回。
〜次回予告〜
これは、とある女子大生の大学1年次の時の物語。
彼女は、引っ込み思案・控えめだが、完璧主義でプライドが高い。それに加え、負けず嫌いだ。しかし、自分の弱点を隠し通そうとするが、それはできなかった。
・講義で上手く発言できなかった(回答を間違えた、分からずに何も言えなかった)
・ドイツ語の発音のダメ出しを何回もされた
・大学の礼拝で突然高音が出ずに歌唱を捨てた
などなど、色々な失敗をし、他者と関わらないように生きてきた。そして、自分の弱点を見られては知られ、些細なミスですぐに人生に絶望していた。
彼女は果たして、ネガティブな自分からポジティブな自分に変えることができるのか?
次回!
【なかなか芽が出なかった自分】④ネガティブ→ポジティブ〜自分を変えたモノ〜
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
次回もお待ちしております。