格安VUメーターを簡単に自作する
ひょんなことから小型のVUメーターが欲しくなり、既製品を探すがなかなか良い商品がなく、また価格も高いため自分で作ってしまおうと思い立ちました。と言っても簡単組み立てキットです。(^^;
注)簡単に作ることはできますが、最低限半田付けの作業が伴います。
また、最終的に自分でケースを作る必要がありますが、文末の方で自作ケースについても触れます。
まず、入手したのはAmazonで安価に販売されていたVUメーターキット(購入時3,359円)こんなやつ↓を購入しました。
まぁこれだけ買っても使えないわけで、別途細々した物も必要となります。また、それらを結線しないとならないわけで…と言ってもなんら難しいことはありません。
そこで、用意した物は下記の物になります。
全てAmazonで調達。電源ソケット20個もイラネー(^^;
Amazonのリンクを貼っておきますが、売り切れやリンク切れになっているかもしれません。その場合には、検索して同様な物を用意してください。
1.VUメーターキット(上記写真のメーターと基板のセット)
(2pcs VUメーターウォームバックライト+オーディオレベルボード)
2.ACアダプター
(12V 1A 出力プラグ外径5.5mm 内径2.1mm)
3.DC 電源 ジャック ソケット
(2.1x5.5mm PCB マウント 取り付け)
4.RCAコネクター
(ハンダ式 自作用 金メッキ レッド&ホワイト 4個セット)
5.ビニール絶縁電線
(UL耐熱ビニル絶縁電線 7色 各2m)
6.熱収縮チューブ
(絶縁チューブ 防水 高難燃性 ブラック 7サイズ Φ2mm~13mm)
(使用したのは2mmと、3.5mm)
これらを使って、こんな感じに結線します。
結線の詳細はこの後に記載します。
実際に動作するとこんな感じにライトが点いてカッコいい(*^-^*)
はい、ここまでは至って簡単です。
でもこのままメーター剝き出し、基板剝き出しではカッコ悪いですね。
厚紙やプラバンで箱を作っても良いのですが、カッコイイケースに収めたいじゃないですか!
そんな訳で、今回作ったこのVUメーターがピッタリ収まる下図のケースを製作しました!👏🎉
と言っても、実はまだこのケース、現物はこの世に存在しません(-_-;)
初めて3D CADで作図しただけであります!(`・ω・´)ゞ(エバって言うな)
3Dデータはまぁ多分ちゃんと描けたと思うのですが、3Dプリンタを持ち合わせていないので造形できない…このデータを元に3Dプリント業者に依頼すると、一番安い素材でも結構なお値段がするのですよ。
そう、失敗は許されないのです。失敗したらゴミですよ。(´;ω;`)そんな裕福ではありませんので、おいそれと発注できません。
てなわけで、現在ケースの製作に向け奮闘中であります。(おカネないだけ)
完成がいつになるか分かりませんが、どうぞ気長にお待ちください(^^;
と、ここで、最近3Dプリンタを購入したことをお知らせしますw
完成は間もなくです(*^-^*)
完成しました~\(^o^)/
完成の様子はこちらをご覧ください。
https://note.com/turep/n/nacc5894c2fe5
なお、この形が気に入り作ってみたい方がおられれば、下記のリンクよりご購入ください。
■配線の詳細
紙切れ1枚すら入っておらず、ネット上から情報を集めましたので、正しいか分かりませんが悪しからず。
自分が結線した個所は問題ないと思います。
詳しい方なら基板を見れば分かるのでしょうけど。
CN1:INPUT 左L 中GND 右R
CN2:R VU METER
CN3:R VU LED
CN4:L VU METER
CN5:L VU LED
CN6:AC IN
CN7:AC IN
CN8:L VU P55 (って何でしょう?)
CN9:R VU P55 (同じく?)
VR1:R側の針の振りを調整するネジ(ゲイン調整)
VR2:L側の針の振りを調整するネジ(ゲイン調整)
R9:L側のメーターランプの輝度を変更する抵抗みたい。
R10:R側のメーターランプの輝度を変更する抵抗みたい。
※誤っているかもしれませんので、必ずご自身で確認してください。
基本CN1〜CN6とVR1、2しか使わないです。
VR1と2は、メーターと並列に接続されており、ネジを回転することで抵抗値(VR1(R)VR2(L)共に1kΩ)を変化させ、メーターに流れる電流を調整できるみたい。
ACアダプタはセンタープラスなので、真ん中のピンが+になります。電源ソケットを半田付けする際は+と-に注意してください。
ソケットは3ピン出てますが2ピンしか使いません。
メーターの裏側にピンが4本出ています。
中央2本がメーター、外側2本がライト用です。
+、-の刻印があるので、それぞれ電線を半田付けし、基板へ繋げます。
基板側は-の精密ドライバー等でネジを緩め電線の絶縁体を剥いて差込み、ドライバーで締めてください。簡単に抜けないか軽く引っ張ってみてね。
暫く経つと段々とネジが緩んできている気がするので、場合によっては基板側も半田付けした方が良いかもしれません。
RCAコネクターは中央が+です。
出力コネクターも用意する場合は、単純に分岐させ電線で直列に半田付けします。こんなイメージ↓
後はショートしないように収縮チューブで必ず絶縁してください。
これで一通りの配線が完了し、VUメーターの完成です。
実際に出力機器へ繋げてからACアダプタをつなげ、音を再生しメーターの針が動くか、メーターランプが点くか確認してください。
注)片チャンネル(LやRのみ)だけ配線しても、正常に動作しないので、必ずLとRのチャンネルを配線してから動作確認を行ってください。
別途、電源スイッチと、電源LEDを追加する予定です。
(パーツは選んだが未購入)
ちなみに、電源スイッチはこちらのトグルスイッチに合うはずで、発光LEDは3mmの標準的なヤツを想定して作図しています。お好きな色のLEDをお選びください。あ、LEDはどう繋げて光らせればいいかな?(;'∀')
3V30mAのLEDにしたいから、15mAの定電流ダイオード(CRD)2本を並列で入れておけば良いのか。('ω')
追記、まだ明るすぎるので、抵抗も入れた方が良さそうです。
以上、お手軽VUメーター製作の流れでした。
どなたかのお役に立てれば幸いです。
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なお、当記事の内容につきましては、全て自己責任にて行ってください。
当方では一切の責任を負いかねます。
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