とある土曜日④~原画「孤独の樹海」制作と画集掲載の事
こんばんは、卯月螢です。
自分の感覚と向き合いながら、絵や詩や文章を制作しています。
確か先週から原画の制作を始めました。
来週の15日(土)・・
ちょうど一週間後に詩画集四作目を掲載するというのに。
通常は一ヶ月以上かかるサイズの制作ですが、今回は早く進み陰影や微調整を考えても間に合いそうです。
間に合うと何となく感じたので制作した事もありますが・・
制作時間を意識している事もあります。
この原画「孤独の樹海」は掲載予定の詩画集のタイトルになっている題名です。詩画集の終わりの文を書き上げた時に、今の自分は過去の「孤独」についてどんな絵を描くのか・・と思いつき制作を始めました。
昨日は言葉にして作品につて話そうとしましたが、何度とっても途中で言葉が浮かばなくて止めました。
過去を振り返る様にはなれたけれど、今の自分の言葉で表すのはまだ難しいようですね。
「孤独の樹海」という掲載する詩画集は、四作目ですが自分にとってはウェブサイト内で行う個展の様な感覚で制作しました。
原画に少しながらこだわりがある自分としては、会場で飾り展示として個展をすればよいとも思いましたが、よくよく考えて今回の様な形になりました。
個展は結構・・準備期間を要します。
テーマに制作、DM依頼に額装に告知に・・会期中は在廊にと
それを今の自分が出来るかと問いかけたところ「難しい」という結果になりました。
きっと個展は出来ない、と思って過ごしてきた数年(介護や金銭的な事)
自分の中で制作テーマの変化があった事(再構築が未だ難しい)
精神面と体力面が少し不安・・という理由もあります。
でも今年は奇しくも『2013年からペン画で制作を始めて10年目』
なにかまとめをしたい、という意思のもと色々考えました。
このnoteで過去の4回の内で大きな3回の個展の詩画集を制作。
このような形での展示もできるのでは?と思いつきました。
これも、コロナ過でオンラインが普及したというおまけもありますね。
過去の作品、2019年後半から2023年前半までの振り返りは辛いものがありました。作品は日記のようなもの・・と常にお伝えしてきましたが、辛い時の日記は目を当てられない程に酷い時があります。
文字を書きなぐっていたり、泣いた後の痕跡が残っていたり、嫌いな言葉が羅列されていて見返すのが辛いもの。
添えてある詩や短文はその頃の心情を思い出し作品の補足になればと執筆。
その作業は今思うと、認知療法のように思い返します。
絵を見て場面を思い出し、数ある言葉から情景にあったものを選び文として整える。
何枚か省いた作品もあります。
作業の過程で「これは自分を偽っている」「誤魔化している」という違和感を覚えたモノは掲載しない事にしました。
作品自体が悪い訳ではなく当時の孤独感と向き合った作品、その孤独から理想を夢見た作品を選択しただけです。
「新たな制作の為に振り返りたい」自分と
「数年間の疲れが一気に来たのでそんなに頑張れない」自分が脳内会議をした結果「ウェブサイトで個展」が決まりました。
2023年7月15日(土)21:00~「孤独の樹海」掲載
ウェブショップBASEでの作品販売
2023年7月16日(日)21:00~7月31日(月)20:00まで
購入作品発送は8月より順次行います。
*「孤独の樹海」は引き続き画集としてnoteで掲載しますが、原画はしばらく展示販売など現時点では考えていません。
はじめての事なので・・
いろいろ悩んで、悩み過ぎて掲載しない気持ちも出てきてしまいましたが
「よいしょっ・・!」と期限を決めて準備中です。
宜しくお願い致します。