「空に溶ける闇に浮かぶ」有難うございました
こんばんは
9月18日に会期を終了いたしました「空に溶ける闇に浮かぶ」改めて有難うございました。
記事を上げるのがだいぶ遅くなり申し訳ありません。
9月は私事で満身創痍だったので、少し寝込んだり休んだりしていました。でも、自己の絵を飾る事の出来る・・同じ制作者と会話できるというのがとても精神的に潤えた気がいたします。
このコロナ禍で制限されることが多く、ただでさえ思い通りにならない日々なのに過重なストレスにまみれて何をするのも気力の消えそうな日々でしたが、制作の日々が有ったので何とかなったように思います。
何かを想像して
何も無いところに表現するという行為は異常な精神を使いますが、日々の事から逸脱して精神的に整える事ができます。雑念が多いと、インクが落ちたり線が歪む・・ペン画はやり直しがきかないので自身の精神状態を顧みて正常に戻す作業も出来ました。
まあ・・体力的にはフラフラだったので在廊時もギャラリー外に控えている事が多かったですが・・外からみる展示会の景色は久しぶりで嬉しかったです。もとから自身を語るのが苦手で特に絵についての会話は最近特に話すことが少なかったので上手く話せるか自信がありませんでしたが、ギャラリートークという機会を頂き今回は勇気を出して参加も試みました。
配信での参加でしたが不慣れなもので何を話してよいやら不安でした。それに、自分の作品は日記のようなところが多く大きなテーマなど無いような気がして他の作家方々の話を聞きながら「参加して良かったのか」不安な気持ちが押し寄せましたが・・それでも何かを表現する・・表現したいという意思は自分にとって大切な事で意味のある事だと思っているので、自身の作品を客観視して出来るだけ話すつとめました。
人と話すと自身が見えるモノですが、新たな発見もありました。
「私は悲しい事を描きだして浄化したい」
悲しい事を悲しいまま終わらせたくはなく、そこに費やした時間と感情を・・思いが叶わなかったとしても・・辛いや悲しかったで忘れたくはないという衝動で描いてるかもしれない事がギャラリートークで気付けた事。
影響を受けた音楽も本も悲しい感情から生まれたモノが多く、幼少からそのモノを聴いて悲しみから救いを読み取りる作業を繰り返し立ち直れたことが多い人生でしたので自分の作り出すものも誰かの憂いを浄化できればと思って制作しているかもしれないと気付くことが出来ました。
今回の展示に参加できてとても良かったです。
これからも自身の悲しみ、悲哀の感情から生まれたものを描いて自身の悲しい感情を浄化し誰かの憂いを癒せればと思います。
改めて
ご覧いただきました皆様、
ご一緒頂きました作家方々、銀座中央ギャラリーオーナー様
有難うございました。
そして、何よりお声を掛けて頂きました由良 瓏砂 様に感謝いたします。
現在は11月に出展する作品の制作をしています。
また、近くなりましたらご報告いたします。
現在、ウェブショップにて9月に展示参加した新作の小品を掲載しております。10月末までの掲載なのでご興味がありましたらご覧ください。