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「言の葉の舞う夜に」3日目:溢れる言葉と情熱と

曳舟のgallery hydrangeaで行われている「言の葉の舞う夜に」本日3日目でした。あいにくの天気で自分の地域でも警報がでて落ち着かない一日になりました。

個人的な事ですが、嵐の日は動く気にならず寝込むことが多いく案の定やはり一日の半分を寝て過ごすことになりました。

せっかくの休日だったのに勿体ないので初日にギャラリーで観覧した時の事などつらつら思い出したりしました。

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この展示のイメージビジュアルを担当している山中綾子さんの作品は初めて見た時からインパクトがありました。黒い画面に置かれる色のインパクトもありますがとてもエネルギッシュです。展示をご一緒して個展を同ギャラリーで行われると聞いたので足を運びました。樹や自然のモノをモチーフにされているのかと思いましたが、電球や電波塔などを描いている作品がありとても多様で不思議な個性あふれる空間でした。

「人と繋がる」「何かと繋がる」そんな時に現代ではスマートフォンやパソコンなど電波を通して繋がりますが、過去は踊りや音楽など精神をトランス状態にして神と繋がろうとした話を読んで事があるので、【自分以外と繋がりたい】という強いエネルギーとしては同じテーマであるのではないかと感じました。

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その中山さんを挟むように同じ壁にいらっしゃるのが、卯月沙梨音さんの写真とコラージュの作品。「人に伝えたいことが溢れている作家さん」というのが初めて作品を見た印象です。今回の作品も言葉が添えてあったのでオーナー様にルーペを借りてみたのですが・・歳のせいか見えない(苦笑)

しかし、沙梨音さん(同じ卯月姓なのでお名前で失礼します)の作品は見た目の言葉だけではなく作品全体に意味があるような気さえしたので何を伝えたいのか考察しながら拝見しました。個展に伺った時、会場自体も一つの作品にしているように感じました。置かれている椅子や布や壁に貼られている写真さえ神経を配っているような・・繊細で精密で情熱に溢れている。私自身も今回は【流木】という題材に翻弄される二人の出会いと別れを込めて描いているのですが、何かに翻弄され足掻くイメージが不思議と近いように感じられて同じ壁に展示されるのも何か不思議な事であるように拝見しました。

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お二人共に個展に訪れて世界観を拝見していますが、作品を発表されるごとにその作品の熱量と情熱を感じ刺激を受けています。

今回の展示は総勢21名の作家の言葉で溢れています。

昨年から今年にかけて【言葉】が多様に溢れて翻弄される日々ですが、絵として語られる【言葉】に触れ自分と話し合う時間を過ごしてみるのも良いかと思います。

会期は~21日(日)火・水休廊を挟みます。



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卯月螢 /心の風景を描く「心象画」
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