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【雑感】既存オールドメディア「も」恣意的な存在ですよねぇ。【 #ふてほど 】

石破茂首相(自民党総裁)が27日、激務に追われる日々を「普通の大臣の何倍もしんどい」と吐露した講演が注目を集めている。「今日は大手町の某新聞にめちゃくちゃたたかれておりました…」と愚痴をこぼす場面もあった。産経新聞は東京・大手町に本社を構えているが、同日付朝刊では「石破論法 野党を翻弄/理路整然言い返し/「ねば」累計2000回超/肝心な点はスルリ」のタイトルで記事を掲載した。

出典:「大手町の某新聞にめちゃくちゃ…」石破首相、産経記事にぼやきか 万博は独特表現でPR
(『産経新聞』2024年12月28日)

珍しく?産経さんが承認欲求発露してるなぁ、なんて思いながら、くだんの記事はというと、、

石破茂首相は27日、東京都内で講演し、激務に追われる日々について「普通の大臣の何倍もしんどい。なんせしんどい」と吐露した。「新聞読んだら誰も褒めてくれないし、ネット見たら何だか本当、悲しくなるし。寝る時間はほとんどないし‥」とボヤキ交じりに語り、会場の笑いを誘った。

出典:「新聞は褒めてくれない」「ネット見たら悲しくなる…」石破首相がボヤキ節
(『産経新聞』2024年12月27日)

こちらの記事を読んだ感じだと、石破さんなりの自虐ネタを講演のマクラにしただけなような気も、、講演動画も確認してみたいところです。でも、タイトルだけだとどうにも悪意がこもっているようにしか見えず、、

産経さんですらこのやりよう、既存オールドメディアは「恣意的な報道しかしない」ってのをあらためて実感させられた一年だったなぁ、なんて風にも。まぁ、クロスオーナーシップ規制、早く導入してほしい、それこそ大概の先進国では導入済なので。

先の衆院選で少数与党に転じた現状については、「強がりでも負け惜しみでもないが、ひとつの民主主義の姿だ」との見解を披露。「少数与党だと野党に賛成してもらわないと予算も法案も通すことはできない。野党の方々が賛成するのも、もっともだねという世論を醸成していかねば、国家を運営できない」と述べた。自身は閣僚時代に「野党に一票入れた人々を思いながら、答弁してきた。そうなんだね、と思ってもらわないとどうにもならない」とも語った。

出典:「大手町の某新聞にめちゃくちゃ…」石破首相、産経記事にぼやきか 万博は独特表現でPR
(『産経新聞』2024年12月28日)

それでもまぁ、記事内ではこういった見解もきちんと提示している辺り、相対的にはまだまともな方かな、とは。もっともここ最近、私も昔から前向きにみていた、産経のいわゆる名物記者さんが感情が先行しているような発信が増えていることに危機感を覚えるようにもなっていますが。

また、「首相や総裁として申し上げているのではない」と断った上で、投票の権利の義務化も主張。投票率の低さに懸念を示し「大勢の人が投票に行く意思をなくせば、特定のイデオロギー、特定の思想、特定の利害に結び付いた人は何があっても選挙に行くので、そういう人たちの意思が通っていく。決して望ましい社会ではない」と強調した。

出典:「大手町の某新聞にめちゃくちゃ…」石破首相、産経記事にぼやきか 万博は独特表現でPR
(『産経新聞』2024年12月28日)

義務化についてはやや懐疑的ですが、「大勢の人が投票に行く意思をなくせば、特定のイデオロギー、特定の思想、特定の利害に結び付いた人は何があっても選挙に行くので、そういう人たちの意思が通っていく。決して望ましい社会ではない」とは、やはり自民党の政治家だなぁ、と、これは個人的には高評価です。

クサス一方で、この声もきちんと届けようとしてくれる辺り、まだまだ産経さんが既存オールドメディアの中では相対的にまだまともなのかな(二回目)とは、、他紙は確認していませんが、、無料記事があったら探してみるかな。

なお、私自身は今の石破政権を否定的にみることの方が多く、先のビザ緩和も(このタイミングとは自由主義陣営に喧嘩うってるのか?とか)含めて勘弁してくれ!といったネタも多いですが、それでも、年内くらいは我慢して様子見しようとは思っています。

ちなみに先の自民党総裁選に関して、いまだに「高市先生の方が党員票が多かった、党員の意志を無視した売国自民党議員!」といった言説が「自民党外」から出てきているのを見かけますが、、こういったところやぞ、との感想でしか。

高市先生が党員票1位、20万越えといっても、2位の石破先生も20万を越えてましたし、その差は均して「1票」といったところ。有効票数への割合で比較しても「29.3%」と「29.1%」、個人的には誤差、実質五分だったよなぁ、であれば、周辺の"ガヤ"の質の差が明暗を分けたのでは?なんて風に実感することも増えてきています、、閑話休題。

「極めて難しいが、我々は放送法4条によって政治的中立を維持しないといけない。特に選挙は公示されたあとは細心の注意を払いながら報道している。この考え方を変えることはない」とし、「しかし、SNSではあることないことが流されている。今の公選法ではメールは厳しく制限されるが、SNSはほとんど制限されない。これからどうするのか法的な問題も含めてきちんと見ながら対応したい」とした。

出典:テレ東社長「オールドメディアが否定されたわけではない」 相次ぐ既存メディアの信用低下の指摘に私見
(「スポニチアネックス」2024年11月28日)

さて、既存オールドメディアさん、普段から「恣意的な報道しかしない」を前提としてるなら別にいいのですが、「不偏不党、公平!」ってのをうたいながらってのが、どうにも度し難いダブスタで、、

コレ、少し前までは、朝日(テレ朝)・毎日(TBS)・NHK辺りの専売特許だったハズなのですが、今年に入ってからは、読売(日テレ)、産経(フジ)、日経(テレ東)なども、同じ穴のアレか、って振る舞いが目立つようになってきています。

この辺り、その業界に属するご本人達には自覚が無いのが一番の問題で、だからこそ「不適切報道機関」「不適切報道」「マスゴミ」「デマスコミ」なんて風に揶揄もされるのでしょうけど、来年、この辺りが自浄される可能性はあるのでしょうか(反語

少なくとも「インターネットメディア(SNS)」だけが「不誠実」と悦に入って叩く前に、先ず鏡をみてご自身の立ち居振る舞いと向き合わないとね、、「放送法4条」とやらを遵守している「既存オールドメディア」さんはどこの世界に存在しているのでしょうか、少なくとも今現在の日本国には存在していないと思いますが、、さてさて。

なんて、今年の初めて聞いた流行語大賞の「ふてほど」が実は「不適切報道」のことではないのか、なんてことを思い返しながら、、現に、年末になっても、続々と出てきてますしねぇ、、

この2件だけみても、マスゴミ各社におかれましては、トップが責任を取る必要があるのではないでしょうか?、なんてご指摘もして差し上げたくなります。

最後にもう一つ、個人的にはこれも不適切というか、人の品性としてつくづくに度し難いと思った事案でした。

この櫻井何某氏には、少なくとも「日本での戦争」については何一つ発言をしてほしくない、人の心の痛みを理解できない人に、そんな資格は無い。ここまで品性のない発言は、なかなかにお目にかかれるものでもないですが、さて。

彼もまた自覚がないのでしょうね。ただひたすらに「不愉快」です、その存在の全てが。既存オールドメディアってのは、こういう存在を自浄できないのであれば、そりゃ、こういう「品性の欠片も無い」集団なんだな、とみなされても仕方ないですわな。

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