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【やさしい】持病があるあなたへ【初心者ガイド】
たなかゆうすけです。
今日は、ちょっとマジメにお話をします。
持病をお持ちの方への一般的なお話をします。
・持病をお持ちのあなたへ
妊娠を考えている方の中には、婦人科疾患以外の持病をお持ちの方もいらっしゃると思います。
妊娠することで、体は短期間に大きな変化を起こします。
もともとご病気をお持ちの場合、体の変化にともなって、病気の状態も変化してしまうことがあります。
母児ともに安全に妊娠・出産を行うためには、こういったリスクになりうるものについては、できるだけ把握して対策を考えておくべきでしょう。
・こころ当たりのある方はご注意ください
以下に、例をあげてみましょう。
こころ当たりのある方は、少しご注意ください。
・現在、心臓の病気の治療をしている。
・過去に、心臓の病気を言われたことがある。
・小さいときに心臓の手術をしたことがある。
・現在、高血圧の治療をしている。
・過去に、血圧が高いと言われたことがある。
・現在、気管支喘息の治療をしている。
・現在、肺の病気の治療をしている。
・現在、潰瘍性大腸炎の治療をしている。
・現在、B型肝炎、C型肝炎など、肝炎の治療をしている。
・現在症状はないが、B型肝炎やC型肝炎などのウイルスが体の中にいる。
・現在、腎臓の病気の治療をしている。
・過去に、腎臓の病気を言われたことがある。
・現在、甲状腺の病気の治療をしている。
・その他内分泌疾患の治療をしている。
・現在、糖尿病の治療をしている。
・現在、関節リウマチの治療をしている。
・現在、SLE(全身性エリテマトーデス)の治療をしている。
・その他、自己免疫性疾患の治療をしている。
・現在、悪性疾患(がん)の治療をしている。
・現在、精神科に通院している。
いかがでしょうか。
ここには挙げ切れていないものもあります。
もし当てはまるものがなくても、持病がある場合はご注意ください。
各々の内容については、ここですべてをお話することはできません。
みなさんの状態によってもお話は変わってきます。
中途半端な説明をしてしまうと、ベストな対応が受けられなくなる可能性がありますので、ここでは詳しくはお話しません。
気になる場合は、ご相談ください。
・妊娠前にできるだけ対応を決めておきましょう
病気の種類
病気の今の状態
病気に対して使用しているお薬の種類
などによっては、妊娠前から特別な対応が必要だったり、一部の施設では対応が難しかったりすることがあります。
分娩・出産できる施設が限られる場合がありますので、いざ妊娠した後にあわてないよう、先に計画を立てておくことも必要です。
かかりつけのお医者さんがある場合は、まずはそちらで十分にご相談いただければと思います。
かかりつけがない場合は、お近くの産婦人科で相談してみても良いでしょう。
・終わりに
今日は、過去の病気と妊娠への影響についてお話をしました。
みなさんの状態を十分に評価して、ベストな対応を行うためには、産婦人科とかかりつけ医師との連携が必要になります。
ご相談いただければ、しっかりと橋渡しを行います。
妊娠を希望される皆様が、幸せな結末へたどり着けますように…
たなかゆうすけでした。
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