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【つれづれ】JSRM【よもやま話】
たなかゆうすけです。
長らくサボっていました。ぼちぼち再開です。
いろいろとやることが多くて更新頻度は下げますが、ぼちぼち再開します。
今日は日帰りで生殖医学会 in 名古屋でした。
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以下のセッションに参加
シンポジウム① 婦人科腫瘍の妊孕性温存手術について
ランチョンセミナー⑤ PQQ
会長公演 不育症
特別公演①
教育公演③ microbiota
以下簡単な感想というかメモみたいなもの。
妊孕性温存手術については知っていることも多く、知識の再確認という感じだった。MPAとプロラクチンの関係は知らんかったぞ。ためになったねえ~(もう中学生)
PQQは症例選べば効果あるかも…ただ、ちゃんと効くひとがどんな人かはまだわからない。採卵個数が増えるという認識はなかったので、それは改める。
不育症はこれまでの歴史の振り返りといった感じ。あまり新しい情報はなかった。流産を反復していても、妊娠継続率がゼロになるわけではないということは、知ってはいたがやはり重要。流産回数が増えると、(染色体正常胚で流産している確率が上昇するため)PGT-Aをする意味が薄れるという話だったが、やはり自分の考えが間違っていなさそうなことが確認できた。
特別公演は…内容は公開不可。まあすでに認識済みの内容ではあったが、実際あのポジションの方の口から聞くと軽くホラー。いや全然軽くないな。軽快なトークだったが、実に救いのない話だったと思う。
microbiotaという単語があることを知った。microbiomeになると遺伝情報まで含まれるらしい。とにかくものすごい数のスライドだった。microbiotaがなんらかの働きを持っていることはわかったが、それがどのようなものかまではわかっていない(ということだったと思う)。広域抗生剤の乱用は、むしろ本来の細菌叢を狂わせてしまうなど弊害が大きいだろうというのは、自分の感覚とも一致。現行の検査、治療にエビデンスないし。
やはり口演聞くのは楽しい。オンデマンドも見よう。