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【夫婦関係】春の嵐【よもやま話】
たなかゆうすけです。
今日は(いつも)突然ですが、天気の話をします。
・気温と気圧
『三寒四温』という言葉をご存じでしょうか。
もともとは大陸の冬の気候を表す言葉ですが、日本においては、寒い日と暖かい日を繰り返す春先の気候を指します。
この気候の変化は、低気圧と高気圧の影響で起こります。
温度が低い状態では、空気は重く、密度が高くなります。すると、地面を押す力は強くなり、高気圧となります。
温度が高い状態では、空気は軽く、密度が低くなります。すると、地面を押す力は弱くなり、低気圧となります。
低気圧と高気圧が交互にやってくると、低気圧が通過し寒い空気が流れ込んで気温がさがった後、今度は高気圧がやってきて暖かい空気が流れ込み気温が上がります。
こうして、気温は周期的に変化していきます。
・気圧と風
空気は均一になろうとするため、密度の高いほうから低いほうへと移動が起こり、風が吹きます。気圧差は空気の密度と関係し、高気圧側から低気圧側へと風が吹きます。
立春後に最初に強く吹く南風を、春一番と呼んだりしますが、これもこういった気圧の影響で起こります。
・強い気圧差と強い風
低気圧は、時に急激に発達すると、台風のような強い風を吹かせたり、激しい雨を降らせたりすることがあります。
北からの冷たい空気と南からの暖かい空気とがぶつかり合い、その温度差が大きければ、より低気圧が発達します。そうして大きな気圧の差が生まれると、大きな空気の移動が起こり、強い風が吹きます。
こうした、急速に発達した低気圧の影響で、台風並みの暴風や猛吹雪、海岸では高波となることもあります。
・こころの温度差
さてここまで、大きな温度差があると大きな気圧の差が生まれ、強い風が吹いて嵐が来るというお話をしてきました。
温度差は、比喩的に『特定の事柄に対して、関係者の関心の度合いに大きな開きがあること』という意味で使用されることがあります。
『分からぬは夏の日和と人心』『男心は秋の空』というように、昔から人のこころを天候に例えてきましたが、人のこころに温度差があった場合はどうなるのでしょうか。
やはり、大きな気圧差となり、嵐が来るのではないでしょうか。
強い風と激しい雨がすべてを押し流していってしまわないでしょうか。
嵐が過ぎ去った後には何も残っていない、ということがないでしょうか。
・嵐を起こさないために
嵐は来ないに越したことはありません。
どれだけ備えをしても、十分ということはないでしょう。
嵐を起こさないために、二人の温度を同じにして、温度差をなくしておきましょう。
そうすれば、強い風と激しい雨がすべてを押し流していくことはないでしょう。
温度を同じにするために、お二人の空気をよく混ぜておいてください。
時間をかけてじっくりと何度も混ぜてください。
放っておくと、また別々の空気になってしまいますから。
今日は、天気に例えて夫婦関係のお話をしました。
妊娠・出産についてお二人の温度差があると、うまくいくものもいかなくなることがあります。
お二人でしっかりとお話をしてください。
お二人でだけでは難しいなと思ったときは、私たちにもお手伝いできることがあるかもしれません。
ぜひご相談ください。
記事ごとの温度差が大きくて、読んでいる方のこころに嵐が来ないか心配です。
たなかゆうすけでした。
妊娠を希望される皆様が、幸せな結末へたどり着けますように…
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