久遠
何とも心地良いハートフルなコメディータッチの小説。 文庫版表紙の絵が可愛らしい。 まさに、主人公の椿山のイメージにぴったり。 それに温かみのある物語をそのまま表現しているような感じ。 (私が購入したのは集英社文庫ですが、朝日文庫からも出版されているらしく、そちらの表紙も哀愁漂う感じでとても好み。) 冥土。 非現実的と言えばそうだけど、 本当にそれが現実に起りえないと言い切ることはできない世界。
スイスの精神科医、エリザベス・キューブラー・ロスによる、末期患者への膨大なインタビューから得た“死”と“死ぬ過程”の在り方を説いた一冊。 とくに、患者の家族や医師、看護師へ向けた患者との接し方と患者の想いを、インタビュー内容をそのまま掲載することで深く説いています。
今まで好きなように読書をしてきただけで、 この手の本はあんまり読んだことがなかった。 でも最近は書店に行くと、 なんとなく気分がそっちに向くのかビジネス書ゾーンも見るようになり、「読書術」というカテゴリーがなされている棚を発見。 そこで目に留まったのがこちらの本です。 本書の中の言葉を借りると、
そうだ、 小説の醍醐味って知らない世界と行ったこともない場所を文字から堪能することだ。 そんなことを改めて思った一冊です。
2月は読書の時間が少なめだったけど、 今まで読まなかったタイプの本も開拓することができた。 全9冊の中から個人的おすすめ3冊: 1. オスカー・ワオの短く凄まじい人生 2. 逆ソクラテス 3. 本屋さんで待ちあわせ 2021年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2455ページ ナイス数:191ナイス ■新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫) 最初から最後まで読むのがきつかった。 若者のドラッグを取り囲む生活が、主人公リュウの視点で語られる
すごい。新しい。面白かった。 今まで読んだことのない新しい雰囲気の小説だった。 こんな小説ってあるんだな。小説の世界観が広がった感じ。
この本のことを全く知らなかった。 たまたま書店で見かけて購入。 結果、読めて本当に良かった。 新疆ウイグル地区の中国共産党による問題について、恥ずかしながらちゃんと知らなかった。
おすすめの本はないか、と上司に尋ねたときに教えてもらった一冊。 「男性向けかも」という一言を添えられて。 一言で言うと、 深い、分かりやすい、けど簡単ではない、 ということ。
「無知の知」で知られるソクラテス。 その逆、の話。 を含む5編の短編集。 どの話がベストかは、選べない。
出口治明さん✕上野千鶴子さんという、なんとも豪華な対談。 二人の多くの経験から語られる。
太宰治作品の何が良いのかを言葉にするのは難しい。
三浦しをんの書評エッセイ本。 しをんさん全開で面白い。 そして帯の通り、 「思わず書店に走りたくなる情熱的ブックガイド!」
この間読んだ、『社会人大学人見知り学部卒業見込み』の中で若林さんが触れていたので、読んでみた。 そしたら全く想像と違う内容だった。 有名にも関わらず未読だった、 しかも内容に対する知識も皆無。 こんな状態で読み始めたら、 最初から最後まで苦しみました。
先月始めて『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んだ。 オードリー若林さんのエッセイをまた読みたくて、2冊目にこちらを。 面白いし 共感できるし 勉強になるし、 エッセイの良いことづくしだった。
色々なジャンルを楽しめて。 色んな面白さを発見できた1月。 今月の読書の中から個人的おすすめ3冊: 1. 人間失格 2. 重力ピエロ 3. 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 2021年1月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4762ページ ナイス数:196ナイス ■完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) 『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』に続き2作目の若林のエッセイ。 こちらの方が前に執筆出版されていることもあって、
前から気になっていた一冊。 2016年に起きた東大生強制わいせつ事件をモチーフにした小説です。