
新EPを買うべき007の理由
やっほー。木之元です。
今回、晴れてバンドになって新EP『Re:BORN TO LOVE YOU』を発表することとなったのだが、それについて詳しく話したい。すこぶる恐ろしい一枚になっていて、邦楽史に一矢報いるような気持ちである。買え。
もちろん購買意欲を煽るにはちゃんとした理由と裏付けがないといけない。
買うべき理由からは、"バンドになったから"とか
"森良太さんが超協力してくれたから"とかそんな前回話したようなことは前提に置いているので今回は省く。そのことについていくらでも話していいとなるとどうせ君たちが集中して読めなくなるほど長くなる。君たち長文読めないっしょ。
では順番に買うべき理由を書いていく。
その1、一曲目に 『おはようまたやろう』が収録されている
これだ。おはようまたやろうという新曲が収録されている。今のインディーズにおいて、ここまで純粋な目をしたロックンロールナンバーというのは限りなく減ってしまった。
恐ろしいほど純粋で、恐ろしいほど声が大きい。
これは嘘なのだが、ボーカルレコーディングの際、僕の有り余るパワーと声が入りすぎてしまうため、マイクを200m先に立てて録音した。
そのくらいパワフルである。
デモができた時点で既に笑うほどカッコよかったのだが、レコーディングしたあとそのテイクを皆で聴き返すと膝から笑い崩れるほどカッコよかった。
これも嘘なのだが、森良太さんに立ち会ってもらっていて(これは本当。宇宙くらいお世話になった。)、良太さんがこの曲を聴いたあと口から火を吹いた。
人の新しい能力を引き出すほどのパワーがこの曲にはある。
買え!
その2、二曲目に『サマータイムロンリーボーイ』が収録されている
これですね。これに尽きる。なんとこちらも完全新曲でございます。もちろんライブでやったことございません。マッドネスでマゾヒスティックでストレートなロックンロールです。
母親にこの曲を聴かせたところ、「産声がこの曲だった。」と言われた。私のDNAに深く刻まれたメロディの一曲。
ギターソロなし。愚直な2分ほどの曲。
買え!!
その3、三曲目に『ウィークメンタル・ジャーニー』が収録されている
んもー、超名曲。稀代の大名曲。新曲なんだけど、こんなのが収録された盤って買う以外に何か選択肢があるとは思えない。正統派のギターロックであります。リフもソロもギターロック然としていて、ヒジョーに気に入っております。泣けて歌えて踊れるぜ。
この曲の歌詞を書き終えたとき、ワタクシの中でグワーッと込み上げるものがあった。
特に最後の一節が好き。買ってくれるなら先に見せてあげよう。
『来世があるなら、あなたを撫でるような風になりたい』
グワーッ、これ以上ないラブな一節じゃないでしょうか。
買え!!!
その4、四曲目に『スケルター・オーバード』が収録されている
もちろん新曲。とにかくヘヴィでデカダンスな曲。
こんなのが聴けるって皆さん本当に幸せな時代に生まれてますね。その幸せに対して少しお金を落としませんか?という気持ち。
この曲、題名から察するにヘルタースケルターが元になってるんだが、この曲書けたときにポールマッカートニー大先生に「ええ曲書けました!」ってLINEしたら「めっちゃええやん!次世代のビートルズはruggirlや!最高やでえ!」って返ってきた。
ポールマッカートニー大先生絶賛の一曲。
少しはお金払って聴いてみてもいいんじゃないでしょうか。
買え!!!!
その5、五曲目に『ハッピーエンドスーパーノヴァ』が収録されている
この曲に関しては新曲も新曲、なんせレコーディングの前日に0から書き上げた曲だ。
でもそんなスピード感で書いたとは思えないほど、めちゃくちゃキャッチーで力が出る。
この曲をレコーディングしたあと、実家のおばあちゃんに聴かせたら力が湧いてきて、返納した免許を取り返すべく自動車教習所に通いだした。(もちろんMTで。)
そして1週間という異例の速さでMT免許を取得し、
今では大型船舶免許を取得中だ。御年87歳。
あと近所で流してたら、あまりのこの曲の持つ色気やパワーに、近所中の猫が発情期に入ってしまい、我が家の周りは猫の色街と化してしまった。
そして、今行政に訴えられている。
猫を発情期にさせてしまったことにより、自治体に2000万円払わないといけなくなった。
僕を助けると思って、買うてください。
買え!!!!!
その6、六曲目に『遺言』が収録されている
これも言わずもがな新曲。切ない切ないラブソングである。こーゆーの得意なのョ。
この曲ができたときに「素晴らしいものを作ってしまった」と思っていたが、レコーディングをしたことにより、その予感は確信になった。
なんせ途中のギターソロ、僕が弾く予定だったんだけど、森良太さんが弾いてるんだぜ?
「貸してみ」ってヒョイっと僕からギターを取り上げたかと思えば、一発で僕の何十倍も良いテイクを出されてしまった。くやしー。けど嬉しー。
痺れるほどカッコよかった。だし、僕がバンドを始めるずっと前に観てた姿がレコーディングスタジオの目の前にあった。その空気感をそのまま録音した。きっと君も電気信号に合わせて痺れるだろう。
このEPのお代ではなく、痺れ代さ。ビリビリ。
買え!!!!!!
その7、ボーナストラックに『君が読むことのないとある日の日記』が収録されている
これ、新曲なんだけど本当ヤバいぜ。一番豪華にした。エレキピアノも入れた。パーカッションも叩いた。エレキピアノは羽田詞春くんという上田の友人によるプレイだ。スンバラシーの一言に尽きるようなプレイをしてくれた。パーカッションは僕。
なんと、これに関してはCD買わないと聴けない。
配信がないので手段がない。CD買ったらリリックビデオも付いてくる。超、超名曲。
上田一誠のネットリベースソロもある踊れる一曲だ。
買え!!!!!!!
ここまで言って、買わない理由があるだろうか。
いや、ない。(反語)
しかも買えばライナーノーツも付いてくるし、
サブスクよりも早くしかも一曲多く聴ける。
ヤバ!!凄すぎ!!!!
森良太さんの超グッド録音、
ワタクシの超グッドミュージック、そして歌とギターとドラム。
亜砂草志郎の超グッドギター、
上田一誠の超グッドベース、
松澤真悠の超グッドコーラス、超グッド応援。(初心者なので今回ドラムは叩いてない)
羽田詞春くんの超グッドピアノ。
これを全て聴けるのはCDを買った奴だけなのだ。
あと普通に生活が苦し過ぎるので、頼むから買ってください。それが一番の理由です。
では、また会おう。ここまで読んでくれた全員、
ここから予約してくれたまえ。