「なあ、ワートリっていつ敵の本拠地行くねん」
この前帰省した友達と飲んでたとき聞かれた。
いや知らんがな。
「だってさ~、ずっと変な試験みたいなやつやってるじゃん」
あー。選抜ね。
「あの戦いってさ、ネイバー側に行かなきゃ話進まないんでしょうが」
それはそう。
「ほとんど進んでないじゃん。ずっと試験じゃん」
それな。
「ランク戦やってて、やっと次にって思ったら、今度は選抜が終わらん」
確かに。
「いつ本拠地に行くんだよ」
そうねえ。気になるよねえ。
そこ、マジレスするとな。
「あの漫画には非常に強力で熱狂的な信者がごっそりついていて、作者がどう展開しようが『素晴らしい!』の連呼だから、ああいう裏設定的な部分とかそれ外伝小説でやるだろって内容も本編に入ってしまて結果コミックスが売れてしまう。編集部はコミックスが売れれば売れるほどありがたいし、全巻セットでファン自身が布教するという習性まであるので売り上げが上がりこそすれ損はしない。ゆえにそれ以外の一般読者はこの構造に太刀打ちできない。つまりだ」
あの展開は当分終わんないし、変わんない。
「まじで」
うん。
「どうにかできないの」
おれたちは、むりょくだ……。
つか、この話、毎回するんだよなあ~。
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