ツノフデ

思ったことをTwitterより長く、Twitterよりスタンドアローンに書き散らかす。返事とか反応はしない。ただのしかばねのようだ。

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最近の記事

ヒロアカってあるじゃん(2)

結論から言うと、ヒロアカはアカデミア、つまり学校組織からギリギリ出て行かなかった。 いや、お話としてはもうめちゃめちゃはみ出してるんだけど。 その点においては矛盾がすごくて。 そこ言い出したら、そもそものヒーローシステム自体が公権力によって あんまり保証されていない機構で、個人責任に負わされた活動である、っていう すごい問題点がある作品なんだけれども。 そんで、これは作品が長大化した結果としての瑕疵だと思うので、 まあ、それは置いとくとして。 少年が成長するための機関、と

    • ヒロアカってあるじゃん(1)

      あれの主人公ね、あんまり好きじゃないの。 理由は最初からわかってて、 「何の資格も才能もないのに、ヒーローの力を棚ぼた」だから。 それまで、無駄であっても努力していた、とかさ。 無能力でなければ受け継がれない事情があある、とかさ。 何かしら読者が「この子が選ばれたことに納得できる」要素があればいいわけよ。 でも、ないんだよなあ。 できない子ができる子になっていく。弱者が強者を追い抜いていく。 そういうストーリーは面白いけど、あの世界は能力のポテンシャルで10割ヒエラ

      • 新聞広告を使った販売戦略…って「うわあ……」

        と思ったことがあったので書いとく。 オリンピックニュースを避けて選んだ日曜の情報番組で 新聞広告を使った商品販売がいかに「宣伝広告でうまく儲けているか」を解説してた。 で、うわあ……って思ったんだけども。 全部じゃないが、この手の商売は多く「申し込み=定期継続」になってる。 で、定期継続をキャンセルする方法が若干めんどくさい。 多分、宅配業者さんなら知ってると思う。 「お届けにあがりました~。代引きで~す」 「え~もう、何度も断ってるのに……」とか 「これねえ……止めた

        • 世はオリンピック一色……に見せてる。

          TVで流すから。どこでもそればっかりやるから。 マジ、何も考えてないよね? ニュース番組でもSNSでもそのトレンドでも出てくるから 興味なくても目にはいるんだけど。 ジャッジやルール改変を見てると、 「結局、西洋勢が比較的平和裏に他国にマウントするためのものでしかないんだよなあ」 という感想に至る。 同時に なんでイスラエルが平和の祭典にでられるの? ロシア出てないのに? ガザではなーんも悪いことしてない子どもたちが殺されてるのに? なのに平和の祭典ってなに? すべ

          怒らせマウント

          一億と五千年ぶりくらいに「怒らせマウント」使ってくる人見かけたー って話。 自分は言い方がキツくて口が悪い。 ので、「怒ってる?」と聞かれることがある。 怒ってない。言い方が直接的で端的で率直なだけ。 そこを何度言っても疑問形ではなく「怒ってる!」と決めつけてくる人がいた。 真面目に話しているだけで「怒ってる」 怒ってないので否定する。 「いや怒ってるよ」 怒るかどうかを決めてるのはこっちで、赤の他人ではない。 君はエスパーなのか??? ちげーよ、と否定する。そもそも本筋

          怒らせマウント

          めちゃめちゃ(/ω\)蓮舫氏へのミソジニーを見た

          これはほんとは本人に言うべきなんだけど。 あんまり恥ずかしくて、ツッコミが追い付かなくて。 「な、なにをもって…?」と返すのがやっとで。 でも、本当に恥ずかしいのでここに晒す。 同じような恥ずかしい人の心に届け!(自棄 先日、身内がもし蓮舫氏が当選したとして、と言い出した。 「はあ?(なんだそのたられば……?)」 「あの人は打たれ弱いから、そう大きく都政を変えなかったかもね」と。 「は?」 「だから~案外打たれ弱いからあ……」 「は?!?!!!」 びっくりしすぎて二

          めちゃめちゃ(/ω\)蓮舫氏へのミソジニーを見た

          石丸氏躍進に思う:チョロいのは若者だけなのか?

          ネットうろうろしてたら、「若者が石丸氏のSNSとイメージ戦略に踊らされた」って話を見かけたんだけどもさ。 まあ、そうかもしれん。 それ以前に、論拠になってる表がつくりとしてどうなのって話があるわけですが。 グラフマジックに騙されてないか?っていうのは、あると思います。 が、それはそれとして。 おれたちは知っているんだ……。 高齢者におけるYoutube浸透の根深さ……。 そして、石丸氏の名前を初めて聞いたのはうちの年寄りが言った 「見てみて~。安芸高田市に議員をやり込め

          石丸氏躍進に思う:チョロいのは若者だけなのか?

          都知事選に見る選挙制度ハッキング手法

          これやべえなあ……、選挙制度の破壊につながるなあ……。 と思うので、早めにメモっておく。 7月7日、東京都知事選挙が行われ、小池百合子氏が三選を果たした。 この選挙戦には選挙実施の現状に関わる、2つの大きな焦点があったと思う。 この2つが複合することで、選挙制度そのものを無力化できる。 それが可視化された選挙だったと思う。 はっきり言って代表制民主主義の危機だ。 そのことがどれくらい理解されているのだろうと思って、これを書いている。 ①「報道されない」ことによる選挙の矮

          都知事選に見る選挙制度ハッキング手法

          「日本人は非常に複雑に"混血"している」

          大学の教養科目で。そのときの担当教授はそういった。 日本列島は東の果てにあって、アメリカ大陸まではほぼ海しかないから。 何万年も前から、西より来た人たちは行きついて日本列島に定着した。 結果、アジア人種を中心とした非常に複雑な"混血"になった、のだとか。 浪漫だねえ。 例えば、自分は人相学でいうところの「雌雄眼」をしている。 人相学では「野心のある人物」だとさ。 以前その手の本を読んだときには珍しい人相の部類に入っていた。 ところが、日本人にはこれが多い。上記の教授もそうい

          「日本人は非常に複雑に"混血"している」

          『ダンボールバチェラー』という漫画

          この前終わったんだけども。 物流センターの仕分け現場に、たった一人、若くてかわいい女の子がやってくる。 途端に自分磨きを始める者、夢を思い出す者… そこから起きる”負け組”男たちの悲喜こもごも。 という内容だったんだよね、これ。 第1回で、その女の子が登場するんだけども、 ありていにいって地獄でしかないな、これ。 正直そう思いましたね……。 そもそも、声優を目指すような華奢な女の子が肉体労働ガチの仕分け現場で働く? メリットがないよね。 夢にも関係ないし、周りはコミ

          『ダンボールバチェラー』という漫画

          医療行為時におけるセクハラ問題

          つい先日、とある小学校での集団健康診断で、上半身裸になりたくない、と嫌がった女の子がいた… という話から発展して、SNS上で話題になっていた「医療行為時におけるセクハラ」関連問題。 話が錯綜して、なんだかわからなくなったので、メモとしてここに残す。 誰か賢い人か、超暇な人、追いかけてまとめて欲しい。 ネット炎上時における定番の様相として ・論点が複数発生 ・それぞれが自分の言いたいところで発言をする ・結果、混沌になる がある。 自分の観測範囲では以下の論点があったと思う

          医療行為時におけるセクハラ問題

          生殺与奪を他人に預けちゃったひと

          前に見たおばあちゃんの話。 あ。身内ではない。 その人は若い頃に離婚した。で、とある男のもとに転がり込んだ。 再婚はしなかった。なんでか。 詳しいことはわからんが、ちょっと男にだらしがないというか。 ひとりになってもすぐに男ができる、というタイプの人だったそうだ。 受け答えがいつもふんわりしていた。 依頼心が強くて、すぐ人を当てにする。 善意を信じているという感じではなくて。 自分にしてもらう、そのことに疑いがなかった。 厚かましいともいうけど、悪意はなかった。 そのせい

          生殺与奪を他人に預けちゃったひと

          「なあ、ワートリっていつ敵の本拠地行くねん」

          この前帰省した友達と飲んでたとき聞かれた。 いや知らんがな。 「だってさ~、ずっと変な試験みたいなやつやってるじゃん」 あー。選抜ね。 「あの戦いってさ、ネイバー側に行かなきゃ話進まないんでしょうが」 それはそう。 「ほとんど進んでないじゃん。ずっと試験じゃん」 それな。 「ランク戦やってて、やっと次にって思ったら、今度は選抜が終わらん」 確かに。 「いつ本拠地に行くんだよ」 そうねえ。気になるよねえ。 そこ、マジレスするとな。 「あの漫画には非常に強力で熱狂的な信者が

          「なあ、ワートリっていつ敵の本拠地行くねん」

          かわいそうじゃない。

          高校のとき。 英語の先生で、30-40代独身女性がいた。 ちょっとしゃれた感じの人で、わりと話が通じやすく、女子生徒に人気だった。 何かのときに、うちのおかんが「あの人は気の毒だよね」と言った。 地元の人だった。 「なに?」 「親の犠牲になって」 「は?」 「親の面倒見るために犠牲になったんだよ」 何かあったかと思ったら、一人っ子で親のために、独身のまま、家から独立はしなかったから、とおかんは言う。 親が当時としては、比較的高齢でもあったらしい。 「それ何で知ってん

          かわいそうじゃない。

          男はいつからトイレで手を洗うことをやめるのか

          男が、トイレの後で手を洗わない、というのは都市伝説ではない。 手洗い派の男たちはいう。 「結構な数の男たちは、性器(婉曲表現)をいじった後(語弊)の手を洗わずに便所を後にする」 これは事実として、すでに共有されつつある。 なぜ、この男たちは手を洗わないのだろうか? 不思議でならないのは、幼稚園・小学校と、我々は狂ったようにハミガキ手洗いを躾けられる。 学校で流れる「僕の手も 君の手も 汚いな 不潔だな」と子どもたちに手洗いを推奨する歌。 あれを校歌よりも多く聞いて育ったは

          男はいつからトイレで手を洗うことをやめるのか

          これはダメじゃないの。

          ジャンプ+で「チェンソーマン」読んでるんだけど。 これはダメじゃないの。 一応、「”少年”ジャンプ」だよね? それこそ、「コブラ」が連載してる頃から断続的とはいえ読んでるんで、昭和の少年誌に「これはないわ」ってのが掲載されてたことも当然知ってはいるんだけど。 今、令和だよね? これいいと思った? なんでいけると思った? で次回で、そういう意味ではありませんでした! とかする気? だとしてもダメでしょ。 ほんと、こういうしょうもないこと、いちいち言いたくないんだけど。

          これはダメじゃないの。