中部地方で偏差値が1番の高校の話
期待を込めてタイトルを決めました。
とある高等学校のことを指しているのですが、検索するタイミング次第では一番になっていないかもしれません。
もう一つ属性付け加えるなら男子校、です。これで間違いなく東海地方でいつでも1番のはずです。
検索してみてください。おそらく東海高等学校が出てくるはずです。
こちらの学校の生徒や先生と印象に残る会話をしたので、それを書いていきます。
久しぶりの更新になってしまう
noteの更新が滞っているのも、自分に対して何が望まれていて、どんな記事が読んでもらえるのだろうと
考えては書いて消してを繰り返し、彷徨っています。
初期は勉強会に参加したレポートを書いていました。アウトプットする場所がなかったからです。
元々紙で書いて後からデジタルでまとめ直すノートを習慣としているので、どちらにしてもスマホかパソコンでの入力が必要だったし、ついでに文章を書く欲求も持ち合わせていたので一石二鳥か三鳥だなと思ってました。
しかし、自分用の覚え書きにするには文体と書き方が異なっていて手間が増えるということに気がつき、現在止まっています。
勉強会には今でも初めてのものも含めて参加し続けています。
次に、各省庁の更新のチェックを毎日していて、ほとんどの白書も含めてPDFを全部読んでいるので、それをnoteのネタにしよう!と考えました。
毎日と言いつつ土日の更新はないので月から金までです。結構な量なのですが・・・これを覚えたところで把握したところで役に立ちません。
というか、必要としているレベルの人は各自でチェックする習慣を持っており、その領域の人と話は弾むにしても仕事の依頼に繋がったりはしませんでした。
ここで冷静になり、仕事の依頼が欲しくて書いているのか
たくさんの人に反応をもらいたくて書いているのか
何を価値として提供しているのだろうと思考してしまうわけです。
国からのお知らせは先に知っておくと役に立つことや、実はこんなことしてましたよ、となる内容が多く、まとめて咀嚼するだけでも価値はあると思います。でも調べればわかるし時短でしかない。
なので
自分だけのオリジナルの一次情報ってあるのかな
そう考えるようになりました。
どこかから情報をチェックしてまとめていては結局ニ次情報です。
要約のセンスがあって視座や視点に面白みがあり、参考文献や出典を一緒に掲載していなければ価値はないですし、そもそも格式ばって投稿したとして誰かの目に留まるのだろうかと。
じゃあ出版社とかメディアに転職しろよって話なので、そうではないなと。
そんな中、たまたま話を聞く機会の多かった高校がありました
それが東海高校です。
ちなみに筆者はOBとかではないです。そんなに勉強はできませんでしたし努力もしてこなかったです。
起業イベントで仲良くなった関係で色々な子や先生との関係性が生まれました。
話を聞いていると流石に有名な進学校だけあって面白い子が多く、なんだそれって思う話もありました。
というわけで、そこでのお話を書いてみようかなと。
衝撃的な眠くなる理由を話す、とある中学3年生
最初のエピソードは当時中学生の子の話です。この前高校に上がったと聞きました。
「授業中って眠くなりますよね」
教育関係で起業ネタを考えていた自分たちはその子の発言にそれぞれで応答しました。
「そうだね」「なるなる」「食後もそうだし、わからない状態になると途端にね」
「えっ、そうなんですか?!」
そう返してきた当時中学生に疑問が沸きます。
「ん?」「え?」
「僕は先生が同じ話をすると、途端に聞く気がなくなり眠くなります」
と説明をしてくれました。
この子はもしや、一度聞いた話を全部覚えてるのか!?みたいな衝撃がその場に走ったわけです。
後から話をたくさんして、おそらく学校で習う内容であればすでに理解できているであろうということだけは分かりました。
個人的な観察では、記憶力というより理解力が半端ないです。基礎から応用に自然に思考が進むので受験までの応用に関してすでに理解できている感じでした。
正確には大学レベルの内容までほとんど分かっていて、そりゃ学校はつまらないだろうなとも思いました。
筆者は生物だけは得意だったので、有名私大や国公立で出題される問題を一緒に話してましたが普通に理解してくれたようで、おそらく現段階である程度の大学まで受かるのだろうなと感じました(笑)
ちなみに先生に対しての敬意は持ち合わせていて
最初の説明はきちんと聞くし真面目に授業は受けるそうです。
ただ、重要な部分の説明など2度目になったりすると、一気に萎えるそうです。
一回でいいのに先生は説明がしつこいんです。のような事を言ってました。
めちゃくちゃ勉強して東大に入るような子はいたけど、ここまでの同級生はいなかったぜ・・・と思いました。
ちなみに一般の人は、食後眠くなると思いますし
寝不足な日は朝から眠くなるし、苦手だったり嫌いな科目は眠くなると思います。
それが大多数です。
この出会いから学んだこと
勉強好きな筆者としては、ここまで頭の回転が早い年下の子と会話するのは初めてでしたし、会う度に話は弾むし、エピソードはものすごくたくさんあります。
たくさんのことを学びました。とても刺激的な子です。
例えば哲学の話とか急に振ってきますからね(笑)
ちなみにその時はエーリッヒ・フロムの考えについてでした。
よりによってそこなんだ!?と思いつつ、たまたま書籍を読んでいたので人生の先輩の威厳は保てました。愛は大事。
・どこまで頭が良くても中学生なんだよな
これが個人的に一番肝に銘じておきたい内容です。読んでいるみなさんはおそらく中学生以上だと思うので過去を振り返ってもらえれば
自分は当時こんな学生だったなー、こんなこと考えてたなーと。
知識ではわからないことはたくさんあるし、社会との関わりはない。
まだ不安なこともあるのに理解力があるせいでそれが表立って出てこない時がある。
一般的なその年齢の子は楽しいことだけしていて他に気なんて回りませんし、重要だと思う考え方やモノの順番も年相応です。
それも含めて可愛い子だなと思っています。
現時点では年齢が倍以上離れているので、親子まではいかなくてもそれに近いくらい差はあります。
次世代っていうと、この子の世代なのかなと思いますし、これからどう育っていくのか非常に楽しみです。
彼のような後輩に色々託せるように自分も活動を頑張る所存です。
資本だけではない成功をし続ける連続起業家になろうと今は考えています。
先生視点の話
主任の先生とも名刺交換をして、その後話す機会が多くありました。
初見の際はなんで一目散に挨拶してくれたんだろう、と疑問でした。
色々聞かせてもらうと
どうやら件の彼は最近の変化が著しく、出会った当時はまだ調子に乗っている側面が目立っていたそうです。
オブラート表現しましたが、要するに授業は真面目に受けないし人の話をまともに聞かなかったそうです。
それでもトップの成績なのでクラスでも浮いてしまうと。
たまたま夢中になれる要素が見つかって
その分野で活動している人と話をしたいし交流もしたいという気持ちが強くなり、そのような態度が出ないけど
学校での態度を社会人の人に対してしていないか心配だったようです。
全然そのような側面を知らなかったので
めっちゃ賢いし提案に対してもよく話を聞いてくれるし良い子だなと思ってましたよ、と先生に話していました。
それはあなた達に興味があるからです、って返されてなるほどなと理解しました。
学校で教えられることは限られてるし
みんなに教えないといけない立場なので飛び抜けた子の対応には限界がある、うまく導いてやってくださいと言われもしました。
自分らでいいのかなと思いながらも、結果と姿勢でその子には見せてあげるつもりです。
まぁ哲学を正しい方向性で理解してるから問題ないとは思いますけどね。
困ったことは先人が大体哲学書に書いてるからって言っておきました(
無責任に放棄しつつ、読み合わせならいつでも歓迎だからどうぞとも言っておきました。
どうしようもない現実に当たった時にそのタイミングを大人達の誰かが見逃さなければ大丈夫です。
言語の限界もそろそろ気がついているだろうし、その先にある領域は経験でもって到達するしかないと考えているので、彼がどのくらいで到達するのか楽しみです。
というわけで
ひょんなことから知り合った学生の話でした。
能力が高すぎて困っている子が世の中にはいるんだろうなと感じました。
世界は広かったり狭かったりしますが、変化を生むのは行動だけです。
筋道のある行動が一番ですが、それがわからなかったら、この人だって思える人の進言通りにしてみるのも一興です。
わからないときはとにかく質問して、それに答えてもらえないならその場のレベルがあなたに合っていないだけ
周りを引き上げるか、もっとレベルの高い人の集まりにいくべき
突出した子に対してはそう言いたいです。
いやー、これだから初めての場所や催しに参加するのはやめられないですね
大当たりを引くと脳が活性化してハッピーな気分で過ごせます。ある種の麻薬!
個人的にあらゆる快楽よりこっちが上なので楽しいです。
まだ見ぬ才能や変わった人とこれからも会ってお話ししていきたいです。
・高学歴学校あるある問題
・東大は滑り止めと真顔でいう高校生
・実は組織の力関係が特殊
・進学校の教育に関しての取り組みと課題
みたいなネタも書こうと思ったのですが、長くなったので次回です。
次回があるかは反響次第ということで!
いや、一番下だけは面白いというか他の教育関係者にも参考になると思うので、これだけは書くかもです。
ここまでの長文にお付き合いお疲れ様でした。
ありがとうございました。
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