松村 慎 | 多国籍クリエイティブチームづくり

株式会社クスール代表。dotFesというイベント主催、IT企業のデザインやプログラミング研修など、教育とコミュニティづくりを中心した会社を運営しています。社員に積極的に外国人を取り入れ、多国籍なクリエイティブチームづくりを目指しています。 https://cshool.jp/

松村 慎 | 多国籍クリエイティブチームづくり

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マガジン

  • 多国籍クリエイティブチームのススメ

    「中小企業こそ多国籍なチームを組み、海外のビジネスを積極的に取りに行こう!」という目的で社内を多国籍化し日々奮闘しています。社内での多国籍チームの作り方やベトナム、インドなどアジアを中心にしたクリエイティブ状況をまとめています。

  • アジアビジネス情報

    インド、ベトナムなどを中心にアジアのビジネスに関する情報を集めてみました。

  • 多言語学習のススメ

    「海外ビジネスをするにはまずはその国の言語を学ぶことから」という気持ちで言語を学んでいます。主にベトナム語、中国語などの勉強方法を紹介しています。

  • 大学でのプログラミング教育奮闘日記

    京都精華大学メディア表現学部でプログラミングのカリキュラムを中心教えており、その中で感じたことを綴っています。

最近の記事

  • 固定された記事

ベトナム人エンジニアを雇って分かった7つのこと

うちの会社にベトナム人を雇ってから1年と少しが過ぎました。最前線でバリバリやってもらっているという感じではないのですが、エンジニアの戦力としてはとても助かっています。 そして、ベトナム人という特性も少し見えてきたので、今後ベトナム人を雇おうと思っている方へのアドバイスという意味も込めて書いてみました。 1. 昼寝をするベトナム人は昼寝をします。ほぼ100%毎日します。 ベトナムで日系会社を訪問したときも従業員のみなさんは昼寝をしていました。オフィスの電気を消して寝ます。

    • 今すぐやってみたいインドビジネス案10個

      去年くらいからインドビジネスが熱い!と言われていますが、どんなビジネスをすればいいか具体的に思い浮かんでいる人は少ないと思います。 もちろん「人口14億人の巨大市場」という切り口も重要ですが、僕が何回かインド渡航している上でやってみたいビジネスを考えてみました。 この中で本当にやりたいという気持ちで考えているのもありますが、半分くらいはただの妄想ですのであまり本気にしないで読んでもらえると嬉しいです。 また、僕の得意分野であるウェブ系、スクール系が多いのは、そちらの知識に偏っ

      • IIT(インド工科大学)にはデザインを学ぶ学部もあります。IIT Bombay IDC School of Designの紹介

        インド工科大学(IIT)という大学の存在は最近よく耳にするようになったと思います。 GoogleのCEOなどを輩出しているインドの理系の大学として有名な大学ですが、その中にデザインを中心に学ぶ学部があるのを知っていますか? IITというのはひとつでの大学ではなく、いろんな地方にそれぞれのIITが存在するのですが、その中でもムンバイにあるIIT BombayではIDC School of Designという学部(正式には学部ではないのかもしれないですが、記事では学部として扱いま

        • 海外進出のタイミングはいつ始めても遅いということはないこと

          2023年2月に3年ぶりのインド訪問をしました。 3年前はコロナ禍がちょうど始まる前で、インドから帰国したらもう海外になんていける雰囲気ではなくなっていたのを覚えています。 そのときは僕はベトナムにも3ヶ月に一度ほど行っており、インドもこれからこれから頻繁に行こうとしているタイミングでした。正直3年もブランクがあって、3年後の2023年にインドに行く前は「インド市場なんて成熟してしまって今から始めても手遅れだ」と思っていたのですが、3年のブランクを経っても訪問しても、イン

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        記事

          プログラミングの受験(情報科目)とはどんなものなのか?

          みなさん、2024年度(2025年1月)から大学入学共通テストに「情報」という科目が追加されたのはご存知でしょうか? これは2022年の初めに決定され、3年後には実施されるとのことです。 この記事を書いている時点(2022年7月)では高校1年生が3年生になったときには大学入学共通テストにはこの「情報」の試験があるということです。 「情報」というのは一体何なのかよくわからないと思いますが、簡単にいうと「プログラミングの知識を含めたIT周りの知識」ということになります。 それっ

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          新しく立ち上がった学部で約1年教えてみて感じたこと

          京都精華大学メディア表現学部(https://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/media/)が2021年4月にスタートし、もうすぐで1年が経とうとしています。授業の準備で毎週てんやわんやの日々が続いていましたが、1年経ってみて(まだ終わっていないですが)少し1年を振り返り自分が何を感じたのかをまとめてみました。 学生は面白いコンテンツよりも問題解決のコンテンツ作りに興味をもっているタイトルに書いている通りなのですが、正直本心はどうなのか僕はまだわからない

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          カナダでエンジニアとして働いてわかった、理想と現実

          随分昔のことですが、カナダのバンクーバーで2年半ほどエンジニアとして働いていました。 2000年の最初のネットバブルの時代で、すごい勢いのあるときと、その後の失速したときとを両方経験したので、そのときのことを書いてみたいと思います。 欧米で働くというと自由な社風や会社のシステムが全然違うとかいろんな話を聞きますが、僕が経験したことで最初に思っていたところと違うところや、実際にそうだったところなど書いてみたいと思います。 なお、僕が働いていたのはアメリカではなく、カナダのバ

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          大学時代にしておいてよかったこと、しなくて後悔したこと

          京都精華大学メディア表現学部での教鞭をとるのがとうとう今週から始まります。まだ学生にも会っても話してもいないのですが、僕も大学生だったことを少し思い出して書いてみようと思います。 まずはしてよかったことです。 1. いろんなバイトをたくさんしたバイトは大学生になったらほとんどの人がすると思うのですが、僕はいろんなバイトをしたのがよかったなと思います。 まずは引越しバイトから始まって、倉庫の荷物運び、スーパーの惣菜作り、ファミリーレストランの厨房、喫茶店、居酒屋、ピザの配

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          25年前の中国を見て、今後の世の中を想像してみる

          僕は1995年〜1997年で中国の天津と昆明に語学留学をしていたのですが、今がちょうど約25年後にあたり、その当時の中国がどのような感じだったか思い出してみたいと思います。 そして今後の世の中がどうなるか少し考察してみます。 まずは僕が留学していた当時の中国を紹介します。 (ちなみに中国でも上海と地方では大きく変わるので、そのあたりはご了承ください。) 1. ビールは大瓶で30円ほどでした昔の留学友達と話す時はだいたい物価の話になります。 その中でも特に物価が安かったの

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          プログラミング勉強を開始するための10個の心得

          2021年の4月から京都精華大学のメディア表現学部というところで教えることになりました。 主にプログラミング方面の技術を教えることが僕のミッションなのですが、来年入学する一年生はおそらくほとんどがプログラミングを学んだことがことなない人たちになりそうです。 ということで、プログラミング未経験者に、プログラミングを学ぶにあたっての心得を書いてみました。 1. 数学ができないからプログラミングができないと思わないよく聞かれるのが「数学が苦手なんでプログラミング難しそう」という

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          2020年の個人的振り返り

          昨年末はアジアでの出来事をまとめて書いたのですが、今年はアジアというよりは個人的な出来事全般についてを振り返りたいと思います。 1. 結局今年海外に行ったのはインドの一度のみでした2019年はベトナムに4回、インド、マレーシア、インドネシアそれぞれ1回と海外に結構な数で飛び回った年でした。 それが今年は2月にインドに1回いったきり、いけていません。もちろん新型コロナウィルスの影響でいけなかったのです。ただ、いけなくても特に問題がないというのは、裏を返すと、2019年はなんの

          転職でWeb業界に入るにはディレクターになるのがオススメです

          僕は自社の講座で教えたり、職業訓練などの転職を目指している人向けに講義をしたりします。 その中にはWeb業界とは違うところからこちらの業界に転職したいという人も多く、「どうしたらWeb業界の職に就くことができるか?」という質問をよく受けます。 そして、僕はいつも「ディレクターというポジションから入るのもいいですよ」と勧めています。 今回はその理由について書いてみたいと思います。 まずはディレクターとは何か?まずディレクターとはどんな職かといいますと「プロジェクトがスムーズ

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          インド人エンジニアを雇って分かった7つのこと

          以前書いた「ベトナム人を雇ってわかった7つのこと」が好評だったので、それに続きてインド人についても書きたいと思います。 インド人エンジニアについては今年の2月から雇うことになり、まだ半年くらいしか経っていません。 さらにこのコロナ禍にあって、なかなか密にコミュニケーションできないですが、それでもいろいろと話していくことでわかってきたことあるのでまとめてみました。 1. 基本イエスマンですまずは仕事のことからです。今、社内にもインド人もいますが、さらにインドにも仕事を発注し

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          多国籍クリエイティブ講師チームでやってみたいこと

          2006年から2019年まで京都精華大学という美術系の大学でプログラミングを中心に教えてきました。 そして2021年の春から再び教鞭をとることになりました。今回は新しくできる学部「メディア表現学部」というところの担当になります。 僕が今取り組んでいる「ビジネス」「プログラミング」「海外」というキーワードを全部取り込んだような学部でとても楽しみにしているのですが、その中でも特に楽しみにしているのは講師陣の国際化です。 今まで僕が「多国籍クリエイティブチーム」というと、主に開

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          インド映画「きっとうまくいく」から見たインドのエンジニア社会の特徴

          もう半年も前になりますが、コロナ禍の直前の2月にインドへ出張へいきました。 インドのムンバイへのフライトは10時間もかかるので、せっかくなので長いと言われているインド映画を見てみようと思い、アマゾンでも評判のよかった「きっとうまくいく」を見てみました。 何気なく見た映画でしたが、これがなんとインド人エンジニアを知るのにとても役立つ内容だという事がわかりました。 いくつか特徴をピックアップして紹介してみたいと思います。 1. まずは映画について「きっとうまくいく」は少し前で

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          コロナウィルス状況下で改めて考えた、多国籍チームの価値とは?

          2019年の冬に多国籍チームについてこのnoteを書き始めてきたのですが、この半年くらいの間に外国人と一緒に働くことの価値が大きく変わってきました。僕も多国籍チームでいることの重要性をずっと書いてきたのですが、それが本当に今後重要なのか、それともまったく役にたたないのか分からなくなってきました。 昨年、何回も海外に出張にいっていたのですが、今は2月にいったきり全くいけない状況ですし、今後も前の状況に戻るのか見通しも立っていない状態です。 それほどこのコロナウィルスの状況は日

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