第839回 ある学芸員の平均的な1日

1、今日は本当にネタがなくてごめんなさい

Twitter上で、

今日の学芸員のお仕事

みたいな呟きを見たことを思い出して、

ならば私は仕事だけじゃなく、プライベートも含めて今日1日の流れをメモ的に記してみました。

そんなの興味ないよ、と言わずに、アラフォー学芸員の平均的な1日がどんなものなのか、嘲笑しながらでもご覧になってみませんか?

2、気づくと1日終わってません?

5時30分 起床

今日は子ども達の二学期が開始する日なので

早めに起こして持ち物のチェックをさせる。

幸い、昨日の夕飯の残り物があるので朝食の準備はそれほどかからない。

ゆっくりとコーヒーを入れて味わう時間はある。

7時30分 出発

学校に向かう子ども達と同時に家を出ようと思っていたのに

僅かの差で先行されてしまう。

夏休みが終わってしまって憂鬱モードの子ども達に発破をかけながら

短い学校までの道を歩くイメージをしていたので少し拍子抜け。

学校の前に立っていた顔見知りの交通安全指導隊さんと軽く挨拶を交わす。

「今日から学校ですね。」

「そうですね。」(苦笑)

こういう咄嗟の会話が我ながら下手だなぁと思いながら

駅までもう少し歩く。

夏休み中、学生が居なくて空いていた電車も普段通りに戻っている。

電車に乗っている時間はわずか7分。

この通勤時間が短いことが現在の仕事の最大のメリットかな、とも思っている。

電車通勤だと規則正しい生活リズムが構築できて嬉しい。

職場に着くと普段は軽く掃除をして、始業まで本を読む余裕があるのだが、

今日は10時に県庁で打ち合わせがあるので、その前に済ませておかなくてはいけない仕事があって余裕がない。

そう、現在の職場では毎朝出勤簿にハンコをつく前に、体温を申告する用紙に記入が義務付けられている。

新型コロナウィルス感染が拡大してからの泥縄式だが。

それにしてもアナログ満載の雰囲気。

PCを立ち上げてメールを数件返信した後、

昨日修正を指示されたスポーツ施設の修繕にかかる入札関連の文書を

担当課に再度のチェックをお願いしつつ、

出張用の公用車の鍵を借りる手続き。

これまた紙の台帳管理というアナログ全開。

庁舎から徒歩5分くらいの距離にある駐車場で公用車に乗り込み県庁へ向かう。

道路状況は問題なく、予定通り約束の15分前に到着。

相手方の執務室前には5分前に着くという完璧な時間管理。

お昼近くまでみっちり打ち合わせが掛かったので

県庁側の定食屋で昼食。

選択肢がカレーと焼き魚定食、唐揚げ定食だったので、

カレーを選んで後悔した。

豪華なカツカレーだったのだが、脂分が多かったのかちょっと胸焼け気味。

そうは行っても午後いちでお寺で修理工事の現場確認と打ち合わせがあるので

慌ただしく移動。

打ち合わせでは想定外の事態にどう対応するかという難題。

結局は現場では判断できないレベルなので文化庁の調査官を呼んで見てもらうしかないのでは、という結論。

そこからまた15時30分からは、学校の先生たちと出前事業に関する打ち合わせのため移動。

こちらは1学期に実施できたことの振り返りと2学期の予定の確認なので問題なく終了。

ようやく役所の自席に戻って事務仕事。

とは言っても残り時間が少なくたいした仕事もできずに定時に。

今日は子ども達を学童に迎えに行く日なので早々に退勤。

田舎の我が町ではこの時間でも最後のお迎えだったりする。

駅から自宅までの僅かな時間に子どもと手を繋ぎながら歩く時間は

とても貴重だな、と改めて思う。

家に帰ると、子ども達の宿題をチェックしつつ、夕飯を作って

お風呂に入れて、寝かしつけたら、9時だ。

相方が帰ってきたので、軽く晩酌しながら会話。

そこから後片付けと洗濯をしていたら、もうこんな時間だ。

noteは書きためておけばよかったと後悔しつつ、

残された今日の時間でかけること、に思いを馳せて、今に至る。

あぁ、今日は日課にしているSwitchでリングフィットもできなかったな。

スマフォゲームのFGOの夏イベ進めてないな。

推しの声優さんの配信はいつ再開するのかな?

明日こそは早起きして庭の草刈りしないと。

今日は全然本を読んでいないぞ…


そんなこんなで今日も1日が終わります。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。


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