30年後、美味しいコーヒーが飲めなくなる?
コーヒー2050年問題について
コーヒー2050年問題とは、温暖化による気候変動で、コーヒーの栽培地が減少してしまうことを指します。収穫量の減少や品質の低下、生産者が不足することで、コーヒー豆の収穫量が不足し、コーヒー豆の価格は高騰すると懸念されているのです。
コーヒー2050年問題で具体的に起こること
皆さんご存じの「KEY COFFEE」が、この問題に関して記事を出していますので、その内容を引用しながら、述べていきたいと思います。
引用元の記事によると、
・現在、コーヒー大消費時代(2013~2017年の4年間で400億杯分増加)
・気候変動等により、品質の低下、生産量の低下、生産者の減少が起こる
・30年後(2050年)には、アラビカ種の栽培地が50%減と予想されている
ということが記されています。
「アラビカ種」というのは、コーヒー豆の種類になります。コーヒー豆は主に「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類に分類されます。
非常にざっくりな分け方ですが、
〇アラビカ種:高品質な品種。スタバやコーヒー専門店でよく用いられる。(例えば、ブルーマウンテン、キリマンジャロ、ゲイシャなど…)
〇ロブスタ種:病気に強い。缶コーヒーなどによく用いられる。
と、特徴分けをすることが出来ます。
コーヒー2050年問題が現実に起こってしまうと、
「美味しいコーヒーの価格が上昇する」
「そもそも美味しいコーヒーが飲めなくなってしまう」
という懸念が想定されます。
コーヒーは嗜好品ですから、コーヒーが飲めなくなったとしても、我々は生きていけなくなる訳ではありません。しかしながら、コーヒーベルトと呼ばれる、赤道近くの地方の国(エチオピア、コロンビアなど)は、職業の大半がコーヒー関係の仕事についており、全世界的には、多くの人の生活に大打撃を与えることとなります。
2050年問題に対して私たちができること
コーヒー2050年問題に対して私たちができることは何でしょうか。コーヒーの消費量を減らせば、解決できる問題でしょうか。我々がコーヒーを飲まなくなってしまうと、コーヒーベルトで生活している人たちの職がなくなってしまうので、好手ではないでしょう。
一つ、簡単にできるのが、「フードロスをなくす」ことかと私は考えます。「買ったコーヒーを賞味期限前までに最後まで飲み切る」ことで、持続可能な社会に、ほんの少しだけでも手助けができるのではないかと考えています。「食品ロス」に関しての記事を1つ引用いたします。
私は、普段からSDGsに関して常に意識しながら生活しているような、模範的な人間ではありませんが、キャンプとコーヒーが好きなので、「自然ありきのキャンプ、生産者ありきのコーヒーをずっと楽しんでいきたい」と思っています。
そうした中で、「買ったコーヒーは最後まで飲み切る」ということは、環境への貢献度としては大変小さなことかもしれませんが、出来ることはやってみたいと考えています。皆さんは、いかがでしょうか?
コーヒーを豆で買う=フードロス削減?
tunaProductsでは、あえてコーヒー粉の販売はせず、コーヒー豆のみの販売としています。理由としては、コーヒーが美味しく飲める目安が、
・コーヒー豆:焙煎から1か月程度
・コーヒー粉:焙煎から2週間程度
であり、より長期保存に適した形で、お客様にお渡ししたいというのが理由です。
コーヒーはお酒のように一日多量に飲むことはできません。ですから、「美味しいコーヒーを最後まで飲み切る」為には、「長期保存が向いている方が絶対良い」です。結果的に、フードロス削減へのほんの(ほんとにほんの)一助になってゆくのではと考えます。
さいごに
フードロス削減や環境問題など、非常にまじめな問題も取り上げましたが、単純に「コーヒーは豆から淹れる方が香り高く、断然美味しい」です。
少しだけ背伸びして、
豆から淹れたコーヒーのある生活を始めてみませんか?
【tunaProducts コーヒー豆 通販ショップ】
引用記事
〇記事タイトル:コーヒーの2050年問題
・引用元URL:https://www.keycoffee.co.jp/sustainable/2050.html
・最終アクセス:2023.03.07
〇記事タイトル:健康情報(山梨県厚生連)
・引用元URL:https://www.y-koseiren.jp/special/food_nutrition/3789
・最終アクセス:2023.03.07
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?