勉強について、男女でかけられる言葉が違うという、問題
例えば、勉強について、よく言われる言葉について友達と最近話した。
『女の子はコツコツ型。男の子は部活が終わったらグーンと成績が伸びます。』
これは、女の子は、常日頃から、将来に対する不安を押し付けられているからではないかと、思うんだけど、、、と友達。
なるほど、それはとても興味深い。
男の子は、どうにかなるように感じる。だから、日々コツコツ勉強しない傾向がある。
例えば、私の母校では、男子生徒の浪人を選択する率が異常に高かった。
最初が成績が悪くてもどうにかなってしまう可能性があるのだ。
生理に煩わされることなく、受験本番も、自分が持てる最大限の力を発揮することができるから。
でも女子生徒はどうか、体調不良やインフルエンザ、ほかにも男女共通のアクシデントはあるけど、女子生徒のほうが降りかかってくる可能性が高い出来事が多く想定できる。
だから、想定できないことが起こっても、できるだけ被害を最小にとどめられるように、女子生徒はコツコツと勉強を積み上げる。
例えば、高校生の時、センター試験の当日、痴漢が増えるという話を聞いた。それは、会場に急いでいかないといけないから、通報したり、被害届を出す人が少ないから。という理由を聞いて、シンプルにずるいと思ったことを鮮明に覚えている。そして、それを話していたクラスメートの男子の自分には全く関係がないという、安心しきったへらへらした顔も。
ほかにも、例えば、女子生徒に将来の夢を訪ねると、看護師、教師、公務員など。
今、女性に期待されている出産、育児のためにいったん職を離れても、復帰があまり困難ではなくて、お給料が安定してもらえる仕事を言うという。
一方、男子生徒に将来の夢を聞くと、実現不可能なことをよく言うらしい。
自由に自分がやりたいように夢を追いかけることができる傾向が強いように見える。
これから、大人になっていく子たちが自分が描く未来を、つかめますように。
そして、私たちの次の代には、そのしがらみが少しでもなくなりますように。
そのために、私はひとつひとつのことに心を動かして考えていきたい。