tuna

缶の中身のツナです

tuna

缶の中身のツナです

最近の記事

アイザックくんアニソン大好き疑惑

…と言っても100%いわゆるマッチポンプです! 紫龍とブラックドラゴンの死闘でかかった神曲ですね。ヒット曲集1に収録。 愛を棄てる~♪君より死を選ぶ~♪ という最高のパンチラインが永遠に色褪せない影山ヒロノブのハードな一曲! 冥王ハーデス篇ミニドラマCDに収録です。 …というのもまあ、ダグラム→塩山紀生→トルーパー→星矢、という連想ができなくもない!…かも! というわけで第10話、ぜひBGMとともに読み返してみてくださいね♪ たった2ページの間にどうやって3曲流すのか

    • 聖闘士星矢とわたし その5

      その4のつづきです。 前回書いたとおり、星矢が終わってまもなく中学生になったツナ缶ちゃん、ここからしばらく格闘ゲームとかその他色んなものに浮気しまくり、車田漫画とは距離を置いた十代を過ごしました。 サイレントナイト翔もあかね色の風もエビルクラッシャー魔矢もビートエックスも、雑誌や単行本で見かければサラッと目を通してはいたのですが、より小難しいもの、エクストリームなものに惹かれがちな思春期の背伸びメンタルにとって、かつての星矢のように没頭できるコンテンツではなくなってしまってい

      • +4

        Twitterに上げた画像まとめ その2

        • +30

          Twitterに上げた画像まとめ その1

        アイザックくんアニソン大好き疑惑

          総帥のヘルガに対する絶対的信頼すき

          総帥のヘルガに対する絶対的信頼すき

          我が名はG(ジェネリック)

          ※最後の方まで読むと2024年7月発売のチャンピオンREDに掲載された『海皇再起』第10話のネタバレが出てきますので一応注意してください、念のため。 去年の話ですけどツナ缶ちゃん、知り合い何人かと飯を食った時に、友人の文筆家氏が次の単著を出すならどんなのにすべきかって話題になり、チミはホラあれだよエヴァブームの90年代末から今世紀初頭ぐらいに出た、いわゆるポストエヴァ的と評する他ない近隣ジャンルのアニメ作品群について関係者インタビューを交えて総括するやつ早くやれよ、タイトル

          我が名はG(ジェネリック)

          スピたち

          今回は海皇再起の敵、英魂士(スピリット)についてです。 本作は東映まんがまつりがモチーフになっているので、敵組織はこじんまりまとめようというコンセプトでした。また「大ピンチから鱗衣をパワーアップして逆転」という段取りを海将軍7人分こなすにあたって、7対7で7回同じことをやるのは、描く方も読む方も流石にしんどい。敵をメチャクチャ強くする代わり人数は5人くらいに絞り、チーム戦で攻略させるのが妥当だな、となりました。 しかし一応ポセイドン軍では黄金聖闘士のポジションにある海将軍たち

          スピたち

          エスパー&弾撃ち問題

          さて前回、イオは実際に何をしているのかしつこく追求してまいりましたが、ふと我に返って思うのは、「イオは全然何やってるか分かるほう」ということです。 聖闘士星矢の必殺技を俯瞰しますと、どれも当たり前に我々の知る物理法則から逸脱してはいるのですが、その性格において量的な逸脱と質的な逸脱に大別できるように思います。 量的な逸脱とはいわば現実の誇張で、例えば単純打撃系の必殺技。これらは流星拳からギャラクシアンエクスプロージョンまで、拳足の速度をひたすら上げていった先に音速や光速があ

          エスパー&弾撃ち問題

          イオ、実際は何してるのか問題

          スキュラの聖獣拳って、イオ本人そっちのけで獣たちが瞬を攻撃しているように描かれていますよね。見た目どおり、獣のオーラが敵に襲いかかっていると考えてもいいのかもしれませんが、実際にはイオ自身の体術…パンチやキックによる攻撃で、それを獣のイメージで表現していると考えた方が、聖闘士や海闘士の闘いには相応しい気がします。 というわけでタイトルどおり、「イオの技は実際には何をしているのか」を、ツナ缶ちゃんは子供の頃から考えつづけてきました。嘘です。子供の頃に一度匙を投げて、最近『海皇再

          イオ、実際は何してるのか問題

          真鱗衣(まりえ)ちゃん

          今回は表題どおり、マコト・ウロコ・コロモと書いて真鱗衣、Archscaleと書いてアークスケイルと読む、『海皇再起』のメイン商材(予定)の誕生について書きます。 以前書いたとおり、当初は「アトランティスに隠されていた地上侵攻用のパワータイプ、重鱗衣(ヘヴィースケイル)」として構想されていたものの、第2案で海将軍が敵から主役に変更されたため、こちらも「ポセイドンの血を浴びたことで変化した鱗衣」に変更されました。 この時、聖衣と同じように神鱗衣でゴッドスケイル、としても良かったん

          真鱗衣(まりえ)ちゃん

          ギリシア神話のように、とはいうけども の巻

          聖闘士星矢とは何か、というと「ギリシア神話をモチーフにした現代伝奇バトル漫画」というのが最大公約数的な説明になると思います。 実際、ギリシア神話への興味の入口が星矢だったという人は少なくないでしょう。小学生のツナ缶ちゃんもそうでした。星座と神話の本を何冊か読んでみて、なるほど本家はこういうディテールや広がりを持っているのか、星矢が扱っているのはごくごく大枠の部分だけで、なんなら神々のキャラクター性とかはガン無視なんだな…と当時はっきり言語化したわけではありませんが、大まかに理

          ギリシア神話のように、とはいうけども の巻

          考えまとめコラム ポ編終盤の速さ、光速か?って話

          バトル漫画で巨大な敵との激しい戦いのさなか、その裏に隠された陰謀、真の黒幕みたいのが暴かれる展開、しばしばありますね。まあ暴くのは誰でもいいです。主人公がメインプロットを進めるかたわら、別動隊の仲間が謎解き方面に行くとか。とはいえ大体、そこで暴かれた重大な真実というのは最終的に主人公側に適切なタイミングで共有され、ストーリーの中心に躍り出るのが定石だと思うんですね。それによって真のラスボスが浮かび上がってくるインフレ的な展開もあれば、新事実の発覚によってそれまでの仲間に新たな

          考えまとめコラム ポ編終盤の速さ、光速か?って話

          海将軍たちの過去について

          『海皇再起』の成り立ちでも書いたのですが、とにかく本作最大の難関は、「星矢本編では大いに謎に包まれている海将軍たちのディテールを自分の手でデッチ上げなくてはならない」ということに尽きました。 かつてのやられ役を主役に転向させる上で、彼らの背景ーーどのように生まれ育ち、なぜ地上粛清を唱える神に仕えたのかーーの描写は、大なり小なり必要になってきます。 先日雑誌掲載されたエピソードで一応全員のノルマを達成した形になったので、各キャラクターについて思うところを書き残しておこうと思いま

          海将軍たちの過去について

          聖闘士星矢とわたし外伝 『海皇再起』の成り立ちまとめ

          時は流れて2020年の7月(流しすぎたので、たぶんあとでまた戻ります)。 社会人生活ももうすぐ20年目になろうというツナ缶ちゃん、なんかこう人生に一度くらいは星矢の漫画が描きたいな…と、いきなり思い立ちました。とはいえ当時は前職でのお勤めが普通に忙しく、商業漫画の連載はちょっと無理な状況でしたので、誰に見せるでもなく構想メモやイラストを書いていました。内容的には「色々あったけどあれから時は流れて現代…」という、聖闘士星矢Ω的な新世代路線。この時点ではあくまで趣味の範囲でしたね

          聖闘士星矢とわたし外伝 『海皇再起』の成り立ちまとめ

          聖闘士星矢とわたし その4

          その3のつづき、第一章最終回(なにそれ)です。 アスガルド編という、アニメ誌とかで事前情報に触れることのないキッズにとってはデカすぎるサプライズを挟んで、ツナ缶ちゃんが3年生から4年生になる頃、星矢のアニメは終わりました。 最終回、カノンの贖罪やソレント&ジュリアンの旅立ちがカットされてしまう駆け足っぷりには正直ちょっと拍子抜けでしたが、ラストシーン、星矢と紫龍の間で妙にウットリしてる私服のシャイナさんが完全に正ヒロインの風格だったのが印象深いです。 星矢が終わっても、バ

          聖闘士星矢とわたし その4

          聖闘士星矢とわたし外伝 慟哭! ひいじいちゃん

          慟哭、というと工藤静香の歌、もしくは「本当は裏切っていないのに裏切り者の演技をキープしなきゃいけない境遇の人たちが心の中で血の涙を流すこと」だと思っている人も多いことでしょう。 星矢を読みすぎている人は大体そうなんじゃないかと思います。 しかし実際のところ「慟哭」の意味は「悲しみのあまり、声をあげて泣くこと」だそうで、声ひとつ出さずに血涙を絞り出していた三人組とはちょっとイメージが異なりますね。 大の大人が声を上げ、肩を震わせて泣く場面というのはそうそう来るものではないですし

          聖闘士星矢とわたし外伝 慟哭! ひいじいちゃん