コロナ禍の中、何をしてた?
毎月1つテーマを決めて、ツナグムに関わる人が見ている風景をお届けしています。
新型コロナウイルスの影響を受け、緊急事態宣言が出されてから早2ヶ月。5月中旬に宣言が解除されてからは、まちにも少しずつ人が戻ってきました。
コロナ禍に関わらず、ツナグムはもともと働く場所をオフィスに限っていません。オフィスに社員全員が集まるのは、月1回のみ(それすらもコロナ禍の中、オンラインに移行)。それ以外は、自宅でもコワーキングスペースでも、はたまた旅先でも。一人ひとりが働く場所を選択して仕事をしています。
それでもコロナ禍の中、全ての仕事がオンラインに移行し、気軽に外出できない日々によって、仕事の仕方もライフスタイルもガラリと変わりました。
環境の変化を受け、ツナグムでは「コロナ一時金」として社員全員に一律3万円を支給。働きやすい環境づくりや、応援したい人たちを応援する資金として使ってもらえるようにしました。
在宅が続いた4月〜5月、ツナグムの人たちがどのように過ごしていたのでしょうか。お金の使い道も含めて聞きました!
西陣でけん玉ブーム到来中!?
タナカ:僕は西陣や京都界隈でつながりあるお店のテイクアウトや企業のクラウドファンディングに使いました。あとはけん玉を新たに購入しました。コロナも一つのきっかけでしたが、運営しているコワーキングで仕事の合間にはじめた方々がはまりだし、いつのまにかそれぞれがマイけん玉を購入するまでになりました。ニュースでもけん玉が話題になっていたのでこれから西陣でけん玉ブームを起こしていきたいと勝手に思っています。
亀岡の作家さんの作品を購入
並河:地元の作家さんに洋服と写真立てを作ってもらいました。亀岡で過ごす時間が増えたので、昨年度から体験プログラムや周遊プランの開発等を行ってきた「Harvest Journey Kameoka」から派生して、一般社団法人設立へ向けた準備をしていました。
D2Cで在宅勤務に適した服探し
北川:買い物に行けないので、D2Cブランドで在宅勤務に適した服を購入しました。自宅で仕事をするメリットは、掃除や料理、昼寝なども隙間時間にできること。しかし、その度に服を着替えるのは面倒です。そこで、ガシガシ洗えて、着心地が良くて、オンライン会議や取材でもちゃんとしている感を出せる服を買いました。特に「ALLYOURS」の服が大活躍中です。
丹後の飲食店を応援
藤本:3万円は、京都移住コンシェルジュとして深く関わってきた、丹後地方の友人達が立ち上げた「たんくらふぁーーーーん」に使いました。このクラウドファンディングは、新型コロナウイルスの影響により経営の危機に瀕する京都北部・丹後半島の飲食店をサポートしたいと立ち上がったものです。未来の食事券「ふぁんチケット」を購入したので、丹後に行った時に、おいしい魚介類を堪能したいと思います。
京都北部で土地探しと株購入
小谷:外出自粛中は、車に乗って土地を探していました。今は賃貸マンションに住んでいるのですが、娘が大きくなってきたのでそろそろ家が欲しいなと思って。あとは、これから上がりそうな株を購入しました。プラスになるといいな(笑)
大人のLEGO遊びとふるさと納税
片山:まだ完成していませんが、LEGOを買いました。イギリス・ロンドンのウェストミンスターにある「トラファルガー広場」を作っています。他には、ふるさと納税「大阪府新型コロナウイルス助け合い基金」に寄付しました。新型コロナウイルス感染症によって、行政対応の迅速さや施策の違いが浮き彫りになりました。僕は大阪府の対応が素晴らしいと思ったので、医療従事者の支援に使ってもらいたいと選びました。
GWは「旅するおうち時間」で旅気分
田村:「地域仕掛け人市」の実行委員仲間が立ち上げた「#旅するおうち時間」に使いました。これは、ゴールデンウイークの6日間、旅先となる6つの地域から、毎日とっておきのものが届くもの。三重の尾鷲や石川の七尾などから、おいしい食材が届いて、家族で楽しみました。
在宅時間が増えたので、料理をする回数も増えたのですが、その分プラスチックゴミが気になるようになって。繰り返し使える、みつろうから作った天然ラップ「aco wrap」を買うなど、暮らしにいい変化がありました。
「買い物は投票だ」とのフレーズを耳にすることが増えましたが、今回のような非常時にこそ、自分にとって大切にしたい物事や価値観が浮き彫りになりやすいものです。
ツナグム一人ひとりのお金の使い方から浮かび上がってきたのは、応援したい人や会社、まちのためにお金を使う姿でした。また仕事を通じて、素敵なご縁をたくさん頂いているのだなと改めて実感する機会になりました。
ツナグムへのお仕事のご相談、メディア掲載などのご連絡は、info@tunagum.comへ。