アマビエ
江戸時代後期に、肥後の国、海の中から姿を現し、疫病が流行した際には、私の姿を描いた絵を人々にみせて広めよと言い伝えがあり、姿を見るものは無病長寿になるといわれている。
ということで、コロナを吹き飛ばすように、お菓子・うちわなどいろいろなものにとりあげられました。
三二商店の方たちは日ごろから信心深い方ばかりで、社長の企画でアマビエの湯飲みがつくられました。
アマビエの特徴
長いくちばし・・・海の中で獲物をすばやく捕まえることができ、豊作の予言につながった。
長い黒髪・・・妖怪にもよく描かれ、厄災を避け払う人魚のようである。霊界と人間界をつなぎ、海の中でも存在感が大きい印象を与える。
水びれのある耳・・・世の中の波長をとらえ、まるでラジオのチューナーのような役割をすると考えられる。
きらびやかな眼・・・特徴のある菱形で現在の世だけでなく、三世十方世界を見渡す。
胴体のうろこ紋・・・人魚を連想させ、夜空にきらびやかに光ると伝わる。月夜には蛍のような存在感をだす。
三本の脚・・・天界、人間界、霊界を渡り歩くことができる尾ひれのような特徴のある脚。
アマビエの絵の裏には祈りの言葉
護摩を焚いて祈祷をした証
人間の力が及ばないと感じたとき、人々が救いを求め意味づけをしたものを登場させたのでしょう。
湯飲みを使う機会がめっきり減りましたが、仏様・ご先祖様へのお供えとして使うのにもぴったりかもしれません。
祈りは、目に見えないエネルギーを発し力を与えてくれることを、先人は知っていたのでしょう。
今、私たちがいるのは、生き延びた先祖がいるから。そんなことを考えてしまう今日この頃です。
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