和せいろ料理 ポテトサラダと鶏ハム
蒸し料理をもっと身近に
栄養バランスのよかったといわれる、1975年代の調理法は、煮る、蒸す、生が多かったそうです。今の多くは炒める、揚げるになっています。実際、せいろを使うようになるまでは、炒める料理を多くしていました。蒸し料理を始めて驚いたのは、素材の旨味をよく感じられること。そのため、調味料もほとんど使わなくてもよくなりました。
不思議なもので、市販の総菜や外食の味付けを濃く感じるようになりました。蒸している間は、何もする必要はありません。
そして、野菜を蒸して常備しておくと、つけ添えやサラダ、お弁当用、物足りない時の一品として活用できます。もっと蒸し料理を活用できるように、いろいろやってみようと思います。
ポテトサラダ
ジャガイモと卵に玉葱、きゅうりの塩もみ、ペッパーポークハムを加え塩とリンゴ酢で味付けをしました。
鶏ハム
塩糀で1日漬け込んだ鶏のムネ肉を一枚ずつクルリと巻いて蒸し上げました。
材料
【ポテトサラダ】
じゃがいも3個
ペッパーポークハム 3枚
きゅうり 1本
玉葱 1個
卵 2個
塩 りんご酢
【鶏ハム】
鶏むね肉 2枚
塩糀
手順
一口大に切ったジャガイモとアルミホイルで包んだ卵2個を浅いせいろに入れる。
沸騰した鍋に蒸し板をのせて、浅いせいろをのせる。
浅いせいろには蓋をしておく。
蒸している間に、ペッパーポークハムを切り、きゅうりは半月の薄切りにしてボールに入れ塩を振る。玉ねぎは千切りにしておく。
25分でジャガイモに火が入ったので、切った玉ねぎを入れたボールに蒸しあがったジャガイモを入れリンゴ酢をふた回し入れジャガイモをつぶすように混ぜる。そのまま放置して余熱をとる。
1日塩糀に漬け込んだ鶏のムネ肉の皮をとり、細い方からくるっと丸めラップでつつむ。バットの上に包んだムネ肉をのせて浅いせいろに入れる、
沸騰した鍋に蒸し板をのせてせいろをのせ蓋をして20分蒸す。
余熱がとれたジャガイモに蒸した玉子を玉子切りで細かく切って入れる。
ジャガイモの入ったボールにきゅうりは水をしぼって、切ったペッパーポークハムを入れ混ぜる。味見をして塩がたりなければ追加で入れる。
蒸しあがった鶏ハムを切る。
まとめ
ジャガイモの硬さは好みで、蒸し時間を調節してください。
皮が気になる方はむいてから混ぜるとよいです。
玉葱の辛みはジャガイモの余熱でとれますが、気になる方は入れない。または量を少なめにしてください。
きゅうりの塩もみの塩とペッパーポークハムの胡椒で味が加わっていますが、普通のハムやきゅうりを入れない場合は、塩と胡椒で味を調整するとよいと思います。
余ったポテトサラダを食べるときは、追加でマヨネーズを入れるなど味の調整をするとよりおいしく召し上がることができます。
今回、鶏ハムは温かいうちに食べましたが、冷めるまでおいておいた方が味が落ち着きました。
塩糀ではなく、肉の分量の1%の塩をまぶして冷蔵庫で1日おくのでもよいと思います。
この様子はYouTubeでご覧いただけます。