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疑念は苦悩となる心の障害

バガヴァッドギーター 本読み会33回目

毎週火曜日8:30〜9:00にzoomでのバガヴァッドギーターの本読み会。

始まったのは2023年の9/14だったので、ちょうど1年が経ち、現在は46回目が終わりました。

33回目が終わったあとに、楽しみとしてnoteに書くことにしました。

本はこちらを使ってます
科学で解くバガヴァッドギーター


オンラインは便利ですね。
肉体はここにありながら、超能力がなくても遠い人とも交流できるなんて。


インターネットという科学の恩恵を有難く使わせていただいています。これも神様からの贈り物だと思います。


リアルに実体でもメンバー達と会いたいと思い、オフ会も企画しました。今から楽しみです。

私なりに感じたことを書き綴っています。共感いただけたらとっても嬉しいです♪


第四章 智慧による行為からの解放

今回は33節〜42節。これで第四章が終わりです。

個人的にグッとくるところが多かったです。ジーン…


本の表現が“汝”となっていますが、わかりやすく“あなた”という言葉や、わかりやすい表現に変えてみますね。そのほうがグッとくると思います。


1.不平不満もあなたが創り出す

4-35
智慧はあなた自身の中に宇宙(万物)があることを、あなたに認めさせるのである。

この世界とはあなたの外にあって別のものであると錯覚している、あなたの問題に気づかせてくれる。

戦争も集まったすべての者たちも、全て、あなたが創造したものである。

あなたの心の中の暗闇を払い除くことによって、あなたは我(神)をあなたの中に全宇宙を我(神)の中に見るのである。なぜならば、あなたと我(神)とは別のものではなく、我々は合一しているから。

科学で解くバガヴァッドギーター


素晴らしいこと、心地よいこと、
楽しいことだけを自分が創り出すわけではありません。


嫌だなあと思うこと、ムカっとくること、ショックなことも、自分が創り出す。


自分の中の価値観、正義感や使命感といった、執着とこだわりが果たされないこと、自分の思い通りに進まないこと、そのギャップが、


嫌なこと、ムカつくこと、ショックなことを創り出す。


なんのこだわりも無ければ、ギャップはありませんから。


正義感や使命感を感じるのは、与えられたものではなく、自分の都合で創り出したものなのだから。


目の前にあることが、ありのまま、あなたに与えられた役割こそが、神が与えた私の使命。

神と私は合一のものなのだから、不平不満なく役割を果たすことは神事だと思います。


2.最高の浄化具は智慧の火

4-37
燃え盛る火が薪を灰にするように、智慧の火(ジナーナ・アグニ)もすべての業(カルマ)を灰にする

4-48
この世にあって、智慧ほどに(行為を)浄化するものはない。ヨーガ修行を成就させたものは、やがては自己のうちにこの事実を見いだす

科学で解くバガヴァッドギーター

肉体はいつかは火で灰になるけれど、
自分の作ったカルマは火では燃やせない。


だとしたら、来世や来来世…へと持ち越して果たしたい?果たしたくない?


私はもういいわー、ノーサンキューです。なので、今生でヨガを通じて智慧の火を熱く燃やして、カルマを浄化(昇華)させたい!笑


3.脳みそお花畑で生きよう

4-40
否定的な考え方は身を破滅させ、悲観論将来をダメにさせ、楽観的な生き方こそが幸運を生む。
疑惑を抱くのは、無智な心が感覚器官を満足させようとすることが原因。

科学で解くバガヴァッドギーター

この三拍子わかりやすい!
覚えておいて。

否定的思考→破滅
悲観的思考→将来がダメに
楽観的思考→幸福

ハッピーなお花畑な脳みそでいきましょ♡

あなたはどれが優位ですか?


4.疑念は苦悩となる心の障害

4-41
神への献身と無執着からなる。ヨーガによって諸々の行為を捨てた者と智慧によって、その疑念を消し、真我のうちに安らいでいるものとを、行為は束縛しない。

科学で解くバガヴァッドギーター


私という都合は脇におき、
神への献身と無執着に生きること。

これは結構ハードル高いように私は思いますが、どうでしょう。

熱い信仰心のある方には自然とできていることなのでしょう。


もう一つはヨーガの生き方。
それは、はて?(←朝ドラ 笑)


成功に執着せず、結果は神へ。
成功も失敗も同じ、賞賛と批判も同じ、損も得も同じものとして、平らな心で自分の役割を果たすこと。


私は俗世の人間界の者なので、後者のヨーガの道が合ってるように思います。

4-42
疑念はあなたを破滅させる。疑念は無智さから生まれ、悪人の心にも献身的な弟子の心の中にも必ず生きている

科学で解くバガヴァッドギーター



疑念(疑い)というのは、
ヨーガスートラ1章30節に出てくる、心を邪魔する9つの障害のうちの一つです。


疑念とは、相手が間違っているのではないか?きっとそうに違いない、と、自分の妄想を元に推論すること。


疑念があると、苦悩となります。
心の障害なので。


心の苦しみ、落ち込み、動揺、息が不規則になる。この1〜4つの症状が現れます。


私自身も経験があるので、そうだなぁと思います。


4つの症状がある時に、自分に当てはまるか観察してみてください。面白がって観察してください。笑


疑念は悪人にも献身的弟子にも必ず生きている。


誰にもあること。それが表にどの程度現れているかの違い。そう思うと気楽です。


クリシュナ神にとって、全ての智慧を求める者は弟子ではないでしょうか?


いまこれを読んでいるあなたも。




時空を超えて、今ここに、クリシュナ神と繋がっていると感じずにはいられない!


次回は第五章〜行為の放棄です♪


由紀子

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